4.世紀の大女優マリリン・モンローを一番苦しめていたのは、他でもない過去の自分だった、という感じかなあ。でも、アシュレイとミラとで成功前後をくっきり分けたつもりだったんでしょうが、あんまり意味がなかったような…。みんなが愛しているのはマリリン・モンローというブランド、ということを誰よりもわかっていて、生身の人間としては終始ビクビクとしていたのでしょうか、彼女は。だからミラになってからは、みんなを魅了した美しさよりなんだかだれちゃってるモンローの印象が強すぎでした。もったいない。過去の自分を車で跳ねるシーンは、なかなか面白い演出だったと思います。