沓掛時次郎 遊侠一匹のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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沓掛時次郎 遊侠一匹

[クツカケトキジロウユウキョウイッピキ]
1966年上映時間:90分
平均点:7.38 / 10(Review 16人) (点数分布表示)
ドラマ時代劇ヤクザ・マフィア戯曲(舞台劇)の映画化
新規登録(2003-08-04)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2013-07-30)【イニシャルK】さん
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監督加藤泰
助監督篠塚正秀
キャスト中村錦之助(男優)沓掛時次郎
池内淳子(女優)おきぬ
岡崎二朗(男優)昌太郎
弓恵子(女優)お葉
三原葉子(女優)お松
清川虹子(女優)おろく
中村信二郎(男優)太郎吉
阿部九洲男(男優)安兵衛
尾形伸之介(男優)大野木の百助
小田部通麿(男優)蝮の大八
明石潮(男優)八丁徳
中村芳子(女優)お槙
中村時之介(男優)牛堀の権六
堀正夫(男優)鴻巣金兵衛
江木健二(男優)苫屋の半太郎
阿波地大輔(男優)
飯沼慧(男優)深谷の松造
五里兵太郎(男優)熊谷在の百姓
高松錦之助(男優)佐原の勘蔵
中村錦司(男優)
村居京之輔(男優)医者
波多野博(男優)平六
島田秀雄(男優)渡船の百姓
木谷邦臣(男優)
疋田圀男(男優)
那須伸太朗(男優)定吉
小山田良樹(男優)毛脛の半太
志賀勝(男優)中盆
香月凉二(男優)
渥美清(男優)身延の朝吉
東千代之介(男優)六ッ田の三蔵
原作長谷川伸
脚本鈴木尚之
掛札昌裕
音楽斎藤一郎
作詞佐伯孝夫「遊侠一匹」
作曲吉田正「遊侠一匹」
主題歌フランク永井「遊侠一匹」
撮影古谷伸
企画小川三喜雄
三村敬三
配給東映
美術井川徳道
編集宮本信太郎
録音佐々木稔郎
照明中山治雄
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16.《ネタバレ》 渥美さんは、いつもあのキャラなんだなぁ。なんだか寅さんとかぶって見えました。 まぁそれはともかく、この頃の時代劇は影が際立っている、というか、今の時代劇が明るすぎるのかな? その影が際立つ画面に映える赤。殺陣のシーンがどれも鮮烈です。
あろえりーなさん [地上波(邦画)] 6点(2015-08-04 22:53:05)
15.《ネタバレ》 ありがちストーリーの積み重ねといっていえなくはないのだが、ひたすら主人公を格好良く撮ろうという方向性と、それに応えた錦之介さんの存在感によって、作品に一本の筋が通されている。弱気な台詞でも、こう喋ったら格好良いだろうという美学がつい滲み出ているのです。
Oliasさん [CS・衛星(邦画)] 5点(2015-06-14 00:49:30)
14.いくら江戸時代とはいえクールな渡世人が一宿一飯の恩義だけで殺し屋を引き受ける展開が物足りないです。存在感十分の錦之助と渥美清はよかったですが、セリフの多い子役にももうすこしまともな演技指導をしてもらいたかったです。
ProPaceさん [CS・衛星(邦画)] 6点(2015-06-08 22:51:35)
13.《ネタバレ》 前半は時次郎と朝吉の物語、男の滑稽な意地が悲劇へと繋がるその一方で、遊女たちの「どこ吹く風」とばかりのバイタリティが印象的。そしてこの前半の物語は、「やるのかやらねえのか」と挑発に対する時次郎の「やりたかねえよ」との言葉と、これを覆し突如爆発する怒りとともに終わります。そして後半は、時次郎とおきぬとの物語ですが、これまた、男の意地が招いた悲劇から幕を開けます。おきぬの夫を斬ってしまった時次郎、夫を斬られたおきぬ。揺れ動く二人の微妙な関係を象徴する「櫛」。ラストは、病魔と闘うおきぬと、彼女のために死地に赴く時次郎、二人の戦いが並行して描かれますが、待ち受けるであろう悲劇を予想させるに充分なここまでの展開があってこそ、このクライマックスは真に息を飲むものとなっています。悲壮感あふれる錦之助アクションを、ご堪能あれ。
鱗歌さん [CS・衛星(邦画)] 10点(2014-12-04 20:53:31)
12.《ネタバレ》 『関の彌太ッぺ』、『瞼の母』と共に、長谷川伸原作・中村錦之助主演の時代劇。三本の中では、これが一番よかったように思います。とりあえず、話がわかりやすい。前半の朝吉とのエピソードにしろ、後半の三蔵とのやりとりから始まるエピソードにしろ、浮世の渡世でままならないことにがんじがらめにされ、それでもなんとか懸命に生きようとする者の哀感が十分出ていました。ただ、難病ものはちょっと苦手なんですが。それにしても、最後までの「耐え」があるから、あの刀を投げ捨てるラストが非常に気分よく、また泣かせる要因でもあります。加藤泰の演出も見ごたえあり。もうこんな義理と人情と仁義が生きている世界は存在しないのかもしれませんが、それだけにいっそう貴重でしょう。私は基本的にヤクザやマフィアの映画は嫌いなんですが、こういう組織より個人に焦点を当てたドラマには、見るべきものがあると思います。
アングロファイルさん [地上波(邦画)] 8点(2014-06-29 10:56:36)
《改行表示》
11.なかなか人情味のある深い話なんだけど、どうもコテコテすぎる。 しかし、中村錦之助の演技は相変わらずうまいし、迫力がある。 チャンバラシーンにしても、さすがはストストピッチャンの錦之助、実にリアル。 話はどうにも臭くてたまらないが、アクション部分の迫力と錦之助の演技は高く評価したい。
にじばぶさん [ビデオ(邦画)] 7点(2009-01-01 17:59:06)
10.《ネタバレ》 股旅ものの根本思想には、組織は悪くて個人はつらい、ってのがある。渥美清はバカを通して殺され、心が通じあう個人と個人は対決せねばならない。一旗あげたい農村青年が「やくざは虫けらだが、百姓はもっと虫けらだ、どうせ死ぬなら羽根を広げて死にてえ」という言葉が重い。さらに家庭という組織もからんできてるわけだ。股旅ものならではの寂寥感が随所に見られるいい映画だとは思うんだけど、錦ちゃんの長谷川伸三大名作の中では、作品のうねりに不整脈みたいなギクシャクしたものが感じられて、私はちょっと不満が残るの。これよりは『瞼の母』のほうが、さらに『瞼の母』よりは『関の弥太っぺ』のほうが純度が高いように思え、私は好きです。
なんのかんのさん [映画館(邦画)] 7点(2008-12-20 12:15:59)
9.時代劇ファンにはたまらん
アンダルシアさん [映画館(字幕)] 7点(2007-05-08 06:13:35)
8.本日DVD屋へ一番乗りで飛び込む。お目当てのそれをさっさと取り、レジへ。「お客様、本日発売の リー・ポッターお買い求めの際には記念品が付いてきますが如何なさいますか?」「結構です」「へ?」「いりません!!!」急いで家に戻り(恥ずかしながら初見)堪能する。う~。年をとると、涙もろくなっていけねえよぉ。なんて切なく、悲しい話なんじゃ~。加藤泰節、とも思えるローアングルの構図をふんだんに利用した画面に加えてシネスコの幅を使いきった演出方法は登場人物の感情を明確に示しておりここまでくると職人ばりの安心感。ああ、買って良かった。
Nbu2さん [DVD(邦画)] 9点(2006-04-21 22:06:16)
7.《ネタバレ》 中村錦之助と渥美清の競演というだけで観たくて借りてきました。オープニングから笑わせてもらいました。何だか寅さん観ているような感覚になりました。渥美清演じる朝吉、寅さんにチョンマゲ付けて、侍の格好にしたようなこの人物、本当に寅さんそのまんまです。そんな渥美清演じる朝吉が中村錦之助演じる時次郎の事を兄貴!と言う姿は何だかまるで寅さんシリーズの中の佐藤蛾次郎演じる源公が寅さんの事を兄貴!て呼んでいるみたいで何とも可笑しかったです。ただ、そんな渥美清演じる朝吉があまりにも早く死んでしまい、残念でした。中村錦之助は貫禄十分で見せてくれてるものの、内容的には苦手なタイプの映画でした。それでも結構、面白かったので7点!
青観さん [ビデオ(字幕)] 7点(2005-08-06 13:59:28)
6.時代劇が時代劇たりえた時代の最後の時代劇。仁義が仁義たりえた時代の最後の物語。
紅蓮天国さん 7点(2004-08-23 21:21:08)
5.時代劇と任侠が合わさったような映画だった。血しぶきなんかは時代劇ではほとんど見られないので印象に残る。この頃の錦之助は貫禄とか凄いし、円熟した演技がかっこいい。でも一番印象に残ったのは渥美清。死んでる姿でさえ喜劇が漂ってた。ストーリー自体はそんな好きな感じではなかった。ヤクザの仁義とか一宿一飯とかが理解しにくい。
バカ王子さん 7点(2004-06-26 02:03:01)
4.一宿一飯の恩義って、要するに、無理難題を引き受けざるを得ないことなんだということがよくわかる一本。こどもに本当の親の仇が誰なのかをいつ話すのか、たいへん気を揉ませる脚本だった。
南浦和で笑う三波さん 7点(2004-04-14 15:31:18)
3.渥美清との軽妙なコンビでの旅物語と思いきや、渥美清がすぐに死んでびっくり。錦之助が一宿一飯の義で人を切るっていうのにも驚き。ちょっと似合わない。でも、その事を悔やんでウジウジしているのは錦之助らしい。終盤の出入りは勧善懲悪ではなく、金のための出入りの助っ人でちょっと高揚感に欠けるが、最後子供の「斬らないで!」で刀を捨てるところはやはり錦之助らしい。一応ハッピーエンドに仕上がっている。随所に錦之助の魅力を取り入れながらも、任侠モノを作ろうとした苦悩が感じられる作品。個人的には錦之助には自由奔放さを期待しているので、渡世の義理に縛られたり、様式美重視の任侠モノを演じるのは違和感を感じる。
東京50km圏道路地図さん 6点(2004-04-14 15:00:53)
2.《ネタバレ》 これは、『みな殺しの霊歌』や『緋牡丹博徒・お竜参上』など、「愛と死と惨劇の情念世界」を常に“リアル=非情”に描いて独自の映画美学(映画史上類を見ない徹底したローアングルによる厳しくも美しい構図!)を確立した監督・加藤泰が、当時、独特の高く乾いた笑い声により「哀切」を表現させたら並ぶ者のない時代劇役者・中村錦之助と組んで、『瞼の母』に続いて、任侠劇の神様・長谷川伸の作品に挑んだ、「魂を揺さぶる」逸品!(ゼイゼイ) ちょっとだけ付け加えさせてもらえば、ちなみにかのC・イーストウッドは、この映画の大ファンなのである。なぜなら、錦之助演ずる沓掛時次郎が、渥美清演ずる身延の朝吉が単身牛堀一家に乗り込み惨殺されたのを見て怒り狂い、その場にいた一家の者をあっと言う間に皆殺しにしてしまうというシーンは、『許されざる者』において、またラストで、侠客の象徴であるはずの脇差を池に投げ捨て(即ち稼業を棄てて)、敢然と去っていく姿は、『ダーティ・ハリー』において、それぞれオマージュを捧げられているからである。(...ンなわけないか!m(_ _)m )
なるせたろうさん 10点(2003-08-22 18:45:27)(良:1票)
1.股旅物の傑作。加藤美学の集大成。錦之助の名演とあいまってその様式美に打たれる。東映時代劇というより映画界全体の斜陽とだぶったようなリリシズムが全編ただよう。なかでも雪の降る場面から下にパンしたら宿の女将に錦之助が告白しているシークエンスは特に秀逸。
スリム小池さん 9点(2003-05-08 13:14:35)
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【点数情報】

Review人数 16人
平均点数 7.38点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
516.25%
6318.75%
7743.75%
816.25%
9212.50%
10212.50%

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