7.《ネタバレ》 プロットとしては『ブロードウェイと銃弾』の映画製作版という展開ですが、『ブロードウェイ』とは逆に製作されている映画がどんどん悲惨な出来に陥ってゆくのがミソ。アレンの映画は自身の身の上が反映されることが多いのですが、本作で気づいたのは撮影監督が言っちゃ悪いが聞いたことない無名な人であること。それもそのはず、本来は名手ハスケル・ウェクスラーが撮影監督だったのにアレンと揉めて撮影開始後に降板しちゃったそうです。その辺の恨みつらみが映画の中の撮影監督(なんと中国系と言う設定!)のキャラに反映されて劇中アレンと揉めまくり、撮影監督との通訳がアレンの眼の代わりになるエピソードが笑えます。さすがにアレンもそのまま通訳くんを活躍させると『ブロードウェイ』のチャズ・バルミンテリと同じだと気が付いたみたいですが、通訳くんがクビにされた後の展開は急速に失速してしまう印象なのが残念です。 ラストの「フランスがあってよかった」と言うのは名セリフかもしれませんが、ちょっとフランス人のファンに失礼かも。欧州での高評価とは裏腹にハリウッドでは無視されている北野武をついつい思い出してしまう一編でした。 【S&S】さん [DVD(字幕)] 5点(2010-10-17 18:03:26) (笑:1票) |
6.《ネタバレ》 盲目の監督で売り出せないかとおもってしまうのですが、できが悪いんじゃあね。。映画ができる背景を考えたらおもしろかったです。エリーが美人過ぎるし、ヴァルも、彼の元嫁たちももてまくるの、おかしい。 【HRM36】さん [DVD(字幕)] 5点(2015-05-25 11:33:23) |
5.くだらないんだけど笑っちゃう、喜劇俳優ウディ・アレンらしい映画。ちょっと軽いんじゃねー?と感じたり落ち着きのなさが盲目を少しひどく見せたりどことなくやりすぎじゃねー?と思うところはあったけどセリフで笑わせてくれるのはやっぱスゴイです。ですがティア・レオーニとのラブは・・・ちょっとキツいんじゃ・・?? |
4.ホームドラマの延長なのか?これなら奥様は魔女(ニコール.キッドマン)の方が まだまし。 伏線をはりながら、解決の糸口はありきたりの一瞬で 次のエピソード。全体とすれば起承転結のわかりやすい話と思うが ネタバレせずに人に伝えるのが困難で苦痛。 【Jane.Y】さん [DVD(邦画)] 5点(2007-04-08 17:08:31) |
3.目が見えなくても人と会話しているなら声のするほうを自然に向くでしょうに・・・。 【ジャクリーン】さん [DVD(字幕)] 5点(2007-01-17 14:51:19) |
2.上手くやればもっと面白くもなりそうなアイデアではあったのに、爆発的な面白さへと持ってけなかったのは、やはりウディの衰えが原因なのでありましょうね。映像映えしない老人ウディ・アレン。もう役者としては退き際なんじゃないでしょうか とまあ、けっして彼が嫌いな訳ではありませんが、それがこの作品に対しての厳しい意見及び評価です。 【3737】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2006-09-30 20:33:44) |
1.題材は面白いけれど描き足りない感じ。たしかにクスクス笑えるけれどどこかスれた感じ。コメディもラブストーリーも、アイロニーも確かにそこにあるのに歯がゆい。心身症から目が見えなくなるのもただの調味料とはいえ、何となくうやむやにされているのが残念。 【SAEKO】さん [映画館(字幕)] 5点(2005-11-01 23:24:07) |