115.《ネタバレ》 とある日、会社で同僚に言われた。「まだバックトゥザフューチャー見たことないんですか?あの映画を見る楽しみがまだ残っているなんて羨ましい」と。そしてその日の夜に友人に言われる。「まだ見てないのかよ」と。それで、そのままレンタル店によって帰る。今までSF的なものを敬遠してきたけれど、食わず嫌いだった。地上波であんなにやっていたのに見たことがなかった。でも、いざ見て見ると面白くて3まで一気に見てしまった。マーティとドクの関係性、マーティの「やれやれ」的な感じ、時空を超えることの不思議さ、歴史の重さ、笑いなどたくさんのものが詰まっていて、はまってしまった。多くの人が名作と称えるのがよく分かった。80年代のアメリカってなんか良いですね。 【lalala】さん [ブルーレイ(字幕)] 8点(2018-01-30 09:44:53) (良:2票)(笑:1票) |
114.この映画のすばらしいところは、SFとしてのアイデアがぜんぜん凝縮されていないことにあります。タイムトラベルを題材にする場合、どうしても過去や未来にまたがった壮大な話を思いつくもんです。その際には誰もが知ってる大事件に巻き込まれたり、歴史上の人物に遭遇することでタイムトラベルの興を高めるものですが、本作においてタイムトラベルはあくまで手段にすぎず、「うちの親は若い頃何やってたんだ?」という人類普遍のテーマこそが本質なのです。これはコロンブスの卵というか、「その手があったか!」って感じですね。自分と同じ年頃の親だなんて、誰だって気になるでしょ。「うちの父親はケンカが強くて勉強もできたって言うけど、そんなの信じられる?」「母親は若い頃は美人だったって言うけど、それは本当なのか?」。親の方が自分より優れててもイヤだし、かと言って若い頃の親が惨めでもイヤだし。それにそれに、若い頃の親が自分を見るとどう思うのか?気になりますよ。やっぱり俺のこと気に入ってくれるのか?って。もう想像が止まりません。私なんて、これを見終わると必ず昔の親と自分が出会ったらどうなるんだって考えてしまいますね。人類はこれまで多くの物語を生み出してきましたけど、そんな楽しみを与えてくれるお話は「バック・トゥ・ザ・フューチャー」以外にはありません。「2」「3」ではよりSF的な方向へと話が広がっていくので、私はダンゼン「1」を支持します。これほどの大ヒット作であるにも関わらず現在に至るまで類似作すら存在しないことからも、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」がオンリーワンな傑作であることがわかります。 【ザ・チャンバラ】さん 8点(2004-09-24 01:51:01) (良:3票) |
113.《ネタバレ》 最初エリック・ストルツ主演で5週間も撮影された本作。エリックが演じているシーンをネットでも少し見ることができるけど、同じ脚本でも演ずる人間の全体的な雰囲気とかリアクションで出来事の感じ方が違うもんですね。マイケルのは「こりゃ、いったいどうしちゃったんだ!」てなノリなのに対し、エリックのは「大変なことになってしまった。どうしよう・・・」みたいな重く深刻なムードが漂ってます。1955年の街を呆然と歩くシーンとか、セリフもないのに、体全体から発せられてる深刻ムードが強過ぎて心細い気分にさせられる。映画を観ている時間、観客が主人公とともに旅を体験するのだと考えれば、せっかくの旅行を「ハプニングも楽しむ旅」にするか「マジどうしていいか不安な旅」にするか、いくらラストに同じハッピーエンドが待ち構えていても、旅の後の思い出の質が違うだろうなと思いました。マジメSFとして演じるのか、コメディとして演じるのか、そういう違いもあるのだろうけど、見比べてみて「人間て、やっぱ見かけとか仕草とかいろんなもの含めて物事に反応していて、その反応のあり方が周囲にも影響を与えているはず。なるほど同じことを言っても行動しても、全ての人が同じリアクションを得られないはずだ」と強く感じました。5週間して主役に降板を言い渡すのも、言い渡されるのも、かなり辛いことだろうけど、そういう苦渋の決断あって出来上がった作品なんですよね。あと、この映画を初めて観たとき一番感心したのは、疲れきったオヤジとオバサンとして登場する両親でした。不自然さがなく、ティーンエイジャーとして姿を現したときにホントにんまりしちゃう感動があって、主人公と同じ驚きを共有できた気がします。老けた両親を別の役者にしていたら(上はそうしろと言っていたらしい)、あのシーンの驚きや感動は成立しなかったでしょう。親の子として観ても、子を持つ親として観ても、楽しめる作品。 【だみお】さん [映画館(字幕)] 8点(2011-09-09 18:05:49) (良:2票) |
【k】さん 8点(2004-02-16 13:06:33) (良:1票)(笑:1票) |
111.《ネタバレ》 結末を見ても明らかなように、マーティは最初とは別の世界の1985年に戻っている。つまりこの映画は多元宇宙論の立場を取っているにもかかわらず、1955年のマーティは必死で両親をくっつけようとしている。おまけに両親の距離が離れる毎に写真のマーティが消えかかるのはナンセンス。多元宇宙論では可能性の数だけ世界が存在するので、両親が結婚せずマーティが生まれなくても全然問題ない。タイムパラドックスは発生しないのだ。映画としての出来は最高ランクです。 【marsplay】さん 8点(2003-12-31 13:47:11) (良:2票) |
110.公開当時、期待が大きすぎたせいか「微妙」な記憶しか残っていない。 そのため、このサイトでベスト1がこの映画であると知り「え?」という感想を覚えていた。 それでも今回、30年ぶりに観直してみて楽しめたということは、やっぱり良い映画なのでしょう。 ちょっと平均を下げてしまい心苦しいんですが、8点で。 【プラネット】さん [インターネット(字幕)] 8点(2015-08-30 18:16:55) (良:1票) |
109.これがハリウッドのエンターテイメントだぜ! 【棘棘棘棘棘棘棘】さん [DVD(字幕)] 8点(2011-01-23 13:59:26) (良:1票) |
108.《ネタバレ》 今まで見逃していた自分は犯罪ものですね。ドキドキ、ハラハラ感のあるアドベンチャーはもちろんのこと、随所にほのかな笑いときれいな恋愛像も盛り込まれており、お腹いっぱいになります。マーティ役はマイケルで本当によかったです(当時別の人で途中まで撮ってたそうです)。 スケボーするシーンや、柔よく剛を制す機転の良さ、ドクとのやりとりなど印象に残るシーンが多すぎます。もちろん、その音楽も!かっこよさは色あせません! 現在と過去の両親役のキャストはメイクで差をつけているので、ちょっと現在の方ではメイクがなじんでないというか、違和感を感じてしまいました。しかしビフがダンスパーティーの後仕返ししてたらまた結果も違ってたんだろうなぁ。ラストのあの変わり様にはちょっとかわいそうになりました。 【ブッチ・ハーモン】さん 8点(2004-02-17 21:44:30) (良:1票) |
107.発想とかに真新しいものは無いのだけど、タイムマシンにデロリアンというのと、タイムスリップ到達速度が88マイルというのが実に面白い。PART2、3との連続性もあって1本でも楽しめるけど、全部を見るともっと楽しいよって作りになっているのもミソだね。ラストの”続く・・”って文字が次回作を期待させた非常に面白い映画でした。 【奥州亭三景】さん 8点(2002-01-07 18:31:40) (良:1票) |
106.不朽の名作。 ただ、今回の金曜ロードSHOW!はカットが多すぎてげんなり。 CM入れても良いからノーカットで観たかった。 【miso】さん [地上波(吹替)] 8点(2020-06-13 17:00:19) |
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105.《ネタバレ》 誰もが知っている名作映画 改めて見ても本当におもしろい どうしても作られた年代を加味して採点してしまっております。 私が生まれるよりも前の時代にこんな素晴らしい映画が出来るなんて・・・ 【メメント66】さん [インターネット(字幕)] 8点(2020-03-06 01:56:14) |
104.《ネタバレ》 良く出来た面白い映画。学園祭でのギターの歴史をたどるパフォーマンスは圧巻。でも、一番の見所は、現代に帰る所。ハラハラドキドキで、最後に雷エネルギーを使う所が最高。また、ヘリコプターを飛ばす映像を使って、現代に戻った事を明示するシーンは、鳥肌もの 【にけ】さん [映画館(字幕)] 8点(2018-12-26 20:08:59) |
103.最初から最後まで、少しも飽きることなく楽しめる作品。 誰にでもお勧めできる、数少ない名作ではないでしょうか? ただ、感動して涙したり、何度も繰り返して見たい作品でもないかな。 誰もが十分楽しめる、優等生な映画。 |
102.《ネタバレ》 面白かった!!原料のプルトニウムどうするのかな~?と思ったら、雷なんて!!この作品が面白いのはシンプルな材料でよく出来ているからだろう。ただ、帰ってきて良くも悪くも家族が別人のようになっていたら…。私はちょっと淋しいと思った。 【SAEKO】さん [CS・衛星(吹替)] 8点(2014-11-20 13:02:41) |
101.笑いの中心は85年と55年の時代差によるもので、スラングの変遷なんかはアメリカ人ほどストレートに笑えないのがもどかしい。救命胴衣とかレーガンならOKだが。現代と過去とで同じモチーフが繰り返されることの面白さは(主に両親に関して)生きている。叔父さんが檻に入っているところまで。そういう言葉で説明できる笑いを軸に、ぐんぐん押していったコメディだ。その「ぐんぐん」のリズム感のよさが、20世紀末の明るさだろう。母親が恋心を抱いてしまい慌てる面白さは、ちょっと間違うと粘ついてしまいかねない微妙な危うさを含んでいるのに、こういうところをきれいにクリアできるのがアメリカ映画の良さ。つまりそれを承知で笑いの種に出来るのが、アメリカだと言い換えてもいい。最後に天気が崩れてきてクライマックスへ盛り上げていくうまさも、(これはあの時代に限らないが)アメリカが一番得意としている気がする。 【なんのかんの】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2014-01-10 10:14:45) |
100.これぞエンターテイメント、万人が楽しめる映画。 マーティがタイムマシンで過去に戻り、自分の両親たちとも絡みながら奮戦する様子が楽しい。 久しぶりに見直してみると、伏線がしっかり張られて無駄のない構成に感心する。、 タイムマシンのパラドックスを巧妙にストーリーに組み入れているが、難解な解説抜きでわかりやすく話に乗っていけるように仕上げた手腕はすばらしい。 【飛鳥】さん [ビデオ(吹替)] 8点(2012-12-05 14:26:50) |
99.《ネタバレ》 まさしくエンターテイメントの理想、あるべき形。 冒頭の博士の家の時計、新聞の切り抜き、ラジオ、テレビのニュースから最後にいたるまで、全く無駄がない、ひたすら面白いこと、楽しませることだけを目的として計算し尽くしてて作られた一部の隙もない映画。 SFとしての面白さもさることながら、若いころの母親にせまられたら、どれほど当惑し、いたたまれない気持ちになるか、そんなあり得ない架空のスチュエーションの心理描写を見事に表現してることも素晴らしい。 リー・トンプソンの微妙な可愛さも良かった。 ただ、筋が分かってしまっての2回目以降の鑑賞では、当然ながらドキドキ感は無く若干、面白さが薄れるのが残念。 自分的には3>1>2です。 【rhforever】さん [DVD(字幕)] 8点(2011-01-27 15:11:41) |
98.もう何度も見ていますがやはり面白いしいい映画です。ドクへの手紙に家族写真に今のパパとママとビフ、30年前のパパとママとビフ、そして戻ってきてからのパパとママとビフ。今と30年前のマーティと家族、そしてドクの全てがしっかり結びついていて全てが楽しい。大人でも子どもでも、いつどこで誰と何度観てもワクワクできて楽しめる一本! 【とらや】さん [DVD(字幕)] 8点(2010-06-26 14:20:50) |
97.《ネタバレ》 まさにジェットコースタームービー。これから起こることを期待させながら、ゆっくりと始まり、観客を徐々に物語りに引き込んでゆく。コース(物語)に中だるみなどなく、急降下(ピンチ)と急上昇(勇気ある行動)を繰り返し、最後まで一気に魅せる。そこかしこで張られた伏線はラストまでにすべて回収して「ああ!」「おおっ!」の連続。また、マーティがチョッカイ(?)を出すことで、彼に関わる人々(ほとんど家族だが)が目に見えて成長してゆく様も心地よい。たった一度でも「行動」できた人は自分の未来も切り開けるぞ、と言っているようだ。あと、ドクは誤解を受けやすい言動ばかりしているが、非常に面倒見の良い、信頼するに足るすばらしい人だと思う。珠玉のエンターテインメント映画の一本。 【しぇんみん】さん [DVD(吹替)] 8点(2010-03-15 23:33:43) |
【のははすひ】さん [DVD(吹替)] 8点(2010-01-01 02:07:29) |