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兵隊やくざ 強奪

[ヘイタイヤクザゴウダツ]
1968年上映時間:80分
平均点:5.50 / 10(Review 2人) (点数分布表示)
アクションドラマコメディ戦争ものシリーズものモノクロ映画ヤクザ・マフィア小説の映画化
新規登録(2003-12-25)【光りやまねこ】さん
タイトル情報更新(2022-02-24)【イニシャルK】さん
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監督田中徳三
キャスト勝新太郎(男優)大宮貴三郎
田村高廣(男優)有田上等兵
佐藤友美(女優)楊秋蘭
夏八木勲(男優)松川大尉
江守徹(男優)権藤兵長
千波丈太郎(男優)田辺上等兵
須賀不二男(男優)加藤中尉
伊達三郎(男優)梁班長
木村玄(男優)軍曹
堀北幸夫(男優)解放軍兵士
伴勇太郎(男優)解放軍兵士
西岡弘善(男優)大谷上等兵
毛利郁子(女優)マダム
金内吉男(男優)張隊長
歌澤寅右衛門(男優)郭伝耀
原作有馬頼義「貴三郎一代」
脚本舟橋和郎
吉田哲郎
音楽鏑木創
撮影森田富士郎
製作真田正典(製作主任)
企画奥田久司
配給大映
美術内藤昭
編集菅沼完二
録音海原幸夫
照明伊藤貞一
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2.《ネタバレ》 シリーズもついに大団円を迎えるわけだが、ここに来て大宮=勝新太郎と有田=田村高廣に子供が出来るという展開。これは二人が廃墟に捨てられていた乳児を見つけて脱出行を共にするという事だが、当時はまだ日本では認識がなかった中国残留孤児の先駆けとなるでしょう、もちろん大宮と有田が愛し合って子宝を授かったというわけではありません(笑)。今回の悪役は特務機関の大尉=夏八木勲で彼が隠した軍資金10万ドルを巡っての争奪戦となるわけですが、大映出演は珍しい夏八木勲、なんか髪形といい雰囲気といいまるで美川憲一みたいでした(笑)。大宮と有田は中盤以降は離ればなれになってラストまで絡まなくなる展開だけど、この映画の脚本はなんかとっ散らかしたような構成でそれぞれのエピソードの繋がりが悪いんです。だいたい気に喰わないのは1945年8月9日以降に満洲に攻め込んで関東軍を追い散らかしたのはソ連軍なのに、それがすっかり解放軍(中共軍)に置き換わっていてまるでソ連軍の侵攻なんてなかったかのような撮り方、ここまで来ると歴史改変といったレベルです。『眠狂四郎』シリーズと違い、本作でシリーズは打ち上げという意図で撮られたんだから、もっと印象に残るようなストーリーにして欲しかったところです。帰国最終便のトラックに乗り遅れた二人だけどそれでも楽しそうに子供をあやしながら去ってゆく、きっと困難を乗り越えて帰国しちゃうんだろうなとほっこりさせられるラストカットでした。
S&Sさん [CS・衛星(邦画)] 4点(2023-08-03 22:02:27)
1.《ネタバレ》 大映のシリーズでは最終作となるシリーズ第8作。前作ラストで終戦を迎え、あと一作どうするのだろうと思っていたが、敗残兵となった大宮(勝新太郎)と有田(田村高廣)が描かれていて、シリーズとしては完全に後日談という感じで、二人がどこの部隊にも所属していないこともあってか、これまでと違う印象もあるが、やはり今回も面白かった。今回、大宮と有田がひょんなことから赤ん坊を拾って子連れで行動することになるのだが、こんな展開は座頭市にもあったなあと思いながらも赤ん坊の世話をする大宮と有田が本当に微笑ましい。それに冒頭に登場する終戦を信じずにいる部隊は現実にもこんなことはあったのだろうと思わずにはいられない。後半、有田が敵に拉致されるという展開も前作にもあった二人を引き離すという部分と同じなのだが、この後半以降、有田の出番が少なくなって、最後まで子連れの大宮ひとりが活躍してるような風になってしまい、コンビものとしての魅力があまり感じられなくなっているのが少々残念だったかも。ヒロインを演じるのが佐藤友美で、悪役が夏八木勲と、ともに他社所属の俳優なのが、このころの日本映画の状況、というか大映の状況があまり良くなかったのではと感じられてちょっと興味深かった。ラストシーンは再会した大宮と有田の日本へ帰った後の幸せな暮らしを想像させるもので、これでこのシリーズは本当に完結という終わり方をしていて、すごく気持ちが良い。1作目から連続でこの8作目まで見たわけだが、それだけにやはり感慨深いものがある。
イニシャルKさん [DVD(邦画)] 7点(2021-07-03 23:13:49)
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【点数情報】

Review人数 2人
平均点数 5.50点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
4150.00%
500.00%
600.00%
7150.00%
800.00%
900.00%
1000.00%

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