1.作家とは別に、実はぶっ飛んだ面もあるという話は耳にしていた。
その破天荒ぶりを描いた作品としては非常に面白い。
蜷川監督の独特な鮮やかな色彩の演出なども、
映画の雰囲気やイメージをうまく作り出している。
どこまでがフィクションかは分からないけれど、
大筋が事実であると考えるとスゴイ人物だったんだなぁと。
小栗旬の演じるクズっぷりも、3人の女性の演技もすごかった。
とくに宮沢りえの心情にはすごく衝撃を受けた。
しかし、まあ決して褒められる内容ではないのと、
感動という面でも弱いので点数は控え目。
事実は小説より奇なり。