第3逃亡者のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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第3逃亡者

[ダイサントウボウシャ]
Young and Innocent
(The Girl Was Young[米])
1937年上映時間:83分
平均点:5.73 / 10(Review 15人) (点数分布表示)
公開開始日(1977-01-15)
ドラマサスペンスモノクロ映画犯罪もの小説の映画化
新規登録(2003-10-22)【floydpink】さん
タイトル情報更新(2018-05-05)【イニシャルK】さん
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監督アルフレッド・ヒッチコック
キャストデリック・ド・マーニー(男優)ロバート
パーシー・マーモント(男優)バーゴイン
ジョン・ロングデン(男優)ケント警部
アルフレッド・ヒッチコック(男優)(ノンクレジット)
小島幸子(日本語吹き替え版)
脚本チャールズ・ベネット〔脚本〕
アルマ・レヴィル(コンテ<撮影用台本>)(ノンクレジット)
音楽ルイス・レヴィ(音楽監督)
ジャック・ビーヴァー(ノンクレジット)
作曲ルイス・レヴィ(補足音楽の作曲)
撮影バーナード・ノールズ
美術アルフレッド・ジュネ
編集チャールズ・フレンド
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5.《ネタバレ》 ヒッチコックの職人芸、無実の人の逃避行。今では普通のパターンだが、無実の人が犯人に間違えられて、警察に追われながら真犯人を見つけるというストーリー。この手の話で自分が一番好きなのは、ハリソンフォードの「逃亡者」。
さて古典となったヒッチコックのこの作品。最後のグランドホテルでの犯人探し。観てる我々も途方に暮れる。一体どうやって犯人を見つけるのか?しかしここでヒッチコックは、フロアー全景から、ある一人のドラマーまでカメラを近づける。そしてその男の目がアップになったその瞬間、犯人の癖であるまばたきが出る。主人公たちも知らない犯人を観客だけは知ることになる。上手いなぁ。
後は主人公がどうやって犯人に気づくか?しかしそこに警察が来て、主人公たちはホテルから連れ去られようとする、その瞬間、ドラマーが緊張のあまり、気絶する。そこで我々は冒頭の主人公の女性が、ガールスカウト仕込みの意識をはっきりさせる術を持ってることに気づく。そしてハッピーエンド。もう職人技のなせる安定した面白さ。いいなぁ。
しかもワンちゃんが何かとポイントになってて、緊張感ある展開に息抜きを与えてる。何か逃避行というより、ピクニックみたいな気分になってしまうとこがヒッチコック一流の可笑しさ。まったくお見事です。
トントさん [ビデオ(字幕)] 7点(2017-09-18 11:50:15)
4.ヒッチお得意の、事件に何の関係も無いのに犯人に間違われた善人と美女の2人を中心に繰り広げられる、
テンポよく展開される真犯人捜しの逃避行、ユーモアの挿入、そしてロマンティックな恋。
ことの発端となる殺人の背景や、真犯人の企み、陰謀、そういった要素が無いのでハラハラドキドキは無いのですが、
それでも時間にすると短いですが廃坑におけるちょっとしたアクションに、ラストのダンスホールには参りました。
映画の登場人物は誰1人として真犯人が誰で、どこにいるか掴めていない。
まずはダンスホールで歌手が歌う、その歌詞の中にヒントを挿入し、ゆっくりとカメラは真犯人をクローズアップしていく。
その直前まで犯人がどこにいるのか分かりませんが、100%その男が犯人と分かる形でどこにいるか提示する。
真犯人の表情に焦りの色が。しかし誰も犯人がそこにいることに気付かない。見る者を徹底的に焦らす。
ヒッチの全盛期の作品のように美男美女にビッグネームが顔を揃えることもない80年前の映画。しかし面白かった。
とらやさん [DVD(字幕)] 7点(2017-09-06 21:27:38)
3.女性殺しの犯人に間違われた青年が、裁判の途中で逃亡(ものスゴク楽勝で逃亡しちゃったなア、まあいいけど)、自分の無実を信じてくれる警察署長の娘と共に、無実を証明するための物証であるコートを捜し求める。警察に追われながらの追跡なので、一難去ってまた一難、なんだけど・・・その一難が結構セコイ。危機一髪っちゅう感じじゃなくて、何だかホノボノとすらしております。それより何より、娘は青年の無実を信じているらしいんだけど、とても無実には見えんゾ!もし私が彼女の立場だったら、絶対コイツが犯人だと思っただろうね。殺人犯の疑いをかけられてる割には不自然なほど飄々としてて、もう怪しさ炸裂。この映画、冒頭で犯人の姿を見せておいてくれたのは正解、そうでないと、「もしやホントにこの青年が真犯人ではないか?」と深読みしちゃうトコだったよ。で、その後の展開も、とにかく行き当たりばったり、薄弱な根拠でグイグイ進んでいってしまう。う~む。ではこの映画面白くないのかというと、そんなことは無くて、実はなかなか面白い。何と言っても映像が見どころ、ヒッチコックはカメラで縦横無尽に遊んでくれております。そしてストーリーの方も、上述のようにグダグダな部分もありますが、心憎い伏線もきちんと張っており、こちらも見るべきものが。それにしてもラストまでホント都合よすぎる展開だなあ・・・。
鱗歌さん 7点(2004-03-21 00:52:55)(良:1票)
2.案外楽しめた。気軽に見る一本ですな。ちょっと説明不足なところや突っ込みどころもあるけど。ところで第3逃亡者って真犯人のことですよね?一瞬ウィル(浮浪者)かと思った。
ゆうろうさん 7点(2004-02-18 12:58:21)
1.《ネタバレ》 波打ち際に女性の死体が…!!というオープニングで、のっけから快調なヒッチ先生。んが、しかし!如何せん役者が余りに魅力に乏しいのが最大の致命傷。血色悪そうな主人公の男も、クール・ビューティに程遠いヒロインの娘も。もしもヒッチ先生の手堅いサスペンス演出&終盤のナイトクラブでの長ーーーーーーーーーーーーーい移動撮影がなかりせば、確実に凡作の部類でせう。ヒッチ作品でリメイクするなら「サイコ」や「ダイヤルMを廻せ!」みたいな隙の無い傑作なんかに手を出さず、こういう役者に弱点を抱えた作品の方が評価も得易いだろうに。でも、ヒッチ・フリーク以外には知名度も低いだろうから興行収入を考えたらチト厳しいか…。そもそも驚異的な長回し移動撮影を駆使するようなセンスも無いだろうし。個人的には結構好きなのでマァ7点。
へちょちょさん 7点(2003-11-15 01:42:07)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 15人
平均点数 5.73点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
4426.67%
516.67%
6533.33%
7533.33%
800.00%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 4.00点 Review1人
2 ストーリー評価 6.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 6.00点 Review1人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 Review0人
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