われらの歪んだ英雄のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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われらの歪んだ英雄

[ワレラノユガンダエイユウ]
우리들의 일그러진 영웅/Our Twisted Hero
ビデオタイトル : われらの歪んだ英雄
1992年
平均点:7.80 / 10(Review 5人) (点数分布表示)
ドラマ政治もの学園もの
新規登録(2004-01-25)【ゼロ】さん
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1.《ネタバレ》  最初の90分は、転校生の主人公ハン・ビョンテと、独裁状態の級長オム・ソクテとの服従関係が出来上がるまでを見せ続けられるので、はっきり言ってかなり息苦しいし、重苦しいです。
 最初のうちはビョンテも何かと頑張るわけですが、この独裁がなんといっても浸透しすぎている。なにせ、オム・ソクテが級友達だけでなく、全ての教師から厚い信頼を受けているので、ビョンテ一人の力ではもうどうすることもできないわけです。
 ソクテを倒す夢を妄想していたはずのビョンテが、いつしかソクテと仲良くなる自分を夢見ているシーンはとても悲しく、切なく、そして痛々しい。
 完全に心を折られたビョンテに最早信念はかけらも残されていませんでした。ソクテが作り上げたシステムの支配下に置かれながらも、完全にそのシステムに乗っかって、満足しているビョンテの様子が一番恐ろしい。
 ところが、この完璧ともいえる独裁システム、あっけないくらい簡単に幕をひきます。たった一人の新任の教師によって。
 この新任教師キム先生は、まるで黒船のような存在。
 外から見れば、なんてちっぽけで狭い世界で自分たちが生きているのかを教えてくれるような存在なんです。
 確かにこの小学校は、社会の縮図。いや、世界の縮図と言ってもいいかもしれないです。
 隠れた名作であることは間違いないでしょう。
たきたてさん [DVD(字幕)] 8点(2013-06-26 00:50:25)
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【点数情報】

Review人数 5人
平均点数 7.80点
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200.00%
300.00%
400.00%
5120.00%
600.00%
7120.00%
8120.00%
9120.00%
10120.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.00点 Review1人
2 ストーリー評価 10.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 6.00点 Review1人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 Review0人
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