ボディ・スナッチャー/恐怖の街のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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ボディ・スナッチャー/恐怖の街

[ボディスナッチャーキョウフノマチ]
Invasion of the Body Snatchers
1956年上映時間:80分
平均点:6.76 / 10(Review 25人) (点数分布表示)
ホラーサスペンスSFモノクロ映画小説の映画化
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タイトル情報更新(2020-01-07)【アングロファイル】さん
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監督ドン・シーゲル
キャストケヴィン・マッカーシー(男優)マイルズ・ベネル
ダナ・ウィンター(女優)ベッキー・ドリスコル
キャロリン・ジョーンズ[女優・1930年生](女優)テディ・ベリセック
サム・ペキンパー(男優)チャーリー(ノン・クレジット)
原作ジャック・フィニィ『盗まれた街』
脚本サム・ペキンパー
撮影エルスワース・フレデリックス
製作ウォルター・ウェンジャー
美術テッド・ハワース
ジョセフ・キッシュ(装置)
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6.《ネタバレ》 まあ、根本的に「白黒」のホラーって、今今に観てもその怖さって残念ながらほぼほぼ伝わらないかな~と思ったりもするのですケド、その中じゃあ今作って相当に「怖い」方だったな~って感覚は確かに在るのですよね。ロメロの『ドーン・オブ・ザ・デッド』前(かつ『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』後の時期)て、その後のヤツと違って多少理性が残ってる系のそーいう作品も在った様に記憶してまして、他だとそれこそ(コレもその頃なら)『ウィッカーマン』とか、それより少し前だと『地球最後の男』とか、この手の「見た目フツーの人間だケド人間じゃない or 人間を人間とも思ってない程に悪意の凝り固まった狂気の集団」とゆーのが、やっぱイチバンに怖い&シンプルに厄介だ…と常々思ってるのですね。経緯を確認すると今作、映画としては『地球最後の男』よりは先行ですが、原作小説的にはコレがテレコになってるみたいすね(マシスンの原作は1954年出版で、今作の原作小説『盗まれた街』は単行本化が1955年なので)。あと、私は観てる間には気が付きませんでしたが今作はその点、当時の社会的な共産主義・全体主義への恐怖とゆーのがバックボーンに在る作品ってコトなのでして、その辺も含めてこーいうのの「根っこ」を辿りに辿るってーと、結局そーいったモノに(全部)辿り着く…みたいなコトが見えて来る様な気もしますかね。また結局、リアルでない恐怖など(そもそも)恐怖ではねーのだから、その根っことゆーのは総て現実社会に根差したモノのハズなのだ…みたいなコトかと。

あと、今作で「逆に」面白いと思ったのが、別にコレは単に時代的・技術的なコトだとも思うのですケド、全体の質感として「如何に普段周りに在るモノだけで恐怖SFを撮れるか」みたいなつくり方をしてる様にも見えたのが寧ろちょっと面白かったのですね。またまた結局、その意味からも本当に「見た目は人間にしか見えない」って今作のモンスターとゆーのが、それがやっぱ「逆に怖い」という意味でも作中最も優れた「アイデア」だったと思うのですよね⇒重ね重ね、コレって困難を乗り越える為の単なる「工夫」の一つだったとは思ってますが。この「不可能を可能にする」ってのが本来のアイデアなんだ!としたらば(⇒要は「ゼロイチ」のコトだ、と)キョウビCGやら何やらで・誰でも何でもカンでも可能になっちゃってるってこの状況だと、根本的に本来的な「アイデア」なんてモ~湧いて来なくなっちゃうんじゃねーか…な~んて思ったりもするのですよね(⇒こんなん素人の杞憂に過ぎないってコトであってほしいですケドね)。
Yuki2Invyさん [DVD(字幕)] 6点(2024-02-05 16:32:24)
5.豆みたいなのが出て来た以降は緊張が薄れ退屈でした。乗っ取られるのはその人の心というのに、愛情や気遣い無き者達の世界は怖いです。共産主義云々をテーマとするなら、赤狩りでの多くの人を泣かせた米国も似たようなものでしょう。白けます。
The Grey Heronさん [DVD(字幕)] 6点(2020-09-24 02:24:04)
4.出だしからミステリアスな展開だったけど温室で「さや」が出てくるあたりから緩んでしまう。主人公も頑張っているので眠ってはダメだと思いながら見てたけど、現実感の薄さと非科学的っぽさがちょっと残念。
ProPaceさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2016-06-23 22:04:31)
3.《ネタバレ》 ○寝ている間に中身が入れ替わるのに、元の肉体はどこへという突っ込みはあるものの、古典サスペンスらしいシンプルな出来。○徐々に追い詰められていく主人公の姿もなかなか。そこで終わるのかというのが少し残念。
TOSHIさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2014-10-20 23:01:26)
2.近年の派手にサスペンスを煽る手法に慣れちゃってるせいか、(N・キッドマン版も観ちゃったし)、50年代の映画ってどことなくのんびりしてるなあ、という印象。でも、その「のどかさ」が、逆に「何かが変」というもどかしさを際立たせる効果もあったりする。もうひとつ「これは別人だ」という手ごたえのような具体例を描き込んでくれれば、怖さがもっと伝わるのになあとも思う。“眼に温かみがない”と台詞で言うだけではこちらにはピンとこないなあ。
私事ですが、十数年前なんとかセミナーにはまってしまった知人がいて、確かに本人なのだけど言動がまるっきり別人のようで随分当惑したことを思い出した。まさかサヤエンドウに乗っ取られていたわけではあるまいなあ。
tottokoさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2014-09-08 23:53:01)
1.《ネタバレ》 ど・・どこに出ていたんだ?サム・ペキンパー??

オリジナルのほうも観てみようということで借りてきました。

しかしこの作品の映画化って今までに3回もしてるんですね・・

SF古典ということでSFファンならばぜひとも観ておきたい作品です。

リメイクが流行っているので作品をより理解することでオリジナルも見ることにしています。

ただしSFサスペンスとなれば私は2作目のほうが好きかなぁ・・

最後のどんでん返しとSFは根本的には結末は暗いオチが面白い。

こちらのオリジナルは全体的には好きですが、

ラストがありきたりでした。

宇宙生命体による地球侵略が何なのかがなかなかわからない、

これは良いと思いましたがさて初めてこちらを観るとわかりやすいものか?

時間が大変短い作品なのでテンポはあるのですが、

中半にならないとソレが登場しなかったり、

コピー人間がいきなりソコに横たわっているなど唐突すぎ。

ただし、2作目でマユのようなものをコピー人間がかかえていたのが、

この作品ではお菓子の(さやえんどう)そのまんま!

これは私は気に入りました。

2作目を先に観ておいたので大変わかりやすかったのですが・・

後半に人面犬はでてはこなかったけれど(当たり前)

2作目で人面犬を出した遊び心は同じところにありました。

冒頭の入り方主人公の説明はこちらのほうがテンポがよく好感。

久しぶりに帰郷して街がどこか変わっていた・・

こちらのほうが説得力があります。

あと、この作品はすごく光と影の使い方が上手だなぁと感心。

ドン・シーゲルが監督をしているのですが、

この方は2作目のリメイク作品にも俳優で出演しています。

どこに出ていたのか元の顔がわからなくて残念。

このシリーズは意外と面白いSF作品なのです。

気持ち悪いエイリアンが人間の体をのっとるような映画なのに、

そういう描写はあまりなくてほとんど心理サスペンス。

ソレなのに面白いのです。
アルメイダさん [DVD(字幕)] 6点(2005-12-23 16:06:31)
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【点数情報】

Review人数 25人
平均点数 6.76点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
428.00%
5416.00%
6624.00%
7416.00%
8624.00%
914.00%
1028.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 8.00点 Review2人
3 鑑賞後の後味 7.00点 Review1人
4 音楽評価 7.00点 Review1人
5 感泣評価 Review0人
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