5.《ネタバレ》 無鉄砲でいきがった不良中学生のような未熟さを持つビリー。
こんなのをリーダーに持った仲間はたまらない。
堅実な道を歩もうとしていたドクも、ビリーに憧れた少年も、関わった者はみんな殺されていく。
そんなビリーの生き方は、その高笑いに象徴される態度も含めて苛立たせる。
悪党にも愛すべき悪党とそうでない悪党がいるが、自分の中では愛すべき悪党にはならず。
好戦的なビリーは死ぬべくして死ぬ人間だけど、ドク、チャべス、少年らビリーに付いて行った人間が哀れで、ビリーから離れて敵役に回ったパットの方にむしろ共感できる。