1.《ネタバレ》 終始うっすら笑ってしまいました。
この子があんまりにも怖がりなもんで。
疎遠だった母親が死んで、久しぶりに帰郷する、というパターンは「ライディングザブレット」を思わせます。作り手はキングとか好きなんでしょうね。
これそんなに悪くないです。B級にしたらマトモな仕上がりだと思う。(ラストのドタバタを除いて)
同じスティーブン・ケイの「デッドマン・コーリング」と比べても、こちらのほうがよいと思います。
終盤までの出来が悪くなかっただけに、ラストがお約束のCG一本締めに終わってしまったのが残念だが、そこに至るまでのティム君がひたすらビビって暮らしている様子なんかは、けっこういいと思います。
主演の俳優さんも、いいですね。若い頃の太川陽介に似ているのだが。自然でさわやかな嫌みのない演技だと思います。有名じゃなくても、このくらいできる子がいるのは喜ばしいですね。って、なんだか「ギミーヘブン」の安藤のあまりのひどさと比べるとレベルの差に悲しくなってくるけどね。ちなみにケイト役の子は、シガニー・ウィーバー似ですね。(しっかりエラも張っているし)
しかし男の子の怖がりって、どうしてこんなに笑ってしまうのかしら。