幕末太陽傳のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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幕末太陽傳

[バクマツタイヨウデン]
1957年上映時間:110分
平均点:7.71 / 10(Review 76人) (点数分布表示)
公開開始日(1957-07-14)
コメディ時代劇モノクロ映画
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2020-05-19)【イニシャルK】さん
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監督川島雄三
助監督今村昌平
浦山桐郎(監督助手)
キャストフランキー堺(男優)居残り佐平次
左幸子(女優)女郎おそめ
南田洋子(女優)女郎こはる
石原裕次郎(男優)高杉晋作
芦川いづみ(女優)女中おひさ
小沢昭一(男優)貸本屋金造
岡田真澄(男優)若衆喜助
青木富夫(男優)若衆忠助
高原駿雄(男優)若衆かね次
金子信雄(男優)相模屋楼主伝兵衛
山岡久乃(女優)女房お辰
梅野泰靖(男優)息子徳三郎
西村晃(男優)気病みの新公
武藤章生(男優)大和弥八郎
河野秋武(男優)鬼島又兵衛
熊倉一雄(男優)のみこみの金坊
殿山泰司(男優)仏壇屋倉造
菅井きん(女優)やり手おくま
井上昭文(男優)ガエン者権太
榎木兵衛(男優)ガエン者玄平
宮部昭夫(男優)長嶺内藤太
河上信夫(男優)平六
織田政雄(男優)番頭善八
山田禅二(男優)坊主悠念
植村謙二郎(男優)大工長兵衛
小泉郁之助(男優)呉服屋
高山千草(女優)女郎おさだ
二谷英明(男優)長州藩士志道聞多
小林旭(男優)久坂玄瑞
市村俊幸(男優)杢兵衛大盡
福田トヨ(女優)新造おとら
松本錦四郎(男優)白井小助
上野山功一(男優)相模屋の客
加藤武オープニングナレーション(ノンクレジット)
脚本田中啓一
川島雄三
今村昌平
音楽黛敏郎
撮影高村倉太郎
製作山本武
配給日活
美術中村公彦
千葉一彦
編集中村正(編集)
録音橋本文雄
照明大西美津男
その他橋本文雄(デジタル修復版修復監修)
あらすじ
品川遊郭を舞台に、古典落語「居残り佐平次」を下敷きに描いた、日本映画史に残る傑作。川島雄三監督の代表作にして、日本を代表する一本である。主演であるフランキー堺の、軽快な神がかり的動きが印象的である。
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
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1
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16.初見は傑作と思ったが、時間がたつにつれて、評価が目減りした作品。フランキー堺の魅力は変わらないが、落語をモチーフにした「タイガー&ドラゴン」と比べれば、ギャグセンスなど、古くなっているのは仕方ないか。確か、立川談志は評価していなかったと思う。
にけさん [映画館(邦画)] 7点(2018-12-20 13:35:55)
15.《ネタバレ》 初めて観ましたが、映像的にはものすごく凝っていて時代的な再現も素晴らしいと思うのだけれど、
感覚的にはすごくポップで新鮮な時代劇だなと感じました。出演者の面々を見てもそうなんだろうなと。
テンポが早くみんな早口で、ぜんぜん飽きさせない。そして全体的に画がカッコイイです。  
あろえりーなさん [CS・衛星(邦画)] 7点(2018-10-31 19:46:28)
14. 初めて観たときは時代劇の傑作!と思ったが、二度三度と観るうち、お調子者の主人公に対する反感とともに、映画で落語を観てもしゃあないという気分が強まった。
 生き生きとした人物描写で、俳優陣も演出に応え好演。江戸時代の風俗に命を吹き込ませ、小物ひとつにもディテールが行き届き、細部にわたる演出の緻密さが際立つ。遊郭を俯瞰する構図も見事。
 異人館の焼き打ち等、幕末の世相を反映しつつ、攘夷を語る長州侍に対する皮肉も込められる。惜しむらくは、落語調の演出が過ぎること。
風小僧さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2018-07-22 11:21:59)
13.《ネタバレ》 愉快な映画ですね、楽しませて頂きました。皆さんの言うようにフランキー堺の演技は
すごいです。でも、あの咳をさせて、よく体が悪いんじゃないと言われているのは
どんな意味があったんだろう。
cogitoさん [DVD(字幕)] 7点(2015-11-21 19:14:47)
12.《ネタバレ》 フランキー堺、左幸子、南田さんと昔の日活の俳優さんには雰囲気がある。
それだけに高杉ら長州藩士の野暮ったさ、迫力のなさが残念。
遊廓宿を舞台にした人情劇として、味わいのある作品。
MARTEL1906さん [DVD(邦画)] 7点(2015-08-17 06:27:24)
11.《ネタバレ》 <デジタル修復版>愉快、愉快。佐平次のような男は現代にもいるのだけど、こういう奴はどこに行ってもだいたい成功してしまいそうだ。無銭飲食しておいて居残るから「居残り佐平次」、ここから「お前さんにはずっと居てもらいたい」と言われるまで価値を高めていくんだから痛快だ。「墓を教えろ」とうるさい旦那が出てきてからは観てるこっちまで面倒くさくなっちゃうけど、それがあるから最後の全力疾走が気持ち良い。テキトー男が立派な訳ではないけど、人生を重く考えすぎず生きていけたら素晴らしい。「地獄も極楽もあるもんけえ、俺はまだまだ生きるんでえ」 フランキー堺はもちろん、左幸子、南田洋子の好演も光る。
リーム555さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2012-04-04 18:10:09)(良:1票)
10.《ネタバレ》  現在の混迷した日本社会を生き抜くためのヒントを与えてくれるような作品でした。

 世の中の流れを読み取り上手く立ち回る才覚、しぶとさや粘り強さ、そして他人に頼らず頼られることにより未来を切り拓こうとする意思の強さ等々主人公佐平次の姿には共感するところが多かったです。そして、そんな主人公をフランキー堺が本当に見事に演じています。

TMさん [DVD(邦画)] 7点(2011-01-29 15:58:25)
9.《ネタバレ》 50年以上前の映画だが、落語のストーリーからの脚本で時代劇ということで、白黒であるという点を除けば古さをあまり感じず、なかなかよく出来たコメディである。
 フランキー堺が素晴らしい演技力で軽妙なのに内面をしっかり表現しており、石原裕次郎や小林旭を脇役に据えるという彼らをスターとして推したい時期なのにありえない配役だが、人気や映画会社の都合で主役を選ばなかった事が、この映画の出来の良さにつながっている。
 日本映画もやるときはやるじゃん。
nobo7さん [DVD(邦画)] 7点(2010-07-01 01:36:20)
8.《ネタバレ》 現代の映像から始まったのと、初めのうちは登場人物の顔見せが続いたのとで戸惑った。しかも台詞がべらんめえ調で早口、時代劇を知らない者には馴染みのない語彙も多く、聞き取りにくいことこの上ない。

しかし物語が転がりだすと俄然面白くなり、最後まで一気だった。おそらくカメラが下手に動かないためだろう、すごく臨場感があって、まるで自分も相模屋の一角にいて一部始終を眺めているかのようだ。

たとえば廊下の場面で、手前で登場人物が戸口をくぐって画面から消えたかと思うと、映像はそのままで奥の別の戸から次のパートの登場人物が現れ――といった具合に鮮やかに視点が切替る。一つの建物のなかでさまざまな物語が交錯しながら並行して展開していく、それが目で見てわかる。

だからテンポよく複雑な筋書きが進むにも関わらず混乱しない、取り残されない。普通に考えたら密度の濃すぎる話を何気なく観せている。実はさまざまな面で高度なことをやってのけているのではないかと思う。

結末はあれはあれで味があっていいが、やっぱり監督の構想が実現したらと思わずにはいられない。そうであれば後味も明るく、力強い印象となっただろう。

そして惜しまれるのが台詞の聞き取りにくさ。時代劇も落語もさっぱりなので、この低レベルなハードルに最後までひっかってしまい、心から没入することはできなかった(巻き戻してもわからない!)。ちょっと哀しかった。台詞が多いから字幕も難しいだろうし……。
no oneさん [DVD(邦画)] 7点(2009-06-27 19:00:02)
7.《ネタバレ》 談志さんの居残り佐平次を聞いたことがあったので、より楽しめました。それにしてもフランキー堺の圧倒的な魅力、これに尽きる映画です。とってもテンポよく痛快なのですが、唯一佐平次が咳き込むと、なんか現実に引き戻されちゃうというか、減速しちゃうというか。もっと突き抜けて欲しかった、という感じもある。
ポテサラ頂戴さん [DVD(邦画)] 7点(2008-10-29 14:36:44)
6.《ネタバレ》 何よりテンポがよいのが魅力。
主人公の明るさと生き抜くためのさまざまな知恵が見所。
複数の落語のエピソードを紡ぎ上げた作品であるそうな。
主人公を肺病病みにする必要はなかった。
肺病を治すために女郎宿で無賃宿泊をし、居残りを決めるという設定は理解できません。
昭和の無責任男のように、ただ飄々と生きてゆくさまを描くだけでよかったと思う。
人生の奥深さを描くなど、この映画には不要です。
最後のエピソードは平凡。
オチになっていない。
嘘をみすかれて逃げ出すように去ってゆくような男じゃない。
みんなが唖然とするような啖呵を切って出てゆかないと。
よしのぶさん [DVD(邦画)] 7点(2008-05-02 20:28:36)
5.息つく暇もなく展開されるいかにもな昭和的なドタバタコメディーに序盤萎えかけたが、フランキー堺演ずる左平次の痛快さにどんどんひき込まれていった。人を信じる事なく、自分の才覚一つで世の中を渡り歩く様は痛怏としか言えない。裕二郎紛する高杉晋作と船の上で対峙するシーンがとても印象的。侍なんて農民町人からまきあげた金で攘夷だ近皇だと騒ぎ回ってるに過ぎない。町人の命なんて二の次に考えられてきた歴史の流れの中で、待を出し抜いて飄々としている様子は痛快としか言えず(←痛快言いすぎ)、しかも相手が裕二郎というのが尚面白い。女郎宿という舞台にあリながら、陰湿な部分をー切排除し、明るく活気に満ちた町人の温かさが心地良かった。ただ、いろんなストーリーが平行していた割にストーリーどうしが絡み合う事が少ない分、余裕がなくてせわしないように感じたのと、フリ無しでその場その場の笑いを置きにくるのは見てられんやったけど、芯のしっかりした作品。
ハッシーふりかけさん [DVD(邦画)] 7点(2006-07-19 21:17:49)
4.幕末の志士たちのちょっと皮肉めいた描き方や、左平次の痛快なれどその生きかたさえも冷たく見据えたような描き方にこの作品の内包するものを読み取るのも良し、ただ大いに笑ってこの喜劇を堪能するも良し、配役の妙を楽しむも良し、といろいろな楽しみ方のできる傑作喜劇。左平次がドンチャン騒ぎをするシーンの斜めアングルの痛快さ、そして精巧に造られた品川遊郭のセットの中でたくさんの登場人物たちをとらえた長回しがお見事!
R&Aさん 7点(2005-01-21 11:16:18)
3.左平次を演じるフランキー堺の独壇場。歩くカタチのさまになり具合ったらない。製作された1957年といえば、ラジオの時代。近所に寄席がなくても、落語は毎日のように放送されていたのだろう。そういう、ラジオで流されるいろいろな噺を知らず知らずのうちに覚えていた時代だからこの映画は成り立った。落語好きの私は大変面白く観ることができたし、脚本は傑作と自信を持っていえる(落語の噺の組み合わせの妙だけでなく、江戸の華の、火事と喧嘩の場面がちゃんとはいっているところがニクイ)のだが、古典落語を聴かない人がこれを果たして面白く観られるのかどうか、また、使われている言葉を全部聞き取れるのかどうか、はなはだ心もとない。私としては、古典落語を知らない人で、この映画を観たい人は、下敷きになっている落語を先に図書館のCDなどで予め聴いてみる事を勧めたい。私が認識できたネタについて、【エピソード・小ネタ情報】に記すので参照されたい。
南浦和で笑う三波さん 7点(2004-04-28 16:02:57)(良:2票)
2.人間の欲望にはニーズがあり、そこにビジネスチャンスがある。人間の欲望を仲介し、その中を渡り歩く事により、集金を重ねていく左平次に「商いの原点」を教わった気がする。各々の欲に邁進する人々とそれを利用する左平次。左平次のはなむけの言葉「けっして人を信用しちゃいけませんよ」は、人間の欲望を見続けてきた諦観から生ずる、一種の「優しさ」の表れなのだろうか?
東京50km圏道路地図さん 7点(2004-03-20 13:57:03)
1.時代劇でありながら、現代喜劇のような雰囲気のある映画。フランキー堺が佐平次というお調子者を演じ、その軽妙さがぴったりの演技で、幕末の志士たち(高杉晋作=石原裕次郎)とのからみが軽快に描かれている。斬新な作りの時代劇。
キリコさん 7点(2003-05-20 21:32:54)
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【点数情報】

Review人数 76人
平均点数 7.71点
000.00%
100.00%
211.32%
311.32%
445.26%
522.63%
679.21%
71621.05%
81722.37%
91519.74%
101317.11%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.75点 Review4人
2 ストーリー評価 8.40点 Review5人
3 鑑賞後の後味 8.00点 Review7人
4 音楽評価 7.00点 Review2人
5 感泣評価 7.00点 Review3人
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