2.横浜の街を舞台に、自由奔放に生きる18歳の女の子の姿を描いたドラマ。
コケティシュで小悪魔的な魅力に溢れたヒロインは、加賀まりこには適役。
彼女はあまり好きな女優さんじゃないんだけど、この役柄には絶妙のキャスティングだった。
演出も中々凝っていて、日本映画のドロ臭さをそれとなく残しながらも、
フランス映画のようなちょっと洒落たシーンも随所に織り込まれてます。
天真爛漫な十代の女の子が主役なので、前半のストーリーはちょっとキツかったけど、
後半はそれなりに楽しめた。見所は昔のファッション雑誌を見ているような、
加賀まりこのヘアスタイルやファッション、それと昔の横浜の街並かな。
元町ショッピングストリートなんか、まるで田舎の商店街。
他にもたくさんのスポットが出てくるので、横浜生まれの横浜育ちの人には楽しめるかと。
女性にもお薦めの作品。