裸の町(1948)のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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裸の町(1948)

[ハダカノマチ]
The Naked City
1948年上映時間:96分
平均点:7.67 / 10(Review 6人) (点数分布表示)
ドラマモノクロ映画犯罪もの刑事もの
新規登録(2004-06-20)【キリコ】さん
タイトル情報更新(2011-01-06)【M・R・サイケデリコン】さん
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監督ジュールス・ダッシン
キャストドン・テイラー〔監督・男優〕(男優)ジミー・ハローラン
ハワード・ダフ(男優)フランク・ナイルズ
バリー・フィッツジェラルド(男優)ダン・マルドゥーン
テッド・デ・コルシア(男優)ウィリー・ガルザ
フランク・コンロイ(男優)ドナヒュー
ネヘミア・パーソフ(男優)(ノンクレジット)
ジョン・ランドルフ〔1915年生〕(男優)(ノンクレジット)
音楽ミクロス・ローザ
フランク・スキナー(音楽)
撮影ウィリアム・H・ダニエルズ
配給セントラル
美術ジョン・デ・キュア(美術監督)
編集ポール・ウェザーワックス
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6. 製作当時としては画期的なオールロケ撮影の傑作。臨場感抜群で、ニューヨークの街並みをリアルに捉えたセミ・ドキュメンタリータッチが光る。  警部役B・フィッツジェラルドの安定感、若手刑事役D・テイラーのやや頼りなげな初々しさ。このコンビの捜査ぶりに加え、若手刑事の私生活も描いて映像に血を通わせており、人間味ある映像にまとめた演出はフィルム・ノワールにおける類型を確立した。ウィリアムズバーグ橋での撃ち合いに代表される縦構図等、立体感のあるカメラワークも秀逸。  「裸の町には800万通りの物語がある。これはその中のひとつだ」と語るラストのナレーションが印象深く、大都会・ニューヨークを見る視線が鋭い。
風小僧さん [インターネット(字幕)] 9点(2023-09-03 10:53:42)
5.撮影が素晴らしく、特に高低差を利用したカットは今でも十分画面に引き込まれる。惜しむらくはストーリー、他の優れた刑事モノと比べると数段劣る。
★★★1/2さん [DVD(字幕)] 6点(2022-09-23 12:41:12)
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4.ダッシンが撮った最初のフィルム・ノワールの傑作であり、彼の早くも確立された作品。 殺人犯を追う謎解きやスリルの詰まったサスペンス。後の「真昼の暴動」や「街の野獣」「男の争い」に引けを取らない逸品。
すかあふえいすさん [DVD(字幕)] 9点(2014-03-17 08:10:19)
3.最近の警察ものと比べて、この頃の警察は正義感が真っ直ぐで、特に警部補に魅力があった。色んな演出が使われており、退屈にならないように工夫がしてあった。好感もてる作品だった。
トントさん [ビデオ(字幕)] 6点(2008-07-28 11:15:24)
2.《ネタバレ》 ドキュメンタリー調でいわゆる〝警察のお仕事〟を追うように描かれているのですが、セットを使わなかったという、この現実の街並みが大変効果的な作りになっています。街の人々をたびたび映したり、一人の刑事の家庭をちょっぴり垣間見せることによって生活感をプンプン漂わせ生き生きとしたものにしています。キビキビした演出で進みますし、最後の捕り物シーンがこれまた素晴らしいのです。ナレーションが犯人に話しかけたりするのも斬新で面白いですし、大都会の真ん中でドンドンドンドン高いところへ登って行く犯人の姿は「キングコング」さながらで、そこから映し出される徐々に小さくなっていく街の姿が印象的です。そしてラストは人々を賑わわせた事件の新聞記事が紙くずとして処理されるシーンで締め、大都会の時間の流れの早さと変わらぬ日常を感じさせます。
ミスター・グレイさん [DVD(字幕)] 8点(2008-06-27 18:33:18)
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1.オープニング早々に事件が発生して、ストーリーは刑事の事件捜査の過程と共に描かれる。この事件の真相もなかなか凝っていて、展開にも緊張感や面白さがある。 事件を段々追い詰めて犯人に迫ると犯人がニューヨークの街中を逃げ回るが、これが市内でのオールロケで撮られている。 これは当時のハリウッドでは画期的なことで、戦後貧しいイタリアでスタジオや機材もお金もないというので屋外ロケ作品が作られ、それが迫真のリアリズム効果を生んだというのが発端らしい。 だから実際の街の路地を逃げ回る犯人、追う刑事達の映像はリアルで緊迫感がある。  追い詰められた犯人はウィリアムズバーグの高い鉄塔に逃れるのだが、犯人(カメラ)が見るニューヨークの俯瞰映像は平穏な日常と犯罪が同居する大都会のありのままの姿を映し出す。。 上空からの俯瞰映像はオープニングにもあり、製作者自身(?多分)によるスタッフや映画紹介のナレーション付きという作りも斬新。スター主義のハリウッドでバリー・フィッツジェラルドはともかく、他はあまり知られていない俳優を使ってるところにも新鮮な感覚がある。 残念なことに制作したマーク・ヘリンジャーはこの作品の完成直後に急死している。また監督のジュールス・ダッシンはまもなく赤狩りでアメリカを離れることになる。 
キリコさん 8点(2004-07-01 19:15:48)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 6人
平均点数 7.67点
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6233.33%
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8233.33%
9233.33%
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【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 10.00点 Review1人
2 ストーリー評価 9.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 9.00点 Review1人
4 音楽評価 9.00点 Review1人
5 感泣評価 9.00点 Review1人
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【アカデミー賞 情報】

1948年 21回
脚本賞 候補(ノミネート)原案賞
撮影賞ウィリアム・H・ダニエルズ受賞白黒
編集賞ポール・ウェザーワックス受賞 

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