2.名拳ラッシー。(アイルランド人で敵がベアとは・・またぁ? 笑)
家族の為、そして自分の夢の為にと戦う彼の姿はお見事。。
でもごめんなさい。私はほとんど感動できなかった。
これは観る者の性別、既・未婚、子の有無、&ハートの素直さによって印象が変わるのではないかしら。
生活苦の中で生きるこの夫婦の姿は、親としてまず当然というか、、それが普通でしょう?
なのになのに、お金や子どものことで援助してくれた相手への感謝の気持ちや態度がこの夫婦からはあまり感じ取れない、私ほんにガッカリ。(金乞い場面の半分みじめ、半分安堵な表情はいいけど、その後にすまなさを見せてほしい私。かすかなプライドだけじゃ何かイヤ!)
多少ベタになっても、たとえば妻の節約振りとか、意外な弱さや優しさだとかで泣かせる演出が欲しかったなぁ。がんばる自分を主張する、なかなか好きになれん妻であった。
これではレニーのゼルウィガー、、デルウィ、、出る意味が(●~*)ないように思う。
(「宇宙戦争」で、妻役ミランダ・オットーは元夫や現夫との関係、子への思いをあんな短い出番で的確かつソフトに示し、観る者を必要以上?に味方につけたではないか!)
むしろここではポール・ジアマッティ夫婦の方が精神的にしんどい思いをしながら支えあってる感じが出ていてちょっと皮肉。
(サイドウェイもリングサイドも自在に演じられるおっちゃんやねっ。)
あの苦しい時代を共に生きる人たちが作り出すボクシング場の臨場感は確かに良かったと思う。でも試合シーン長かっ、、冷血でごめーん(笑)。真上からのカメラもくどかっ、、字幕出るタイミングも遅、、文句言いで全部ごめーん。