10.全編セリフが聞き取りづらく、大まかなストーリーしかわからず詳しい内容が頭に入ってこない。 映画の雰囲気を考えそうしたのかもしれないが、それなら有村架純の僅かばかりの汚れメイクなど、その辺にもリアリティが欲しく全体的に中途半端。 【miso】さん [地上波(邦画)] 5点(2019-06-12 22:49:43) |
9.合戦シーンは物量もぶち込まれてリアル感も感じないことはなかったので評価したいが、ストーリーが平坦で人間味も薄い。義に準じる石田光成というのもセリフで何度も繰り返されていたけど、エピソードの演出で描くのが王道ではないだろうか。登場人物が多くて誰かが憶えにくく、しかもセリフが早口で聞き取りづらいのは致命的だった。岡田君も黒田官兵衛だったけ?とか思ってしまうし。平岳大は素晴らしかったです。滝藤賢一も。できれは真田丸のキャストで三谷幸喜脚本でこれだけの予算ぶちこんで見たかったというのが本音。 【タッチッチ】さん [DVD(邦画)] 5点(2018-03-01 22:48:14) |
8.評価の低い本作、シリアス系のドラマが得意な原田眞人監督なので、評判の悪さは気にしないで、鑑賞..最初は、さすが一味違う~ と感心していたが..話が進むにつれ、う~ん、色んなところが中途半端..まず、主役の石田三成が全然目立たない..島左近も、徳川家康も、迫力というかオーラがない..初芽のエピソードはいるの?って思うし、ここはお金をかけないとダメでしょ~ って言いたくなる合戦シーンが、ダメダメのショボショボ..毛利、吉川軍は出てこないし、大谷、宇喜多軍の総崩れ壊滅シーンは短く、島津義弘の決死の敵中突破&撤退戦(捨て奸)は無し..一番の見せ所がこれじゃ~ねぇ..物語の背景が壮大すぎて、何もかもショボく見えてしまう..お金が無いのなら、物語の一部でいいからピンポイントで一極集中深く掘り下げて映画にしてほしかった..残念... 【コナンが一番】さん [DVD(邦画)] 5点(2018-02-18 14:58:52) |
7.原作既読です。感想は皆さん書かれている通りですね。映画だけじゃついていけないと思います。方言も聞き取れないし、特に薩摩の退却の時の話し合いなど誰が聞いたってわからない(笑)初芽もいらなかったですね。2時間半では無理があったのでしょうが、入れてほしいエピソードがなく、いらないシーンに時間を使う。私とこの監督との関ヶ原に対しての思い入れが全く合わない事がわかりました。原作は必読の面白さですよ。 【東京ロッキー】さん [映画館(邦画)] 5点(2017-09-07 14:16:03) |
6.日本史マニアで戦国オタク、司馬ファンでもある当方だが、それほど期待せずに観に行ったら、やはり思った通りの単なる大型時代劇。セリフが早口すぎて聞き取れず、アクションも目新しいものはなく、何より初芽のシーンは全カットでOK。そもそも関ヶ原の戦いを石田三成を主役にして、2時間半で収めようとすること自体に無理がある。小説なら可能な多角的な見方も、映画ではどうしたって三成の独りよがりに映ってしまう。いっそ小早川秀秋や大谷刑部、もしくは島左近目線での映画化の方が良かったのでは。キャッチコピーには「誰もが知る関が原の、誰も知らない真実」とあるが、既視感しかなかった。 【Q兵衛】さん [映画館(邦画)] 5点(2017-08-31 12:45:48) |
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5.《ネタバレ》 有村架純の役は忍者アクションをほどほどに加味し、恋愛ドラマをほどほどに 絡ませて群像劇のボリュームアップを目論んだのだろうが、 本筋とのクロスカットが却って散漫な印象となった。 せめて終盤の視線の交錯は、有村側の表情でもうひと押ししても良いと思う。 俳優の高度に力んだ面構え、膝行などの所作もそれらしさがあり、 CG交じりだろうとはいえ戦場のロングショットやモブも豊富で、朝霧の描写なども 見事なのだが。そもそも語り部がチグハグというのもドラマの阻害要因だ。 【ユーカラ】さん [映画館(邦画)] 5点(2017-08-30 23:54:37) |
4. 歴史的な整合性についてはこの際問わない。それでも、この話に初芽・直江兼続という人物は必要か、疑問。 【海牛大夫】さん [映画館(邦画)] 5点(2017-08-30 22:04:43) |
3.《ネタバレ》 原作未読。ドラマ版は数年前に視聴。50年以上前の小説ですし、そもそもフィクションですから、常に修正されていく史実との相違に目くじらを立てるのは野暮なんですが、イチバン気になったのは初芽の存在ですね。原作とも設定は違うようだし、くノ一にしちゃったのは海外ウケを意識してなんだろうな。その他、忍者系をアレコレ入れ込んでしまったので悪しき海外意識系時代劇になってしまい、全体的に安っぽい。田舎クサイ顔の有村架純が全くくノ一に見えない。台詞もたどたどしい。動きもキレがなくドンクサイ。全く時代劇向きじゃやない。完全なミスキャストで、大谷刑部面会後に襲撃されて(ここで死ねばよかったのに)からの行動は全く不可解だし、三成との恋愛話みたいになってるのも萎える。全体的にマジメに作ってるのかフザケて作ってるのかもよくわからない。台詞も時代劇風だったり、現代風だったり。方言もある人とない人がいたり、何だか中途半端。合戦シーンは三成が西軍陣地を駆け回っちゃうし、ボーガンみたいの連射するし・・・。小早川秀秋に仁と義の2枚の扇子広げて孔孟思想を講釈しちゃうのも仰々しくてなんだかなあ(これ原作にあるの?)で、最終的に小早川秀秋が「徳川を討て~」と号令掛けているのに伝達ミスで「豊臣討て~」に変質しちゃうのもねえ。最大の見せ場である裏切りシーンがオイオイって感じに。群集シーンでは槍を叩いて使う等々それなりのリアリティーや臨場感はあったとは思いますけど。 一応テーマとしては「義」とは何か?になるんでしょうけど、もうちょっと個々の登場人物を浮き彫りにし、各々の「義」とは何かを深堀してもよかったのではないのか。総じて良くも悪くもステレオタイプな描き方で、人物像にイガイ性はなかったですね。他方、近江と尾張(都会者と田舎者?)の属性対立という切り口はこれまでになかったので多少興味深い所はありましたけど。役者陣は概ねよくやっていたとは思いますが、脚本と演出がダメだったという結論になるのかと。歴史好きが期待して見に行くとハズしますね。じゃあ歴史に興味ない人が見に行って理解できるのかというとそれも難しい。つまり、誰が見に行っても満足する事はないだろうと思います。役者にだけ興味があって、演技だけみたいというならいいのかもしれませんが、そのためにワザワザ時間とカネをかけるほどでもないかな。 <追記>5年ぶりに再見。大垣・赤坂含めて関ケ原の現地巡りをかなり細かくしてきたので、当時をイメージして見ることができた。距離感や各陣の雰囲気も実際に近い形で映像化されている印象。あらためてみると、岡田准一はちょっと勇ましすぎてインテリ三成のイメージとは違うのでミスキャストだったような。また、全体的には駆け足な印象は否めず、やはり4~6時間ぐらいかけてじっくり映像化すべき作品であるように思えた。気になったのが役所広司の腹の出っ張りの凄さ。これはホンモノなんだろうか。だったらスゴイけど、どうやらCGみたいですね。 |
2. ハッキリ言って、関ヶ原やそれにまつわる諸々の歴史について、ある程度知っていないと、半分以上わけ分かりません。断言します! 分からなくても合戦シーンで血湧き肉躍る興奮を味わえるかも?いえいえ味わえません。血しぶきたいしてなし。痛さ怖さゼロ。 どこで誰と誰が何やってるのかさっぱりわからん。今どういう状況かもわからん。そして呆気なく終わる。ええ!?です。 字幕が欲しい!とく方言は聞き取りづらい。 原作本1996年初版の当時の歴史資料のまま映画化されているため、最新の歴史資料とは異なる箇所がある。意図的なのかな? 滝藤賢一さんの演じた太閤秀吉は圧巻!マジであの時代の人にしか見えなかった。 |
1.それぞれの役者は頑張っているんのだが、映画全体としてはいまひとつな面白さ。見終わっても、なんだかあまり印象に残らなかった。役者ではやはり役所広司の家康はさすがだったし、岡田准一の三成は力強く一緒に戦いたくもなる雰囲気だった。終始オロオロ気味の小早川秀秋を演じた東出昌大も好演していたと思う。物語では三成視点から見る本筋の関ヶ原へのお話と武将たちに仕えた初芽ら伊賀忍者の話しが絡み合っているのだが、映画の尺ではこのバランスが難しかったかもしれない。初芽の話しはもっと削っても良かったのかもしれないと思う。やはり三成からの物語をもっと深く見たかった。原作がどんなものなのか知らないのでなんともだが、連続ドラマなら本作のようでも良かったが、映画の尺の中ではどうかと思う。ただ、有村架純自身の存在や演技が悪かったわけではないと言うこと言っておきたい。 【スワローマン】さん [映画館(邦画)] 5点(2017-08-27 16:53:44) |