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ウーマン・イン・ザ・ウィンドウ

[ウーマンインザウィンドウ]
THE WOMAN IN THE WINDOW
2021年上映時間:101分
平均点:7.67 / 10(Review 3人) (点数分布表示)
ドラマサスペンス犯罪ものミステリー配信もの
新規登録(2021-09-25)【鉄腕麗人】さん
タイトル情報更新(2023-02-26)【TOSHI】さん
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監督ジョー・ライト〔監督〕
キャストエイミー・アダムス(女優)アナ・フォックス
ゲイリー・オールドマン(男優)アリスター・ラッセル
ジュリアン・ムーア(女優)ジェーン・ラッセル1
ジェニファー・ジェイソン・リー(女優)ジェーン・ラッセル2
ブライアン・タイリー・ヘンリー(男優)リトル刑事
アンソニー・マッキー(男優)エド
トレイシー・レッツ(男優)ランディ博士(ノンクレジット)
中村千絵アナ・フォックス(日本語吹き替え版)
深見梨加ジェーン・ラッセル1(日本語吹き替え版)
小松史法デヴィッド・ウィンター(日本語吹き替え版)
木村雅史リトル刑事(日本語吹き替え版)
白熊寛嗣エド(日本語吹き替え版)
新津ちせオリヴィア・フォックス(日本語吹き替え版)
金尾哲夫ランディ博士(日本語吹き替え版)
脚本トレイシー・レッツ
音楽ダニー・エルフマン
作曲デヴィッド・ラクシン"The Cafe”(「ローラ」のサウンドトラックより)
フランツ・ワックスマン"Operation Montage”(「潜行者」のサウンドトラックより)
編曲フランツ・ワックスマン"Too Marvelous For Words”(「潜行者」のサウンドトラックより)
撮影ブリュノ・デルボネル
製作スコット・ルーディン
配給ネットフリックス
美術ケヴィン・トンプソン[美術](プロダクション・デザイン)
衣装アルバート・ウォルスキー
あらすじ
家族と別居し独りで暮らす児童専門カウンセラーのアナ。広場恐怖症の彼女は外出することが出来ず、自宅の窓から近隣で暮らす人々を観察することが日課となっていた。そんなある日、通りの向かい側にラッセル一家が転居してくる。彼女は、一家の一人息子のイーサンとその母親のジェーンと知り合うが、やがて一家に起きた恐ろしい出来事を目撃してしまう。しかし、一家の主のアリステアはそのことを認めないばかりか、アナにとって信じ難い事実を突きつけて来るのだった。
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2.《ネタバレ》 既に「1」のレビューアーさんが書いていらっしゃいますが、私も幾つかのヒッチコック作品のエッセンスを感じました。勿論、模倣ではなくオマージュとして。

ヒロインを広場恐怖症とすることで古びたアパートメントを極上の閉鎖空間に仕上げ、あたかも舞台劇の如く空間としては限定しながらも奥行と深さを感じさせてくれる演出。色彩感覚を混乱させるようなインテリアの数々と、より一層その効果を高めるカメラアングルや照明。そして何より、総ての出演者が確実に役を演じ切っていることによって惹き込まれる作品世界。ひさびさに上質なスリラーを楽しませていただけました。

強いて残念な点を挙げさせていただくとすれば、物語の展開としては非常にオーソドックスであること。必要以上に奇を衒うことのない展開は寧ろ好ましくもあるのですが、意外性という点では特筆すべきものはないかなと。伏線の数々もある程度想定可能なものが多かったのではないかと。そして、種明かしの核とも言える真犯人であった少年の犯行動機にしても、少々強引と言うか、連続殺人犯の卵とも言うべき人間の心理としては直球過ぎるような。

とは言え十分に見応えのあるスリラー作品であることは間違いなく、迷いつつも8点献上とします。
タコ太(ぺいぺい)さん [インターネット(字幕)] 8点(2024-01-13 18:02:33)
1.盛夏が過ぎて一気に秋めいてきた夜半、“ヒッチコックライク”なサスペンススリラーに興じる。
例によってコロナ禍の影響で劇場公開中止を余儀なくされた結果、Netflix配信となった今作は、中々掘り出し物的な良作だった。少なくとも秋の夜長のひとときを充分に満たしてくれる作品だったと思う。

前述の通り、サスペンス映画の帝王アルフレッド・ヒッチコックの幾つかの名作(「裏窓」「めまい」「サイコ」...etc)を統合して、現代版にリメイクしたような映画だった。
舞台となるマンハッタンのしなびた高級住宅街の雰囲気も相まって、現代の設定ではありつつも、時に「怪奇映画」や「恐怖映画」と敢えて呼称したくなるようなクラシカルかつアバンギャルドな映画世界が個人的には好みで、秀逸だったと思う。

極めて古典的で懐古的な映画手法やストーリーテリングを全面的に押し出しつつも、随所に斬新で挑発的なカットも挟み込んでおり、そういう映画づくりにおける意欲的な部分も含めて“ヒッチコックライク”だと言えよう。

主演のエイミー・アダムスは大好きな女優の一人だが、明らかに虚ろな瞳や、見るからに不健康でくたびれた体つきも含めて、“病める女性”を内外含めた全方向的に体現して見せており、実力派女優としてのレベルの高さを遺憾なく発揮している。
少ない登場シーンながら、物語のキーとなる女性を演じたジュリアン・ムーアの存在感も言わずもがな抜群だった。
(“別人”として登場する女優の絶妙な不気味さも最高だった)
「女優」という要素が、映画を彩る娯楽の中心にあることもまたヒッチコック映画を彷彿とさせる点だろう。

今作では、作為的に、映し出されるシーンの「時間帯」が即座に判別できないように演出されている。
物語全体が一週間の出来事として曜日のテロップは都度入るものの、主人公が薬と酒の影響で終始微睡んでいるような状態も重なって、「今」が一体いつなのかわけが分からなくなる。
その不安定さと曖昧さにより、主人公の精神状態同様に観客の意識もグラグラと揺らぎ、まさしく本来の意味通りの“サスペンス”を生み出していたと思える。

おそらく、気づいていない描写においても、様々な“仕掛け”が散りばめられているのであろう。
巧みなミスリードや数多くの伏線回収も含めて、良い意味で“混濁”した見応えのあるサスペンス・スリラーだった。
鉄腕麗人さん [インターネット(字幕)] 8点(2021-09-26 22:39:12)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 3人
平均点数 7.67点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
600.00%
7133.33%
8266.67%
900.00%
1000.00%

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