1900年のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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1900年

[センキュウヒャクネン]
1900
(Novecento)
ビデオタイトル : 1900年オリジナル完全版(ビデオ)
1976年西独上映時間:318分
平均点:7.30 / 10(Review 27人) (点数分布表示)
ドラマ戦争もの歴史ものロマンス
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2012-06-16)【S&S】さん
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監督ベルナルド・ベルトルッチ
キャストロバート・デ・ニーロ(男優)アルフレード
ジェラール・ドパルデュー(男優)オルモ
ドミニク・サンダ(女優)アダ
ドナルド・サザーランド(男優)アッチラ
アリダ・ヴァリ(女優)ピオッピ夫人
バート・ランカスター(男優)アルフレード・ベルリンギエリ
ラウラ・ベッティ(女優)レジーナ
ステファニア・カッシーニ(女優)ネーヴ
スターリング・ヘイドン(男優)レオ・ダルコ
ステファニア・サンドレッリ(女優)アニタ・ルフラン
松橋登アルフレード(日本語吹き替え版)
大塚芳忠オルモ(日本語吹き替え版)
高島雅羅アダ(日本語吹き替え版)
池田勝ジョヴァンニ・ベルリンギエリ(日本語吹き替え版)
田中真弓オルモ(少年時代)(日本語吹き替え版)
亀井芳子レオニダ少年(日本語吹き替え版)
土井美加アニタ/アニタ・ルフラン(日本語吹き替え版)
北村弘一レオ・ダルコ(日本語吹き替え版)
堀勝之祐アッチラ(日本語吹き替え版)
筈見純アルフレード・ベルリンギエリ(日本語吹き替え版)
小室正幸モンタナーロ(日本語吹き替え版)
脚本フランコ・アルカッリ
ベルナルド・ベルトルッチ
音楽エンニオ・モリコーネ
撮影ヴィットリオ・ストラーロ(撮影監督)
製作アルベルト・グリマルディ
配給フランス映画社
美術ジャンニ・クァランタ(プロダクション・デザイン)
編集フランコ・アルカッリ
ガブリエラ・クリスティアーニ(編集補助)
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9.《ネタバレ》 ベルトリッチの代表作は『ラストエンペラー』よりこちらじゃないか。ファシズムの盛衰を5時間以上かけて、一気に描いた演出力には舌を巻く。政治色が強く見難いように見えて、メロドラマをふんだんに盛り込んで見易い。かと思えば、農村の営みと紙一重なエログロもふんだんに盛り込んで見難くて、どっちなんだか。DVD化に時間がかかったのは児童ポルノ要素が少なくないからで、土を掘って腰を振ったり、裸マントで"皮"を剥いたり、男児犯してジャイアントスイングで殺害とか今だったら撮影不可能だ。最初見たときは社会主義礼賛かと思ったが、極端な政治思想に支配されると、賢さを放棄した労働者層の不満が爆発して対極の思想に傾くのはどの国もどの時代も同じか。ドパルデュー、デ・ニーロ、ドミニク・サンダが物語の中心にも関わらず、ドナルド・サザーランドの怪演が衝撃的すぎて彼しか印象に残っていない。いずれにしても今日の大作より、真に大作していた。もう色んな意味で似た映画が撮られることはないだろう(モラル的な意味で)。
Cinecdockeさん [ビデオ(字幕)] 7点(2017-07-03 19:35:49)
8.1976年にこれを見て(まだ共産主義に未来を感じることができたので)、もうちょっと前半がスピーディーだったら、自分の人生に残る作品になっていたように思う。
みんな嫌いさん [DVD(字幕)] 7点(2012-12-19 12:50:47)
7.《ネタバレ》  五時間の長丁場ということで、見る前は途中で退屈して放棄することも覚悟したんですが、休み休みとはいえ、完走できました。
 毎度のことながら歴史好きの人間にとっては、自分の知識が欠けている外国の歴史を知ることができるのは、新鮮な喜びです。前近代的な社会がファシズムに飲み込まれ、敗戦を気に一転無秩序状態。(あれを民主主義というのはどうかな、あの時点でイタリア王国は存在してたわけだし、共和国に変わってからも社会主義になったことはないので、ある種暴徒と化した民衆が自分らで人民裁判したり、農地解放したりするのを民主主義というには抵抗を感じます)この流れが非常にわかりやすく理解できました。思うに、民主主義の土壌がない国が急激な近代化を遂げた場合、左右どちらかの暴力的な全体主義(社会主義とファシズム)に流れがちなのでは。少しイタリアの現代史を勉強したくなりました。
 またアダとアニタには魅力的な女優を、そしてレジーナには魅力が乏しい女優を配するようなキャスティングも好きです。(こういう細心さって、英米映画には欠けがちですよね。さすがイタリア映画)
 ただ、牛の脱糞シーンや、豚の解体シーン、あるいは酒で痙攣をおこす女性など、意図不明な露悪的なシーンには少し嫌悪を感じましたが。
rhforeverさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2012-08-08 11:53:53)
6.ギリシャ悲劇から派生したようなアンゲロプロスの『アレクサンダー大王』を観た年だったので、こちらはイタリアオペラ、何かと比較してしまった。あちらが集団の力学としての歴史という視点だったのに対し、こちらはオーソドックスな個人のドラマの集積としての歴史。当然あちらのロングとこちらのアップの対比もあり、顔のアップはおのずと演技のオペラ的誇張を伴う。メリハリがつくという利点と、パターン化されるという欠点が、こちらにはあった。本作で一番生き生きしてたのは、ファシスト夫婦だったろう。逆説的に言えばこの二人が最も非政治的な存在で、オペラの悪役のような感じ。そういう大衆劇化された歴史の面白さはあったが、物足りなかったのも事実。少年時代が一番いい。地主と小作の友情ってのに無理がないし、とにかく風景が美しい。オルモが食堂でレオに呼ばれて、一族の構成員であることを確認されるシーンが特に素晴らしい。農民たちはこう団結しこう生きているのだ、って。忘れてならないのが、エンニオ・モリコーネの音楽。労働歌というか革命歌というか、そんな本来暑苦しかるべき・握り拳が似合いそうな曲想を、歴史の霧を通して一度ナマナマしさを濾過したような響きがあり、懐かしがっているように、時代遅れとなったメロディを哀惜しているように、染み入ってくる。名曲が多い彼の仕事の中でも、とりわけ忘れ難い名品だろう。
なんのかんのさん [映画館(字幕)] 7点(2012-05-10 09:57:19)
5.《ネタバレ》 歴史の波と階級格差に翻弄されたロバート・デ・ニーロとジェラール・ドパルデューの親友ふたり。
しかし、衝突し合いながらも、老いるまでどつき合う二人を見ていると、心の奥底では繋がっていたのだと感じる。
環境によって、仲がいいはずの親友同士が、こうした諍いを起こすのは、私達の世界にもある話で、ある意味、とても哀しい話ではある。
だが、ラストでそれは美しく飾られ、幕を閉じた。
ベルナルド・ベルトルッチは、こうした歴史大作を作らせると巧い。
『ラストエンペラー』と並ぶ、ベルトルッチの一大叙事詩的作品であり、見応えのある作品だった。
にじばぶさん [ビデオ(字幕)] 7点(2010-01-14 23:10:46)
4.【りく&あん】さんと同じくデ・ニーロがカッコ良くない。魅力を感じなかった。魅力を感じなかったっとい点では他の登場人物にも言える事でこれでもかって位になびく赤旗には正直悪寒が走った。だけどストーリー自体は入り込めやすいので5時間は気にならなかった。
ゆきむらさん [ビデオ(字幕)] 7点(2005-06-06 15:21:47)
3.かっこ良くないデ・ニーロをおそらく初めて見た映画。ちゃんとおぼっちゃんの顔になってるのが凄い。だって「タクシードライバー」と同じ年の作品ですよ。この映画、学生の時に見といて良かった。ただでさえ最近映画を見れる環境に無いのにこの長さはかなりきつい。私の場合、長さを感じずに見れたと記憶していますが、時間に余裕のある方はぜひ一度ご覧あれ。このスケール、いかにもベルトルッチ。
R&Aさん 7点(2003-12-15 18:20:54)
2.ベルトリッチ流大河ドラマ。5時間超の大作ですが、あまり長さを感じませんでした。貧乏人の私は小作人の気持ちはよく解るけど、生まれてくるなら、やっぱり地主の子供が良いでしょ?ね~?
クロマスさん 7点(2003-01-26 21:52:43)
1.そうそう5時間もあったよな。しかも3部作で、まだ続きがあるとも・・・
SAKIDORIさん 7点(2001-02-16 17:37:25)
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【点数情報】

Review人数 27人
平均点数 7.30点
000.00%
100.00%
213.70%
313.70%
400.00%
513.70%
6311.11%
7933.33%
8622.22%
927.41%
10414.81%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 10.00点 Review2人
2 ストーリー評価 7.00点 Review2人
3 鑑賞後の後味 8.50点 Review2人
4 音楽評価 6.00点 Review1人
5 感泣評価 8.00点 Review1人
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