5.《ネタバレ》 こーゆー無邪気にビジュアルで楽しませてくれる映画は好きです。
英語の先生が悪魔みたいなのに変わるシーンに始まり、ミノタウロス、ハデス、メデューサ、ヒドラと有名なモンスターや神が盛り沢山。もうそれだけでテンションが上がります。
きれいなCGを駆使したアクションや映像も申し分なし。冥界のビジュアルが何気に良かったです。
ミノタウロスが投げた車が飛んでくるシーン、ヒドラとの戦いのシーン、どれも迫力ある画で大満足。メデューサの蛇の質感やばいです。
現代社会の中で神話の神や怪物が戦うっていう設定は凄くわくわくするものですが、実際にはパーシーたちと現代社会とのつながりがほとんど描かれなかったのがもったいない。ニュースでパーシーとお母さんに関する偽情報が報道されたくらいでしたね。
また、半神ならではの特殊能力を披露したのがパーシーのみってのがちょっと寂しい。
まず訓練所にいる半神の数が尋常じゃない。あまりに多すぎて『半神』という特別感が薄れる。それぞれ何らかの神の子供なわけだから、その神ならではの神通力みたいなもんがあっても良さそうなもんです。中世の格好してひたすらちゃんばらごっこじゃあ、なんかそーゆーのが好きなオタクの集まりにしか見えません。
とまあ最後にちょっとケチつけちゃいましたが、個人的には非常にアリなエンターテイメントムービーです。