1.《ネタバレ》 修道尼の自分勝手な理論、頑なさが鼻につき、なんとなくいや~な雰囲気になってしまいました。極端な例にしても、神につかえる修道尼というのは、バカで勝手で独りよがりなのかと勘違いをしてしまいます。そんな中、半ば意地で教会を作りはじめるシドニー・ポワチエは格好良く、そして次第に教会づくりにプライドとやりがいを感じ始める。その過程がとてもすがすがしくて、ポワチエと一緒になって、修道尼の考えのなさに腹を立てたりしながら観ました。それにしても、ポワチエが教会をつくってしまったことによって、修道尼の自分勝手な理論が正しかったみたいな終わり方になってしまったのが残念無念。ちょいとフラストレーションの残る映画でした。