27.米国の最低映画監督と評される「エド・ウッド」が映画化されるということは、日本で言えば、「水野晴郎」が映画化されるのと同じことになる・・・。そう考えると、素直にティム・バートンの勇気を讃えたい気分になる。 【STYX21】さん 6点(2004-05-22 11:20:09) (笑:4票) |
26.《ネタバレ》 史上最低の映画監督と呼ばれるエドウッド。だけど彼のことをバカにできる映画関係者ってどれほどいるだろうか。・・・結講いるか(笑)。しかししかし、劇中で描かれる彼の苦悩は映画監督たち共通の悩みなんだろうなと思います。オーソン・ウェルズも全く同じようなことで頭を抱えているし。その後の彼の作品が振るわなかったのも皮肉だなあと思います。あと面白かったのは、監督とスタッフとの絶妙な温度差。不遇な環境のなかで絆をドラマチックに深めるわけでもなく、対立するわけでもなく。監督が勢いづいて「さあ撮影再開だ!」と言っても、反応が「エ、よっこらしょ」ってなノリで素晴らしいです。ちなみに、ティムバートンの映画ってなんとくテンポが悪いなあと思うことがよくあります(バットマンとかはとくに)。元々絵を描く分野の出身だからでしょうか。しかし、そのティムバートンのテンポが、この作品では上手く作用しているような気がしました。人物間に漂う気まずい空気が絶妙でした。クライマックスになんとなく感動的な音楽が流れることで、なんとなく感動しちゃうのも、この映画らしくて逆にいいですね。 【ゆうろう】さん [DVD(字幕)] 6点(2013-04-18 02:29:39) (良:1票) |
25.自分の夢を精緻にフィルムに刻めた天才もいれば、いいかげんなフィルムを量産することで夢を消化していった凡才もいる。程度の差はあれ、何かを作り上げることを知ってしまった者の、恍惚と不幸と滑稽と。芸術の世界はこうしてどこかに進んでいくわけだ。夜の沼のシーンでタコと格闘する場で胸が詰まった。あそこは映画の自己愛を越えたものがあったが、あとはおおむね段取り通りの展開で、これからノッてくるのかな、という気分のまま終わってしまった感じ。意外とひねくれてない。元恋人が、こんな馬鹿なことで人生を無駄に潰したくないわ、と去っていくとこも、ちょっと胸を打つ。これはすべての登場人物の心の片隅にあった疑いの言葉であり、それでもやめられないんだから、全員がヤク中みたいなものなんだ。ここをもひとつ突き放す視点が欲しかった。でもいいのかな、一般世間はとっくにこういうB級映画は突き放してて、映画好きだけが愛を注いでるって状況なんだろうから。 【なんのかんの】さん [映画館(字幕)] 6点(2009-10-31 11:54:58) (良:1票) |
24.いきなり夜のシーンが昼に...→「観客はそんなこと気にしない!」えー!!気にしますよ~!! このエド・ウッドなる人物、映画を愛しているというのはわかるが、映画の楽しみ方は我々とは全く違うようだ。映画づくりにおいてもセンスとかという以前に映画に対する姿勢が他の人と違うところにある。それを個性と捉えたティム・バートンの、個性を埋もれさせてはいけないという商業主義一辺倒なハリウッドへの警笛ともとれる。そしてこの作品はオープニングの墓石に記したキャスト紹介からしてティム・バートンの個性が光る。 で、実は私、エド・ウッドの作品を観たことがありません。というか避けてきました。素晴らしいと評される映画がたくさんあるのにわざわざ駄作と評される映画に貴重な時間を取られたくないという気持ちからです。だから『シベ超』も『北斗の拳』も『案山子男』も観てません。でもこの作品を観て駄作と評される映画たちにすごく興味が湧いてきてしまいました。どうしよう。観ようか観まいか..。幸い私の評価に0点と1点の空きがあります。 【R&A】さん 6点(2004-06-02 12:23:00) (笑:1票) |
23.才能が無い事にこれっぽっちもへこまなく常にポジティブな姿勢にリラックスさせられる。落ちぶれたベラ・ルゴシに、82歳でオスカー受賞のクリストファー・プラマーが「70歳からいい役が回ってくるようになった」と言った事が思い浮かんだ。うら寂しさを見せつけたマーティン・ランドーの熱演に点数の全てを。 |
22.《ネタバレ》 空回りな感じが悲しくもおかしくもある。 ちょっとテンポが悪くて長いが・・・ 【虎王】さん [DVD(字幕)] 6点(2013-05-25 11:52:03) |
21.自分の愛する物を独自の世界観でパロディ化することが十八番のティム・バートン渾身の作品。彼のようなB級映画を愛する人間は、何も映画を面白いと思って見てるというより「なぜこんなものができてしまったのか」それを作ってしまった人間の人となりやそんなものをこの世に生んでしまうに至った過程を愛してしまうのであろう。エド・ウッドに対する愛情がヒシヒシと伝わってくる。伝記モノとしてはもう少し実話性を重視してほしかった感はあるけどね。 【Arufu】さん [DVD(字幕)] 6点(2012-04-21 05:58:32) |
20.「私はエド・ウッドだ」とエドを愛してやまない、ティム・バートンの作品なので美化されている部分も多いだろうが、エドの映画やベラ・ルゴシへの愛情が良く伝わってきた。どんなに映画への愛情があろうとも才能に恵まれなかったのが切ないが、それに負けず前向きに取り組んでいたのは素晴らしい。日本のエド・ウッド、水野氏のも誰かに作ってもらいたい。 【茶畑】さん [DVD(字幕)] 6点(2008-04-04 23:50:23) |
19.この映画を観たせいでエド・ウッド作品を借りに行った人がどのくらいいるんだろ? 【SIN】さん [DVD(字幕)] 6点(2008-02-25 08:40:36) |
18.ストーリー的には、どうってことないのですが、エドの人の良さというか才能がなくても、人格で周りの人々に恵まれて映画が撮影できてきたということが、見ていて暖かい気持ちになりました。ジョニーデップ、ピッタリ役にはまってました。 【カルーア】さん [DVD(字幕)] 6点(2007-03-19 09:36:40) |
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17.エドウッドの作った映画より、本人を題材にした映画のほうが面白いというなんとも皮肉な話。 こんな破天荒な監督が実在したのかと考えると、本当に恐ろしい(笑) 独特なティムバートンの世界色は残念ながらないが、 奇人を演じる嬉々と輝くジョニーデップがこれまた最高。 少しだけ、エドウッドという人間が好きになって興味も湧いた。 エドウッドの作った映画は本当に「最低」だったが(実際に作品を見た) 【愛野弾丸】さん [DVD(字幕)] 6点(2006-08-17 10:57:39) |
16.もうホントに映画ファンの更にコアな映画ファンの更に心の中をくすぐるような題材の映画です。「好きこそ物の上手なれ」っていうことわざはやっぱり嘘か・・・・・はぁ~・・・・・・ 【みどりいろ】さん [地上波(字幕)] 6点(2005-09-12 21:55:34) |
15.《ネタバレ》 こんな変な人の人生を、全力で真面目に描写しているところが良い。主人公がやっていることは滅茶苦茶なのですが、芸術で大事なことは、周囲の視線とか段取りなどは無視した、こういう初期衝動であり、対象への愛情なのです。最後、主人公の周りに集まってきた変な人たちのその後の進路をいちいち説明してくれるオタク魂に笑いました。 【Olias】さん [DVD(字幕)] 6点(2005-09-11 02:14:09) |
【ネフェルタリ】さん [DVD(吹替)] 6点(2005-05-02 21:38:06) |
13.《ネタバレ》 エド・ウッドを演じるジョニー・デップは、これでもかってくらい大袈裟な演技なんだけどエド・ウッドってこういう人だったんだろうなって思えてしまう。 ジョニー・デップが演じてるってのを忘れてもうエド・ウッド本人にしか見えないんだから凄い。 この映画すごく良いんだけど私は初めの彼女がかわいそうに思えてならなかった。 だからその後できた彼女も好きになれなかったし、映画に集中できなくて残念だった。 【ヒョー$】さん 6点(2004-03-12 12:26:56) |
12.すみません、この監督知りませんでした・・・。昔のならともかく、今の時代の白黒映画って、あまり好きになれない。例えそれが必然性から来るものだとしても。 【あさしお太郎】さん 6点(2004-03-04 22:36:55) |
11.無念~、微妙に好みとズレてるみたい(くやし涙を流します、TT ボーリングで両端にピンが残って2投目でも両方倒せなかった感じ・・・)。それにしても個々の役者さんが凄く素敵。いい味だしてる~。 【ジマイマ】さん 6点(2004-02-23 16:16:34) |
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9.とりあえずエドウッドの映画に対する情熱は伝わってきたよ。打ち込むっていいね。 【たましろ】さん 6点(2003-10-13 22:02:23) |
8.エド・ウッド本人は私あまり分からないのですが、ジョニーディップが演じるこういう役なんかすごく好きですね。私が映画を見始めたころ、見た作品ですのでかなり前だった様な気がしますが、また機会があったら見てみようと思います。 【にゃん♪】さん 6点(2003-09-27 23:49:22) |