きみはいい子のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

Menu
 > 映画作品情報
 > 映画作品情報 キ行
 > きみはいい子の口コミ・評価
 > (レビュー・クチコミ)

きみはいい子

[キミハイイコ]
2015年上映時間:121分
平均点:7.64 / 10(Review 22人) (点数分布表示)
公開開始日(2015-06-27)
ドラマ学園もの小説の映画化
新規登録(2015-09-14)【ユーカラ】さん
タイトル情報更新(2019-10-21)【イニシャルK】さん
Amazonにて検索Googleにて検索Yahooにて検索
Twitterにて検索
ブログに映画情報を貼り付け
監督呉美保
キャスト高良健吾(男優)岡野匡
尾野真千子(女優)水木雅美
池脇千鶴(女優)大宮陽子
黒川芽以(女優)丸山美咲
高橋和也(男優)大宮拓也
富田靖子(女優)櫻井和美
喜多道枝(女優)佐々木あきこ
内田慈(女優)岡野薫
加部亜門(男優)櫻井弘也
脚本高田亮
撮影月永雄太
製作日活(「きみはいい子」製作委員会)
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
(ネタバレを非表示にする)

【クチコミ・感想(7点検索)】[全部]

別のページへ(7点検索)
新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順
1
>> お気に入りレビュワーのみ表示
>> 全レビュー表示

>> 改行なし表示
※ 「改行」や「ネタバレ」のデフォルト表示のカスタマイズは「カスタマイズ画面」でどうぞ
7.《ネタバレ》 ストレスがストレスを産むストレス社会。やってはいけない事がどんどん増えていって、この世はもうストレス飽和状態。生きずらい世の中だから他人に関わらないようにするしかない。こんな事をずっとやっていて、それでいつ平和が訪れるのでしょうか。「親が子供を抱きしめて、ポンポンて優しくする。そうされた子供は親の真似をして他者に優しくなる。親が子供を可愛がれば世界は平和になる。親って凄い仕事だよ。」というようなセリフがあったけど、まさにそれに尽きると思う。ミクロがマクロを作り上げる平和の基本理論だ。3本のエピソードをがっつり絡ませるでもなく微妙に絡ませ、全体的に、というか最終的に子育ての意義を見つめ直すきっかけとなる、まとまった作品だった。中でも池脇千鶴演じるガサツで愚鈍なママ友の役どころが素晴らしかった。最初は背景に溶け込んでしまいそうなさり気ない演技で脇役に徹してた池脇さん、またその演出が凄い。最後は全部持って行った。ラストの岡野先生がどうなったのかが気になるが、虐待父に立ち向かう勇気を見せたのは確かだ。まずはその勇気が大切なんだ。
ちゃかさん [インターネット(邦画)] 7点(2024-02-25 17:04:53)
6.真面目に作られている、と感じる作品。
物語全体は散漫としているが、ジワジワとくる。ちょっと不器用な人たちだが、今後に期待したい。
simpleさん [インターネット(邦画)] 7点(2020-05-16 15:42:31)
5.真面目な作りで良かった。主人公のダメっぷりに呆れたけど、今の小学生には確かに手こずりそう。ラストの2回目のノックは余計。
nojiさん [インターネット(邦画)] 7点(2018-05-20 00:11:34)
4.《ネタバレ》 『そこのみにて光輝く』が暗く退屈で、呉美保監督は師匠が個人的に苦手な大林監督というのもあって勝手に相性が悪いに違いないと思っていた。が、この映画は良かったし、大林監督とも作風が違っていた。
虐待された子が親になったら心ならずも我が子を虐待してしまうというのはよく言われていることだが、この映画には雅美の葛藤がよく出ている。同じように虐待された過去を持つ陽子は、愛にあふれた優しい母に。そうなれたのは、暴力親から庇って抱きしめてくれた近所のお婆ちゃんがいたから。一人でも抱きしめてくれる人がいれば、子供を救うことができる――そんなメッセージが伝わってくる。
認知症のお婆さんと自閉症の子供の交流もほっこりさせられる。

言うことを聞かない生意気なガキをきっちりと叱れない新米教師岡野の頼りなさにイライラ。昔は時にはビンタで愛のムチも辞さない恐い先生がいたものだが、今はモンペが黙っていないのでそんなこともできないのだろう。教師が手出しできなくなって子供がつけあがる。そうして学級崩壊へという悪循環。
こういう状況で「家族に抱きしめられる」宿題なんか出したところでバカにしてやってくるわけがないのだが、欠席者一人(義父に虐待されてる神田)以外は全員やってきているところがあまりに絵空事に感じられる。気まずくて言い出せない子供や、言われても無視する親は絶対にいる。拒否された子はさらに傷つくことを考慮にいれない、超楽観的な宿題だ。
岡野が神田宅に乗り込むところで映画は終わっているが、そこまでやる気持ちは大事。あのクズ親相手なら、自分の無力さを思い知ることになるだろうけど。
それにしても、今の学校はつまらないことでがんじがらめで先生が気の毒になる。あれでは教師に心の病が増えるはずだ。職業病と言っていい。男子も女子もさん付けで呼ばなければいけないとか、もっと大事なものがあるだろうに、本当にくだらない。
飛鳥さん [DVD(邦画)] 7点(2017-09-07 23:08:07)(良:1票)
3.《ネタバレ》 3つのエピソードはほとんど交わらないので、40分の短編3つで構成された感じ。
前半の幼児虐待のシーン、親に対して憎悪以外の感情が沸かなかったのだけど
痛い目にあわせるのではなく辛かったねと励ますシーンに奥深さを感じた。
憎たらしかった子どもたちが、親に抱きしめられる宿題の感想を語るシーンがよかった。
男子生徒に対しても「さん付け」を徹底しないと差別だと糾弾されるとか
人権主義的な気持ち悪さが出ててよかった。
Donatelloさん [DVD(邦画)] 7点(2017-09-02 19:08:06)
2.《ネタバレ》 「そこのみにて―」はまだ観ていないが、監督と池脇千鶴の信頼関係みたいなものがあるのだろうか。あのママ友が最後にこれほど効いてくるとは。不意に訪れる救い…。これにて万々歳というものでもないが、一筋の光が観る者にとっても救いとなる。映画も商売なのは重々承知だけど、こういう「ヒットは見込めないけど…」っていう作品もちゃんと世に出るのは意味のあることだと思う。良かった。
リーム555さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2016-08-22 23:31:37)(良:1票)
1.《ネタバレ》 子供の障害に気づかず、ただ一人の人間として障害というフィルターを通すことなく、少年と接し続けた老婆。
それぞれの体験がシンクロし、母親同士が心の底から痛みを分かち合い、繋がりあえた瞬間。
いつも見ていた景色(鉄棒から見た時計)、そこで感じていた思いを同じ目線に立つことにより気付き、感じ、壁を乗り越えようとしてくれた先生。
それぞれの瞬間は突然訪れる。視点の移行、突然のフレームインからの予測の裏切りといった確かな映画的技術で、観ている側も登場人物と同様に文字通り虚をつかれる表現で、それぞれは提示される。
自分の内面に土足で踏み込まれ、心を鷲づかみされた感覚。でもそれは同時に、とても温かく優しく懐かしい感覚でもあった。
ちゃじじさん [DVD(邦画)] 7点(2016-04-08 12:35:35)(良:1票)
別のページへ(7点検索)
新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順
1
マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 22人
平均点数 7.64点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
514.55%
6313.64%
7731.82%
8522.73%
9418.18%
1029.09%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 8.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 8.00点 Review1人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 Review0人
chart

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS