マネーモンスターのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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マネーモンスター

[マネーモンスター]
Money Monster
2016年上映時間:99分
平均点:6.09 / 10(Review 32人) (点数分布表示)
公開開始日(2016-06-10)
ドラマサスペンス
新規登録(2016-06-02)【ユーカラ】さん
タイトル情報更新(2018-11-07)【イニシャルK】さん
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監督ジョディ・フォスター
キャストジョージ・クルーニー(男優)リー・ゲイツ
ジュリア・ロバーツ(女優)パティ・フェン
ジャック・オコンネル〔1990年生〕(男優)カイル・バドウェル
ドミニク・ウェスト(男優)ウォルト・キャンビー
ジャンカルロ・エスポジート(男優)パウエル署長
クリストファー・デナム〔1985年生〕(男優)ロン
アーロン・ヨー(男優)
カトリーナ・バルフ(女優)ダイアン・レスター
小山力也リー・ゲイツ(日本語吹き替え版)
深見梨加パティ・フェン(日本語吹き替え版)
花輪英司ウォルト・キャンビー(日本語吹き替え版)
恒松あゆみダイアン・レスター(日本語吹き替え版)
田中正彦パウエル署長(日本語吹き替え版)
原作ジム・カウフ(原案)
脚本ジム・カウフ
音楽ヘンリー・ジャックマン(音楽プロデュース)
撮影マシュー・リバティーク
製作ジョージ・クルーニー
製作総指揮ケリー・オレント
配給ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメント
美術ケヴィン・トンプソン[美術]
衣装スーザン・ライアル
編集マット・チェシー
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8.ジョディ・フォスターって羊たちの沈黙などで世界的に有名な女優ですが、監督のほうが向いてるかもしれませんね。全体の流れの組み立て方がとにかくうまいです。オープニングから事が起きる前に全ての説明を終え、綺麗に観客をステージに上げてくれます。その直後、カイル・バドウェル(ジャック・オコンネル)が乱入してきてから、彼の無名臭さから何がどうなるか全く判らない展開が矢継ぎ早に起きる流れは本当に手に汗を握ります。  TVを見ている観客を相手に株価を操作しようとしたり、リーの爆弾を撃とうとするスワット、挙句には超絶毒舌なカイルの奥さんなどなど、面白い展開がてんこ盛りです。ただ、他の方も書いてらっしゃるようにこの映画では何かと無能男 + 聡明な女という図式が目立ちます。ダメ男のリー・ゲイツ(ジョージ・クルーニー)のイヤホンの奥には頭脳担当のパティ・フェン(ジュリア・ロバーツ)が居て、子供ができたのに投資=博打で全財産を失うクズのカイルには気の強い奥さんがいます。アイビス社も同じ図式で、雲隠れしているクズで悪徳なCEOに対して美しくて度胸があるダイアン・レスター(カトリーナ・バルフ)。この「ダメ男+聡明な女」の図式はチョット鼻につきますが、まあ綺麗にまとまっているので認めざるを得ない感じが何となく辛かったりも。  終盤がちょっと強引でご都合主義が目立ちますが、これくらいしか収めようがない感じです。頭がイイ女=ジョディ監督にはもうちょっと捻っていただきたかったところです。ラストの銃撃もCEOのカラクリも本当に残念でしたが、まあ全体的に娯楽作品としてはバランスが良くとても楽しめましたので少し甘めの点数です。
アラジン2014さん [インターネット(字幕)] 7点(2022-07-21 18:04:45)
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7.《ネタバレ》  マネーモンスター。誰かを象徴している言葉かと思いきや、まさかの番組名。苦手な投資系社会派サスペンスかと思ったら全然違いました。いや、そうなんですけど、違いました。  要は上場企業アイビスの社長が会社の8億ドルを横領。アフリカの鉱山ストで暴落した鉱山株をその8億ドルで購入。鉱山ストのリーダー『マンバ』を買収。元の値まで鉱山株が戻ったら購入した株を売却。ところがマンバが買収に応じなかったためさあ大変。8億ドルは為替取引のコンピューターのバグにより生じた会社の損失ということにしてしまおう。というお話。  でも真相がわかるのは最後のほう。真相がわかるまでは、全財産をアイビスに投資した結果破産した若者が、アイビス株を推していた投資番組『マネーモンスター』とアイビスを逆恨みしてテレビ局を乗っ取るという、逆恨みドラマにしか見えません。しだいに司会者のリーが犯人に同情的になっていくのもストックホルム症候群みたいなもんだろうと。  それはそれで面白いんですが、『いや、何やら裏がありそうだ』と物語が真相を追い始めてから更に面白い。真相が明らかになるにつれ、まじで若者悪くないじゃん、ってのがわかってくるわけです。自動株取引かなんかのためのアルゴリズムを作ったエンジニアが、『このプログラミングでは8億ドルの損失が出るまで取引をすることは絶対にない』って電話で言うシーンがゾクゾクします。純粋にこの企業の株が下がったのであれば自己責任。ですが今回は明らかに人為的で社長の私欲による損失。つまり、番組の予想もそれに乗っかった若者も正しかった。実際は被ることのなかった損失を被ったわけです。  まあ映画はわかりやすいのですが、何やら専門的な単語の数々で若干煙に巻くような感じがしないでもない。しかも断片的な情報ばかりで、多少のわかりづらさがやはりマイナス。  でも全部理解できていなくても、なんとなくで楽しめちゃうストーリー展開とわかりやすすぎるキャラ造形は良し。  後味は良くはないですね。
たきたてさん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2022-06-24 04:00:04)
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6.経済番組、ってったっていかにも軽薄そうなテレビショーの司会をジョージ・クルーニーがやってて、その本番中、「お前のせいで大損した」という男が闖入し、番組を乗っ取ってしまう。ショーで踊ってたお姉さんが出てくるのと入れ違いにスタジオに侵入する描写など、同時進行性を手際よく描いていて、物語はテンポよく番組ジャックへと進みます。 経済を操ろうとするクルーニーが、逆に経済に手玉に取られてしまったり、犯人を懐柔しようとすればするほど格差問題が浮き彫りになったり、多分に社会批判の要素を含んではいるのですが、「批判のための批判」にはならずに、しっかり娯楽映画として楽しませてくれます。最初は、犯人のキャラがちょっと弱いか?とも思ったけれど、見ているうち納得。これも物語に必要な要素のひとつ。人間が動かしているはずの「経済」は、もはや誰にも制御できない、一種のモンスター。このモンスターを前にしては、犯人も主人公も無力で、物語はどう転がっていくかわからない。その展開の中で、人間関係の変化していく様が、本作の見どころになってます。 事件の経過の生中継、ということで、「視聴率」という観点を映画に加えるならば、さらに新たなモンスターが物語に追加されることになった訳ですが、作品のテーマとしてそこまで手を広げなかったのは、少し物足りなさも無い訳ではないけれど、スマートな纏め方、と言えるかも知れません。
鱗歌さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2020-05-06 11:19:37)
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5.《ネタバレ》 ジョディ・フォスター、ジョージ・クルーニー、ジュリア・ロバーツというハリウッドの意識高い系が揃って参加しているだけに重厚な社会派サスペンスを予想していたのですが、実際にはフットワークの軽いコンパクトな犯罪ドラマでした。 本作で驚いたのはジョディ・フォスターの演出力や構成力の高さであり、実にうまくドラマが流れています。主要登場人物の紹介や人となりの説明を冒頭10分で簡潔に終わらせるとすぐに事件発生という手際の良さ。また、被害者と加害者から協力者へという主人公二人の関係性の変化も極めて自然であり、そこに違和感はありませんでした。リーが自身とカイルの幸福度をスコアー化し、金を持っていることが必ずしも幸福には繋がっていないという事実を突いたり、カイルが奥さんにこっぴどく叱られたりといった象徴的なイベントがうまく挿入されているため、語り口に説得力があるのです。 またサスペンスの構図もうまく作られています。小市民に過ぎないカイルではリーを撃てないことは誰の目にも明らかであるため、代わってリーの救出よりも爆弾解除を優先したい警察のスナイパーがリーの懐にある起爆装置を狙っているという設定を置いています。「リーは重傷を負うけど心臓には当たらない位置に撃つから、すぐに蘇生すれば大丈夫だと思う」などと怖い計画を立てているわけです。これにより、いつ発砲されるか分からないというサスペンスを作り出しており、うまく考えられた設定だと感心しました。 問題点は、鑑賞後に何も残らないということ。前述した幸福度のスコアー化や、大企業の資金運用の杜撰さなど、何か深いことを言おうとはしているものの、そのどれもが観客の思考や人生観に影響を与えるレベルにまでは昇華されていないのです。この辺りがもっと鋭く尖っていれば社会派サスペンスの秀作になった可能性もあっただけに、やや中途半端に終わった点は残念でした。 他方、衝動的で子供っぽいリーの後ろにはしっかり者のパティがいたり、愚かなカイルが奥さんに叱られたり、運用で大赤字を出したうえに隠蔽したアイビス社CEOの不正を女性幹部が暴いたりと、劣った男と賢い女という図式が全編に渡って繰り返し示される点は、ややしつこいかなと思いました。この点については、監督の個人的な志向が表に出すぎているように感じます。
ザ・チャンバラさん [ブルーレイ(吹替)] 7点(2017-01-12 20:07:48)(良:2票)
4.ぼちぼちですかねえ。決して悪くはないのですが。内容は予告編で分かっていたし、その後の展開も予想通り。安定の「ぼちぼち」でした。
kaaazさん [インターネット(字幕)] 7点(2016-10-07 23:51:18)
3.《ネタバレ》 飛行機の中で観ました。CEOが8億ドルを結局どうやって自分の懐に入れようとしたのか分かりにくかった所と、その方法が容易にバレてしまうものであったところに若干引っかかりましたが、基本的には面白かったです。途中で飛び出していったプロデューサーがちゃんと撃たれていたし、最後も変にドラマチックにならずに終わったのは個人的に好評価です。
まいったさん [ビデオ(字幕)] 7点(2016-09-21 23:37:37)
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2.《ネタバレ》 100分足らずのスピーディな展開の中、いわゆるストックホルム症候群的な主人公の感情の変化が明確に表現されていて キャラクターへの好感を無理なく抱かせる。 臨機応変に男たちに指示を伝えるジュリア・ロバーツ、上司に敢然と反旗を翻すカトリーナ・バルフら、スマートで颯爽とした女性像も印象的である。  複数のカメラ映像の中から適切なショットを即座に選び取り、俳優やカメラマンに指示を与え、効果的な引用映像を適宜インサート編集しつつ現場を仕切り、 尚且つ外部との情報収集も同時進行で行っていくJ・ロバーツの聡明なさまは監督本人を思わせる。 そこでさりげなく挟まれるのがハワード・ホークスだったりするセンスも堪らない。  スタジオを脱出したジョージ・クルーニーがエレベーター内でJ・ロバーツが聞いているのを知ってか知らずか 彼女に対する真情を吐露する。それをモニターで見る彼女は緊張の中、一瞬表情を緩ませる。そんな瞬間の積み重ねがラストの ツーショットに向けじわじわと効いていく。  対象を追い続けたカメラマンは、事件の顛末にそっとカメラを反らし、それを我々の側に向けて置く。
ユーカラさん [映画館(字幕なし「原語」)] 7点(2016-06-12 20:56:50)
1.《ネタバレ》 ジョディー・フォスターって監督業もしていたんですね。知りませんでした。クリント・イーストウッドのように俳優業を極めると次は監督をやりたくなるものなのですかね?さて、この映画ですが、見終わって考えると特に複雑なストーリーではないのですが、見始めは壮大な陰謀が陰にあるようにも感じさせる監督の手腕はなかなかのものがあります。ジョージ・クルーニー演じる主人公は終盤には番組ジャック犯のことを助けようとしている感があります。その犯人が最後には射殺されてしまいます。下手な映画では撃たれた犯人をどうにかこうにか助かるようにしてしまいがちですが、それもなく、現実的な線で物語を終わらせます。なかなか面白かったです。
MASSさん [映画館(字幕)] 7点(2016-06-12 11:57:31)
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【点数情報】

Review人数 32人
平均点数 6.09点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
426.25%
5515.62%
61546.88%
7825.00%
826.25%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.00点 Review2人
2 ストーリー評価 7.00点 Review3人
3 鑑賞後の後味 6.00点 Review3人
4 音楽評価 6.00点 Review2人
5 感泣評価 1.50点 Review2人
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