1.《ネタバレ》 特に大きな山場もなければオチもない短編小説が原作。
それを無理やり2時間弱の映画にすれば・・・・まあ、こうなりますよね。
淡々・・・。だらだら・・・。
オチがないってのは言い過ぎかもしれませんが、ホオズキのオチはオチとしては弱い。
主演のノボル役の人は良い味出していました。だから、映画自体、そんなに悪い出来ではありません。
じゃあ面白かったかと尋ねられると、う~ん・・・。
人に勧めますかと尋ねられると、う~ん・・・。
退屈でしたかと聞かれたら、YES。
この青春映画独特の雰囲気が好きなひとは、はまれる映画だと思います。
あと、ノボルの友人田辺君は良いやつでしたね~。劇中一番好きなキャラかもしんないです。
ちなみにラストの終わり方は原作のほうが好き。
結構原作に忠実に作ってあるのに、なぜラストだけ大きく変えてしまったのか。
『百瀬とノボルの気持ちは通じ合っていたのかもしれない』そんな幸福感を味わえる小説のラストが好きです。
映画はノボルが報われなさすぎでしょ。
ついでに個人的な好みの問題を言わせてもらうと、早見あかりはヒロインにしてはちょっとがっしりしすぎ。
よく言えば健康美なんだろうけど・・・。