1.《ネタバレ》 あまり評判よろしくないTSUTAYAだけシリーズの一品。でも期待してなかったぶん、結構手に汗握って楽しめました。もっとしょぼいもんかと思ったけど、舞台も広がる雪原、凍りついた巨大な橋、煙突みたいなのがそびえるコロニーの外観など、見ているこっちが寒くなるほど迫力あって、悪くない感じです。ストーリー展開も舞台のビジュアルからくる寒さの荒廃感と役者の緊迫感に支えられ、最後まで退屈しませんでした。「ゴースト・オブ・マーズ」などのように、めっちゃありがちでどっかで観た感じはいなめませんが、こーゆう大勢のキチガイが襲ってくる映画、基本嫌いじゃないので、ドキドキできました。A級のちゃんとした映画を期待するとダメですが、僕みたいなB級の小粒の作品で退屈しのぎしている方や、ゾンビ系のほんとにしょぼいものまで好んで食してきた方、よくある展開でも特に気にならない方にはまずまずの暇つぶしにはなると思います。