6.タイトル見て、「天空の城ラピュタみたいだな」なんて思って、何も知らずに借りた。
パッケージ写真から「子供向けじゃなさそうだ」とは思ったんだけどね。
さて、冒頭のシーン見て、思わず「これか...」と声に出てしまった。
自分、この事件現場の近くに住んでいたことがあり、また車好きということもあって、この事件のことはよく覚えているから。
映画と違って、車好きはみんな最初からメーカーを疑っていたと思う。
タイヤがホイールごと外れて転がっていくなんて、運転ミスや整備不良じゃまず聞いたことなかったから。
ただその後に出てきた話は、映画以上に本当にひどくて、「潰れてしまえ」と思ったなあ。
このメーカーは、真っ黒な排気ガスを出す乗用車を、「環境エンジン」という真逆の名前で売っていたことがあり(しかも四つ葉のクローバーのステッカー付き!)、自分は以前から嫌いだったし。
さて、映画の方は、エピソードがテンポ良く出てきて飽きずに見られる。
ただその分、深みというか盛り上がりに少し欠けるかな。
でもクライマックスでちゃんと泣けたし、エピローグはちょっと意外な感じが楽しい。
でも、もう1回見たいかというと、どうかなあ。
この実話は本当にひどくて、車好きとしてはもうあまり思い出したくないんだよね。