映画ドラえもん 新・のび太の日本誕生のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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映画ドラえもん 新・のび太の日本誕生

[エイガドラエモンシンノビタノニッポンタンジョウ]
Doraemon the Movie: Nobita and the Birth of Japan 2016
2016年上映時間:104分
平均点:7.25 / 10(Review 12人) (点数分布表示)
公開開始日(2016-03-05)
SFコメディアドベンチャーアニメシリーズものファミリーリメイクTVの映画化漫画の映画化
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タイトル情報更新(2023-09-25)【イニシャルK】さん
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監督八鍬新之介
水田わさびドラえもん
大原めぐみのび太
かかずゆみしずか
木村昴ジャイアン
関智一スネ夫
千秋ドラミ
白石涼子ククル
大塚芳忠ギガゾンビ
小島よしおクラヤミ族
家中宏ツチダマ
伊東みやこグリ/タイムマシン
甲斐田ゆきドラコ
石井康嗣タジカラ/地主
三石琴乃ママ
松本保典パパ
矢田稔長老
久川綾タイムパトロール隊長/コイヤメ
竹内都子ジャイアンのママ
大西健晴ヒカリ族
武田幸史クラヤミ族族長
原作藤子・F・不二雄
脚本八鍬新之介
音楽沢田完
作詞山崎まさよし「空へ」
黒須克彦「夢をかなえてドラえもん」
作曲山崎まさよし「空へ」
黒須克彦「夢をかなえてドラえもん」
編曲山崎まさよし「空へ」
大久保薫(音楽)「夢をかなえてドラえもん」
主題歌山崎まさよし「空へ」
mao(歌手)「夢をかなえてドラえもん」
撮影熊谷正弘(撮影監修)
東京アニメーションフィルム
製作小学館
テレビ朝日
シンエイ動画
アサツー ディ・ケイ
小学館集英社プロダクション
藤子プロ
プロデューサー川北桃子
配給東宝
作画八鍬新之介(絵コンテ)
大杉宜弘(オープニング原画)
金子志津枝(エンディング原画)
末吉裕一郎(原画)
青山浩行(原画)
丸山宏一(キャラクターデザイン/総作画監督)
山口晋(原画)
美術松谷早苗(色彩設計)
編集小島俊彦
録音田中章喜(録音監督)
その他東京現像所(現像)
高橋敦史(おまけ映像)
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4.《ネタバレ》 子ども向け映画にいちゃもんを付けようのコーナー(嘘)。やはり最大の難点は、3獣の扱いでしょう。空想サファリなる22世紀の施設に引き取ってもらうラストには、少々モヤモヤが残ります。飼い主の責任放棄には違いないので。では、3匹の寿命を短く設定して物語の中で最期を看とる結末なら正確かというと、それもまた違う気がします。子ども向けエンタメで倫理的正義を押し通すことに傾倒するのは、それはそれで大人のエゴという気がします(『ブタがいた教室』とおなじ過ち)。じゃあ何が正解かというと、難しいのですが。3匹が時空の穴に吸い込まれて、様々な年代と地方に飛ばされて、未確認生物の起源になるなら、テーマ的にも沿うのかな?何が一番しっくり来るのか、もう少し考えてみます。
目隠シストさん [インターネット(邦画)] 6点(2022-08-27 19:10:07)
3.《ネタバレ》 1989年のオリジナル版「ドラえもん のび太の日本誕生」は、僕自身が小学校低学年時に劇場公開されたこともあり、その後小学生の間に繰り返し鑑賞したことも含めて、ドラえもん映画シリーズの中でも特に馴染み深い作品の一つだ。
劇場公開前のスペシャル番組で、主題歌を歌った西田敏行と作曲を担った堀内孝雄がレコーディングスタジオでインタビューを受けている映像まで鮮明に覚えている。

タイムマシンで大昔の世界にやってきたのび太たちが、その時代の人たちと交流を深めつつ、共に横暴な未来人と闘うというプロットは、「ドラえもん」のお話の中ではどちらかと言うと“ありがち”な部類であり、ストーリーラインそのものに驚きや斬新さがあるというわけではなかった。
けれど、のび太たちが“7年前の日本”を目指したきっかけは「家出」であり、そのあまりにも小さな理由から広がる時空を超えたあまりにも壮大なアドベンチャーが、とても「ドラえもん」らしく、F先生らしい“SF”性に満ち溢れている。

そして、黒幕である“精霊王ギガゾンビ”の悪役としての存在感が非情に大きいことも特徴だった。
その正体は23世紀の科学力を駆使して、人類史の“塗り替え”を成し遂げようとする未来人なわけだが、その「犯罪行為」の恐ろしさには説得力があった。
もし本当にはるか未来のイカれた科学者が、同じような犯罪行為を繰り広げたならば、僕のこの世界はどうなってしまうんだ、と幼気な少年だった僕は恐怖を感じた。

“タイムパトロール隊”の内偵により、文字通りの歴史的大犯罪が未然に防がれるという顛末も含めて、やはりF先生らしいストーリーテリングだったと思う。

長々と30年も昔の過去作の回顧録を綴ってしまったが、そのリメイク版である本作も、概ねストーリーラインに変化はなく、良い意味でも悪い意味でも、新しいドラえもんたちによる“焼き直し”に留まっている印象は否めない。
オリジナル版や原作漫画と比べると、“子どもたちの家出”という要素に少し踏み込み、子は親を思い、親は子を思う「情感」は加味されてはいたが、「改変」というレベルではなかったと思う。

同じく、過去のオリジナル版をリメイクした「のび太の恐竜2006」や「のび太の新魔界大冒険」、「新・のび太と鉄人兵団」等の改変部分が、とても挑戦的な現代的アレンジに溢れていたこともあり、そういう新しい解釈が本作には無かったことはいささか残念だった。
(面白半分で遺伝子を弄んでしまったのび太の功罪や、実際は圧倒的暴力に従わざるを得なかったクラヤミ族の悲哀など、新解釈を加味できる要素はあったように思う。)

そして、個人的に最も不満だったのは、前述のタイムパトロール隊による「内偵捜査」のくだりが本作では存在しなかったことだ。
本作においては、ギガゾンビの謀略はドラミちゃんの「通報」により発覚するようになっており、それによりのび太たちが自分たちだけで危機を乗り越えるようには描き直されているけれど、一方でストーリー的な機知とカタルシスには欠ける印象を覚えた。
もしも、のび太たちが「家出」をせずに、古代人たちとの奇跡的な邂逅を果たさなければ、ギガゾンビの「歴史破壊」は成就してしまっていたわけで。
そう考えると、本作のタイムパトロール隊には苦言を呈したくなる。

が、しかし、本作もとい、本作のタイムパトロール隊には、そんな「苦言」を帳消しにし得る小粋な演出が用意されていた。
最後に登場するタイムパトロール隊の隊長が、原作漫画やオリジナル版では恰幅のいい“おじさん”だったのに対し、本作では妙齢な女性隊長に変更されている。
そして、そのキャラクターは、明らかに、同じく藤子・F・不二雄先生原作のSF漫画「T・Pぼん」に登場する“リーム・ストリーム”ではないか!

「T・Pぼん」では一介のタイムパトロール隊員だった彼女が、立派に成長を遂げ、「ギガゾンビ 歴史破壊未遂罪で逮捕する!」なんて颯爽と言い放つ姿を見せられては、共に観ていた5歳の息子の頭の上で、黙って親指を立てるしかないわけで。
そりゃあズルいよ。
鉄腕麗人さん [インターネット(邦画)] 6点(2020-03-08 16:51:12)
2.《ネタバレ》 鑑賞した感想は、ただただ「懐かしい」の一言です。
旧作のやつを最後に見たのは、たぶん四半世紀ぐらい前じゃないかな。
なので、記憶の奥底にはなんとなくあっても、どんな話だったかは覚えてなかったのですが、
本作を見て「あ〜、こんなの出てきたな〜!」「あ〜、こういう展開だったな〜」って
思い出してきて、すんごい懐かしいんですよね。
いやほんと、ほとんど同じなんですよ、ストーリーとか小ネタとか全体的に。
今の子供たちに、今の声優で新しい綺麗な映像で作り直して見せてあげるって意味では
リメイクの甲斐はあると思います。ストーリーを知らないで見れば、色々と新鮮だろうし。
ただ、いい機会だと思ってネットに落ちてた旧作を見返して見たんです。
そしたら、旧作の方が映像的にはいいんじゃないか?って思っちゃった。背景的にも手が込んでて映像も滑らか。
本作はヨリの画が多いけど、旧作は映画として壮大さが出てるんですよね。
これじゃあ、リメイクして映像が進化したとは言えない。ちょっと厳しめですが6点ということで。
あろえりーなさん [DVD(邦画)] 6点(2017-07-21 20:59:40)
1.《ネタバレ》 大人になって汚れちまった自分に気付かされる作品です。子どもであれば純粋に楽しめるのに大人になったが故にしょうもない些末な事が気になってしまいます。
いっちぃさん [CS・衛星(邦画)] 6点(2017-04-15 23:05:14)
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【点数情報】

Review人数 12人
平均点数 7.25点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
5216.67%
6433.33%
700.00%
8325.00%
918.33%
10216.67%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.50点 Review2人
2 ストーリー評価 8.50点 Review2人
3 鑑賞後の後味 8.00点 Review2人
4 音楽評価 8.00点 Review2人
5 感泣評価 6.00点 Review2人
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