6.《ネタバレ》 アキラまきをしていない中尾彬なんてっ(しくしく) 【センブリーヌ】さん [DVD(邦画)] 5点(2012-05-03 14:36:27) |
5.《ネタバレ》 推理小説の映像的解説としては、かなり良く出来ていると思う。事件の細かい要素もちゃんと描写している。だが映像的解説すぎて、人間のドラマの部分が若干、稀薄。一柳賢蔵の性格を納得できるかどうかで、この物語はアリかどうか別れるのだと思う。そういう意味でも、残念な映画。予算が無かったのかも知れないが、もうちょっと時間をとって、人間を描けていたらと思う。 【Tolbie】さん [DVD(邦画)] 5点(2012-04-23 17:55:24) |
4.岩井俊二監督の証言によると、この「本陣殺人事件」は、晩年の市川崑監督で再映画化の話が進められていたようですね。正直「犬神家」リメイクよりそっちの方が観たかったかなあ・・・なんて。ATG製作という事で低予算映画にもかかわらず、意外なほど丁寧に作られていたのには感心しました。いまやテレビバラエティ番組の重鎮中尾マフラー彬氏のヒッピー風金田一も、こういうアプローチの仕方もあっていいのかなって私は許容範囲内。ただ豪華キャストが見得を切ってケレン味たっぷりの大芝居を見せる、一連の市川監督版横溝金田一シリーズを見ている人間にとっては、今ひとつ盛り上がりに欠け物足りない。鈴子役は今なら栗山千明か。何故か音楽担当がデビュー前の大林宣彦監督なのも一興。言われてみれば旋律がそれっぽい(笑) 【放浪紳士チャーリー】さん [DVD(邦画)] 5点(2009-04-03 11:44:21) |
3.制作費が乏しいのはいいとしても、達成感が乏しすぎるのは如何なものか。ハマる程の面白さは無いものの、雰囲気は出てたと思う。中尾彬、若いなぁ。 【aksweet】さん [DVD(邦画)] 5点(2007-01-10 16:10:28) |
2.「犬神家の一族」の前年、横溝正史ブームの先陣をきったのが本作だったんですねぇ…。メジャーの横溝作品に比べると、いかにもなATG臭さが全編を覆ってましたけど、この耽美的世界観は横溝作品にぴったりの様な気もします(顔が1/5位しか見えないカツラの高沢順子が怖~)。それにしたって、本来なら金田一耕助が関係者一堂を集めて真犯人を特定するのがセオリーの筈。しかし本作は、終盤にダラダラと真相が明かされていくので(一部は犯人の独白)カタルシスが非常に小さい。この高林陽一の娯楽に背を向けた作風が、ATGのATGたる所以でしょうか…、5点献上。 【sayzin】さん 5点(2005-03-24 00:06:07) |
1.《ネタバレ》 原作は横溝正史のベストワークと呼んでも差し支えない程の秀逸な出来。石燈篭や水車、琴や日本刀等など日本の様式美に拘ったトリックの鮮やかさは勿論「三本指の男」などの胡散臭い戦後のドサクサっぽいタームが満載なのも横溝原作の持ち味。しかーし!本作は何と時代設定が戦後間もなくから現代(70年代)へと変更されており、こともあろうに中尾彬の金田一耕助は”ジーパン”を着用しているではないかぁ!!何というセンスの悪さ!ムードぶち壊しじゃあ~~~!!しかーも、鈴子役の高沢順子が原作のイメージと全く一切てんでちーーーっとも合っていなーーーーい!頼むから誰かリメイクしてくれ。カネは出さんが口は出すぞw。そもそもATG作品では「低予算でーーす!!」と高らかに宣言しているようなモノ。もっとリッチなプロデューサーにお願いしたい。横溝先生には悪いが5点マイナスてことで夜露死苦。 【へちょちょ】さん 5点(2003-10-21 01:26:36) |