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八日目

[ヨウカメ]
The Eighth Day
(Le Huitieme Jour)
1996年ベルギー上映時間:118分
平均点:6.48 / 10(Review 50人) (点数分布表示)
公開開始日(1997-05-24)
ドラマロードムービー
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2021-07-05)【イニシャルK】さん
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監督ジャコ・ヴァン・ドルマル
キャストダニエル・オートゥイユ(男優)
ミュウ=ミュウ(女優)
フェビエンヌ・ロリオー(女優)
佐々木勝彦(日本語吹き替え版)
村治学(日本語吹き替え版)
脚本ジャコ・ヴァン・ドルマル
音楽ピエール・ヴァン・ドルマル
撮影ウォルター・ヴァン・デン・エンデ
配給アスミック・エース
あらすじ
別居中の妻や子どもに見放されている、エリート銀行員のアリーは、ある日ひょんなことから、ダウン症のジョルジュの面倒をみることになる。ジョルジュは施設に入所しているが、何年も前に母が死んだことを理解できず、母親の元に帰ろうとしていたのだ。ジョルジュとの交遊で、癒しを見出すアリーだったが、2人には意外な結末が待っていた。
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
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50.《ネタバレ》 八日目のタイトルの意味が大きい。そして、鑑賞後、疑問が湧いてくる。  6日目に創られた人間の男と女と子ども。 そして、それだけでは不足と、神が満足すべき存在として創られた障害者ジョルジュ。 しかし、ドラマは過酷な現実を前に彼の死を描く。 そこで、さぁ「我々」は生きていかなきゃと捉えるべき内容なのか? これは「現実」が壊れていると言っているのではないか?  ジョルジュは、問題行動が多く、健常な女性には受け入れられない。 しかし、セールスマンの絶望的な孤独(これも現実社会がもたらしたものなのだが・・)の前に ジョルジュは神がかりな精神的ケアを男にほどこす。  「僕は皆と違う」と嘆くジョルジュに対し、男は言う。 「そう、君はすばらしい」 このセリフがあるから、救われた。
トントさん [DVD(字幕)] 7点(2023-06-17 21:23:47)
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49.《ネタバレ》 ダウン症患者がそのままの役どころを演じているので生々しいインパクトはある。 イマイチ感動できなかったのは、ジョルジュもアリーもあまり好感が持てなかったからか。 ジョルジュに振り回される周りの困惑や身内の大変さが伝わってくる。 思慮のない子供のような問題行動を許容するのはよほどの余裕がないと難しく思われる。 八日目に神様が創ったのがジョルジュ――そのメッセージが少々強引で押しつけがましく感じる。
飛鳥さん [ビデオ(吹替)] 3点(2014-04-27 10:39:37)
48.障害者モノで最後まで、まあ久々に抵抗なく見られた記念すべき2本目の映画。ジョルジュはどう贔屓目に見ても一緒にいたいと思えない人。そもそも、彼に共感も賛美も、監督は求めていないと思う。あんな彼に振り回されるアリーの視点で描かれており、むしろ見る者はアリーが彼を見捨てないことにイライラを禁じえない。でも、自分がアリーでもやっぱりあそこで土砂降りの中、ジョルジュを置き去りには出来ないんじゃないか、いやあのまま走り去るな、とか思って見ているうちに、アリーの心情に寄り添っているのがこの作品の上手いところだと思う。妻に完全な拒絶に遭い、娘にも冷たくされるシーンが効果的。『トト・ザ・ヒーロー』同様、シャンソンが散りばめられ、幻想的な映像もふんだんで美しい。ジョルジュが宙を舞うシーンは特に美しく印象的。ただ、ラストは救いがないし、結局、あの「八日目の理由」が一番あざとさを見る者に感じさせてしまっている所以だと思う。折角良い描写が続いたのに、結局はそれかい、と思わせてしまう。でもまあ、私としてはそれでも監督自身がそれを狙っていたとはあまり感じないので、結構すんなり受け入れられたのだが。イロイロあって、結果、人間らしく生きたいのであれば・・・、という意味ではあの『まぼろしの市街戦』のラストと共通するのでは。あちらはとても共感できたけれど、こっちは、なんともやり切れないものが残る。いずれにしても、なかなか良い作品だと思う。
すねこすりさん [DVD(字幕)] 8点(2010-04-06 23:12:54)
47.《ネタバレ》 うーん、、ダウン症を取り上げるのはまぁいいんだけど後半のダウン症患者の集団逃亡&マイクロバス強奪&遊園地に侵入は・・・どうなんですか?ジョルジュがダウン症で一人じゃ何もできないっていうことをアピールしすぎだと思うけどいまいちジョルジュに感情移入ができなかったし、アニーの行動もちょっと。二人の演技はそりゃ素晴らしけどもちょっと都合が良すぎるような展開が個人的には受け入れがたいものがありました。
M・R・サイケデリコンさん [DVD(字幕)] 5点(2009-01-21 10:49:25)
46.《ネタバレ》 音楽やナレーションに力入れるのはいいんだけど、一番大事な中身が伴ってないので心に響かない。もし彼女に子供出来ちゃったらどうするんだろうとか余計な事考えてしまってどうも集中できなかった。
オニール大佐さん [DVD(字幕)] 3点(2008-10-04 13:09:58)
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45.《ネタバレ》 芝生に寝転ぶ温かな感じの良い場面もあったけど、理解しがたい場面も多々あった。 
さやさん [DVD(字幕)] 6点(2007-09-20 00:50:17)
44.2年前にテレビで見ました。いろいろと強烈な作品だったという印象があります。極力日本のドラマや映画では描かないような、障害者の「イヤな」一面などもストレートに描いていました。不快と感じたわけではないですが、悪意のないジョルジュがまわりに迷惑をかけまくる・・・という描き方はどこか自分の胸に迫り来るものがありました。あの衝撃的なラスト、自分は、冷静に眺めていました。しかし「神は八日目に彼(ジョルジュ)を作り、それに満足された」(うろ覚えですが)というラストの言葉には、しっくりこないというか、あんなオチのシメにそんな言葉をあてがっても観客は救われないよ・・・みたいな冷めた気持ちになってしまいました。作品中の描写や内容は日本人にはどぎついかと思われますが、決して監督はジョルジュという障害者を悪者に仕立てようとしたわけでもないし、悪い作品ではないと思います。見てよかったと思えた作品でした。
☆Tiffany☆さん [地上波(邦画)] 7点(2007-08-11 08:29:41)
43.人間性再生ものは大体似たような話になるのでその辺は良しとしても、この作品はちょっと無理を感じてしまう部分が多めで冷めた感じで観てしまいました。まあ、そこそこです。
MARK25さん [DVD(字幕)] 5点(2006-05-25 07:13:45)
42.やさしい気持ちになれる映画。まぁよくこの内容で撮れたなという感じ。お国柄かな?
misoさん [ビデオ(字幕)] 7点(2006-05-01 16:49:55)
41.最近このテの映画が多いからか、さぁ泣きなさい!ってのを見せられても作り手のあざとさが見えてしまって共感できませんでした。「障害」を映画で扱う→賞をもらう。もしくはヒットする→製作者にお金がはいる。どーーもこのやり口は気に入らない。特にこの作品は映画として観客に何を訴えたいのか?その最も重要な部分が私のはわかりませんでした。
たかちゃんさん [DVD(吹替)] 2点(2005-10-31 22:24:33)
40.《ネタバレ》 アメリカとは違うヨーロッパ映画という感じでした。テンポがゆっくりだったし、映像もきれいだったし。ハリウッド映画のような派手さはない。話自体は。。。どうなんだろか。あまり感情移入できなくて、やたら冷静な自分がいました。いや、正直に言いますとむしろジョルジュにたまにイラついてしまいました。だって、ジョルジュのせいでトラックの運転手が怒ったのにアリーを締め出して、自分は車の中。そりゃないっしょ。
織姫さん [DVD(字幕)] 5点(2005-08-26 13:22:21)
39.すみません、素直に感動はできませんでした。こういう話があってもいいとは思いますけどね。やはりあざといといいますか、「障害者は純粋である、そして健常者でも心が病んでいては・・・」みたいなのがね、なんかイヤなの。「都会と大人は悪、田舎と子どもは善」みたいなのと似てる気がする。ひねくれてますね、私。いつも仏頂面、深刻そうなダニエル・オートゥイユの笑顔がたくさん見られたわけですが・・・やっぱり彼は深刻な顔のほうがよい、と確認できました。
envyさん [CS・衛星(字幕)] 5点(2005-06-25 14:51:01)
38.《ネタバレ》 ジョルジュにワロタwwww本能に忠実過ぎてワロタww俺の高校時代の同級生と外見キャラが似ててワロタwww喫茶店の姉ちゃんに詰め寄ってフラれて、好きなのに~好きなのに~ってダダこねるなよ^へ^;キモチハワカラナクモアリマセンガwwあの姉ちゃん欲情物だったもんなww 仕事にまっすぐなやり手サラリーマンのアリーが、なんか良い味出してるなって思った。誰だかはっきり思い出せないんだが、誰かとキャラが被ってるんだよな・・・誰だったっけ・・・思い出せない・・・・ それにしても注目すべきは、アリーの娘役(お姉ちゃんの方)を演じてた超可愛いあの女の子の純真無垢な眼差しと表情だろw マヂエロい気持ちなしにあの子抱きしめたいと思った。アリーが娘に夢中になるのも分かるよ。俺が親父でなくてもあの子はどうしようもなく極上に可愛いと思う。 だからこそ、あの純真無垢な眼差しの娘から、「プレゼント渡すだけ?じゃあ さようなら」って言われた時の父親のショックは計り知れなかったと思う。それまで暴れ倒しててもそう言われた瞬間、黙り込んで大人しくなって出ていってしまったアリーの気持ちメチャメチャ分かる。なぜか俺も釣られて泣いてしまった。  ところで、ラストシーンについてなんですが・・・・ジョルジュの飛び降り自殺で終わるってオチ・・・・ちょっとコクなんでないかい?監督さん。。。。 神様は八日目にジョルジュを創ったってのも舐めきってるしwwww ま、皮肉めいた笑いだと捉えるんならそれでもいいけどさ。
アキトさん 6点(2005-03-22 20:52:42)
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37.人が皆違うように、一口にダウン症といっても現れ方は性格や程度など様々だろうから、ジョルジュのような人もいるのかもしれない。でもなんか違う、、作為的という気がして素直に見られなかった。 彼の様々な問題行動は純真のようでいて”ずる賢い”、という感じで違和感があって好感が持てないし、一方のアリーも妻があれほど嫌がっているのにストーカーまがいに押しかけたりするので同情も共感もできない。二人の友情物語にしてもそれぞれの結末にしても、感動狙いといった胡散臭さを感じてしまって後味の悪さだけが残るようだった。   
キリコさん 4点(2005-03-19 22:35:21)
36.思いっきり泣こうと思って借りました。思い切り泣かせていただきました。ただハマらない人にはつまらない映画だと思いますので特に人にはすすめません。それにしてもアリーの奥さんが仕事人間のアリーをあそこまで拒絶する理由がちょっと納得できないのは私が日本人だからでしょうか。。ジョルジュよりもアリーがかわいそうで・・
junneisanさん 7点(2005-02-01 18:21:47)
35.なんだか、筋がすっきりしない割りには、予想外の結末…こういうのは慣れていないから、ついつい点数が辛くなる。一方で、ジョルジュ役の俳優さんは、本当にダウン症とのことらしいと聞くと、微妙に作品への評価に影響しそうになるのが良いのかどうか…。
みんな嫌いさん [DVD(字幕)] 5点(2004-12-18 17:33:19)
34.残念ながら私もジョルジュに魅力を感じることが出来ず、ラストで分かるこのタイトルの由来も全然ピンと来なかった。1人の人間として見た場合、私はジョルジュをどうしても賛美出来ない。障害者ということを持ち出して過剰に賛美するのはやはりベクトルの違う差別だし偽善だし、失礼なことだと思うので、私なりに素直で正直な意見を言ってみた。悪い作品だとは決して思わないので、6点は下さないでおきます。
ひのとさん 6点(2004-08-03 20:39:36)
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33.《ネタバレ》 娘に拒絶され悲嘆にくれるアリーを、ブランコにのせて慰めるジョルジュ。草の上に寝転び、特別な1分を過ごすアリーとジョルジュ。花火を打ち上げる父親(アリー)と、それを見つけた娘の目が合い心が通じ合った瞬間。もう涙腺緩みっぱなし、この3場面は本当に心に残りました。 どうせなら、ラストにも夢があれば良かったのに。でも、現実は難しいよね。神様は、無駄なものは創っていないはずなのに...ね。 
ウッフアラネージュさん 10点(2004-07-28 13:03:31)
32.《ネタバレ》 ジョルジュの姉さんの夫の目にも、涙が光っていた。ジョルジュの死後、テレビの出演者も含めて皆がルイス=マリアーノを歌う。この二つのシーンが好きです。あと、車に腰掛けたルイス=マリアーノはインパクトありすぎ。あれは、笑うとこかな?・・・アリーが施設入りしてしまうことには、私も違和感がありました。何もかもうまくいくラストよりは余程よかったのでしょう。しかし、私たちの誰も、狂人となって幸福を得たいとは望まないのですから。アリーだってそうだったはずなのに・・・。実際、神はジョルジュに満足したのでしょう。しかし神よ、その慈愛をもって、渋滞に苦しむものをも救いたまえ。
フランシス=ライオネルさん 5点(2004-07-19 04:06:48)
31.異色の友情物語、それなりに良かったんですが、死んでしまうのはちょっとつらいものがありました。
カーマインTypeⅡさん 6点(2004-07-14 13:26:03)
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【点数情報】

Review人数 50人
平均点数 6.48点
000.00%
100.00%
236.00%
348.00%
424.00%
5714.00%
6714.00%
7816.00%
8816.00%
9918.00%
1024.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 5.00点 Review1人
2 ストーリー評価 3.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 2.00点 Review1人
4 音楽評価 6.00点 Review1人
5 感泣評価 3.00点 Review1人
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【ゴールデングローブ賞 情報】

1996年 54回
外国語映画賞 候補(ノミネート) 

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