パッション・ダモーレのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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パッション・ダモーレ

[パッションダモーレ]
PASSION D'AMOURE
1980年上映時間:115分
平均点:6.00 / 10(Review 4人) (点数分布表示)
ラブストーリー歴史もの
新規登録(2010-05-18)【パブロン中毒】さん
タイトル情報更新(2010-11-04)【とらや】さん
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監督エットーレ・スコラ
キャストラウラ・アントネッリ(女優)クララ
ベルナール・ジロドー(男優)ジョルジョ
ジャン=ルイ・トランティニャン(男優)軍医
マッシモ・ジロッティ(男優)大佐
ベルナール・ブリエ(男優)少佐
脚本エットーレ・スコラ
ルッジェロ・マッカリ
音楽アルマンド・トロヴァヨーリ
配給日本ヘラルド
衣装ガブリエラ・ペスクッチ
字幕翻訳岡枝慎二
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1.《ネタバレ》 うーん、物語ですなあ。こういうのはいいなあ。決闘の後で、主人公がヒロインの発作を伝染されるところは、感動した。これアメリカだったら、二枚目の災難に絞った徹底した喜劇にするだろうし、日本だったら「オカメでも心は素直」という人情噺にするだろうし、フランスだったら心の機微をシャレて描くだろう。そもそも良識ある普通の国ではブスの映画で本物のブスは登場させず、ホッペタにそばかすを散らせばブスと思って見て下さいという映画上の約束事に則って描いていくものだ。でもここはイタリア、残酷なる凝視の国、ブスをリアリズムで描く。醜いだけでなく、そのひがみ根性というのか、優しい言葉をかけられるのを期待して自己批判したりするヤな女を、白日のもとに描いていく。男も、同情や憐れみから愛になったってんじゃなく、ほんと嫌ってたんだけど、運命というのか、心のこだわりの感情もある程度まで進むと結局「愛」と違いがなくなってしまうってことなのか。嫌な女だなあ、と観客に思わせといて、そして実際そうなのだけど、でもそんな彼女にも30年の孤独があったわけで、それを思えば、男一人の一生を台無しにしたけど幸せな最期だったのかも知れず、そしてそういう巡り合わせは、もう幸せ・不幸せという基準以外のとこで主人公の男にも何らかの納得を与えていたんだろう。人生ってこんなもんかも知れんなあ。おーこわ。
なんのかんのさん [映画館(字幕)] 8点(2011-05-05 12:18:57)
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【点数情報】

Review人数 4人
平均点数 6.00点
000.00%
100.00%
200.00%
3125.00%
400.00%
500.00%
6125.00%
7125.00%
8125.00%
900.00%
1000.00%

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