66.《ネタバレ》 成長したアナキン役のヘイデン・クリステンセンとナタリーの美しい二人の恋愛物語がメインのような今作。
ナブーの自然の美しさとともに眼福の作品。
それでいて、後の旧三部作につながる伏線がたくさんあって、
それらがすべて次回作の悲劇につながると思うと、二人の幸せそうな笑顔も美しい自然も、切なさが増すばかりでした。
それにしても、少年時代のアナキンは、もっと利発で思慮深い子だったような気がするけど、
成長したアナキンは自信過剰で聞き分けのない反抗期のような青年になってたのは何故なのでしょうか。
そういう精神面の危なさや繊細さをヘイデンはしっかり演じてたと思います。
ラジー賞取ったらしいけど、そこまで下手とは思わなかったです。
感情を抑えられないので、後々ダークサイドに落ちるのだけど、10年もジェダイの修行をしてて、
武術はともかく精神面の鍛錬はできなかったのか疑問。
これは、次回作でオビワンが自ら言うように、導き方を間違ったということですね。
やはり師匠としては力不足だったからとしか言えません。
クワイガンジンのパダワンだったら、精神面から鍛えたと思います。
この辺の流れは上手いですね。
EP1でクワイガンジンが死んでしまったのも、ダースベイダー誕生の布石だったんだと思いました。
今作での見どころは、ヨーダのライトセイバーでのバトルが見られたところ。
フルCGらしいけど、今見ても良くできてるし、普段杖ついてるのに、戦いの時めちゃくちゃ早い動きで強い。
思わず「カッコイイ」と声が出ました。
リピート率が低かった今作ですが、久しぶりに見たらやっぱり面白かったです。