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ストーリーテリング

[ストーリーテリング]
Storytelling
2001年上映時間:87分
平均点:4.53 / 10(Review 15人) (点数分布表示)
公開開始日(2002-11-16)
ドラマコメディオムニバス
新規登録(2004-01-17)【3737】さん
タイトル情報更新(2013-07-02)【8bit】さん
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監督トッド・ソロンズ
キャストセルマ・ブレア(女優)ヴァイ<フィクション>
レオ・フィッツパトリック(男優)マーカス<フィクション>
メアリー・リン・ライスカブ(女優)メリンダ<フィクション>
アレクサ・パラディノ(女優)カトリーヌ<フィクション>
ポール・ジアマッティ(男優)トビー・オクスマン<ノンフィクション>
マーク・ウェバー〔男優〕(男優)スクービー・リビングストン<ノンフィクション>
ジョン・グッドマン(男優)マーティ・リビングストン<ノンフィクション>
ザンダー・バークレイ(男優)デ・マルコ先生<ノンフィクション>
ジュリー・ハガティ(女優)フェーン・リビングストン<ノンフィクション>
フランカ・ポテンテ(女優)映画製作の編集者<ノンフィクション>
ノア・フレイス(男優)ブレイディ・リビングストン<ノンフィクション>
脚本トッド・ソロンズ
音楽ネイサン・ラーソン[音楽]
撮影フレデリック・エルムズ
製作テッド・ホープ
製作総指揮マイケル・デ・ルカ
特撮ランドール・バルスマイヤー(視覚効果スーパーバイザー)
あらすじ
アメリカ社会の陰欝な側面を2部構成で描く異色ドラマ。1980年代中頃のニュージャージー。女子大生ヴァイ(セルマ・ブレア)には、同級生で脳性小児マヒの恋人マーカス(レオ・フィッツパトリック)がいる。ある日、マーカスの書いた小説が、黒人のスコット教授(ロバート・ウィズダム)に酷評されたことがもとで、2人は大喧嘩。その夜、スコット教授と偶然バーで会ったヴァイは・・・?
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
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15.《ネタバレ》 トッド・ソロンズという監督は過激な題材を扱いつつも直接的な暴力や性描写は徹底して避ける人なのですが、「フィクション」編ではかなり露骨な性描写がなされています。また、主題について登場人物がセリフではっきりと喋ることも例外的であり、「フィクション」編はソロンズ作品としてはかなり異色な仕上がりなのですが、ここにソロンズの意図があります。恐らくこのパートは過激な描写があれば立派な社会派作品として扱われる風潮への反乱であり、外面的なショックのみに反応する観客達を挑発するためだけに作られたパートなのです。こんな底意地の悪い前振りを作り、そしてそんな前振りのためだけに当時人気が出始めていたセルマ・ブレアを裸にしてあんなことやこんなことをやらせたソロンズ、恐るべしです。 そうして「フィクション」編によるウォーミングアップを終えて後半の「ノンフィクション」編に入ると、映画のイタさはフルスロットル状態となります。殺人者やレイプ魔がひしめき合っていた「ハピネス」をも超える漆黒の闇が広がるのですが、そのあまりのイタさにすっかり魅了されました。本作にヘンタイは登場しないのですが、無気力人間スクービーを除く登場人物全員が無神経であり、本人の自覚のないうちに他人を傷つけまくります。「ハピネス」のような極端さがないだけこちらの方がリアルだし、身近に感じる分見応えがありました。さらに本作が凄いのは映画史上最大のタブーにまで踏み込んだことで、ユダヤ人の被害者ナショリズムや拝金主義にまで鋭く言及しています。「うちのおじいさんはホロコーストの被害者だ(おじいさんは戦前にアメリカに移民しているため、実際にはホロコースト経験者ではない)」と言い張るリビングストン家の人々が南米からの移民である家政婦をボロ雑巾のようにコキ使い、その献身に一切の感謝もせず使い捨てにしてしまうという展開が準備されています。その家政婦が善意の被害者であるかと言えばそうでもなく、レイプ殺人を犯した孫のために涙し(孫の無実を信じているわけではなく、孫は確かにレイプ殺人を犯したが、それは悪いことではないという無茶な論理で泣くのです)、ラストでは一家虐殺までを行います。とにかく登場人物全員がどうしようもなく、観客に何の拠り所も残さない徹底したダークぶりには恐れ入りました。 
ザ・チャンバラさん [DVD(吹替)] 8点(2011-10-24 23:47:55)(良:1票)
14.ゆがんだアメリカ社会を映し出すとかいうような感じの映画です。別に普通です。完全無修正版って書いてあったけど、そんなきわどいシーンあったかな?
すべからさん [ビデオ(字幕)] 4点(2008-05-23 18:17:11)
13.ブラックジョークの作品との触れ込みで鑑賞しました。しかし微塵も笑えませんでした。ブラックジョークで笑うには2つの要件が必要だと思います。ひとつは「共感」。密かに思っているけど口に出しては言えない事柄。非道徳的だが“あるある”と思えるようなシチュエーション。もうひとつは「虚構」。当然ながら現実の悲劇をネタにしては笑えません。現実感はあるが架空の設定(あるいはリアリティをぼかす要素)が必要です。(『サウスパーク』や『チームアメリカ・ワールドポリス』が笑えるのもこのため。)これらの要件にユーモアのエッセンスが加味されて、はじめて笑えるのだと思います。どんな種類の「笑い」であろうと、それを生むには繊細かつ高等な技術が必要です。偽善と欺瞞に満ちた社会をあざ笑いたいのなら、現実感あふれる悲劇を描くだけでは無策だと思います。(かろうじてブラックジョークになっていたのは催眠術の件くらい。)しかし、作品自体の出来が悪いとは思いません。興味をもって最後まで観ることが出来ました。ただ観る人を選ぶ作品だとは思います。
目隠シストさん [CS・衛星(字幕)] 5点(2006-11-07 18:59:21)
12.何でこんなに中途半端な2部構成にしてあるのかが、まず解らない。私はてっきり30分ものの3部構成だと思ってました。また、一話目と二話目に繋がりがある訳でもなく、対比してある訳でもなく、ただ並べられただけ。もちろん現在のアメリカの若者の姿を切り取ったんでしょうけど、そんなにブラックでも衝撃的でもない(登場人物が全員痛すぎる、つーか、「恥」を知らなさすぎる気はしますが…)。彼らにモラルや常識がないことは既に常識。アメリカの現状を描くブラック・コメディなら、出来が悪いと評判の「ブレックファースト・オブ・チャンピオンズ」の方が面白いです、4点献上。
sayzinさん [CS・衛星(字幕)] 4点(2006-09-29 00:04:09)
《改行表示》
11.好き嫌い分かれるだろうけど結構おもしろかった。 トッドソロンズ監督の撮る映画はどれも登場人物に対して暖かい目線を感じる。 突き放してクールな映画というよりは、どこか心温まる感じ。 まぁ、もちろんお話はドロドロでグチャグチャなのだが、それがいい。
Vanillaさん [ビデオ(字幕)] 8点(2006-07-13 14:31:29)
10.《ネタバレ》 最初に「二度と見たくない」ことを表明いたしますが、どうしようもない駄作だからではありません、念のため。「ハピネス」でニヤニヤ笑うことも可能だった観客が、「凍りつく」。ううむ、これはなんなのじゃ、いったい。思いますに、「アメリカの3大タブーおよび先入観を破壊せよの巻」ではないのかなあ。3大「タブーおよび先入観」の1は、「障害者はめげずにがんばってまじめに生きているいいやつ」。障害者だからって、聖人じゃないんだ、性欲もあれば嫉妬もするし、人を都合良く使おうとしたりするんだよ、ベイビー。その2は、「黒人だからって、いいやつとは限らないぜ」。シリアルキラーを多く輩出するアングロサクソンも顔負けの変態もいるんだぜ、ベイビー。その3は、「子供だからって、純粋無垢であどけないとは限らないぜ」。これはいうまでもありませんね。トッドソロンズは、なんだかもう「アメリカの偽善」に疲れてキレてしまったかに見えるな。「王様の耳はロバの耳」って大声で言っちゃえ、みたいな。そんで「文句があんならどこがどう間違ってるかちゃんと言ってみろ」みたいな。3大タブーには入れませんでしたが、もちろん、「黒人の男が白人の女を無理やりやっちゃう」ってのも、欧米の映画では絶対の「タブー」でありましょう。(白人の男にとって、このことこそが、あってはならない何百年に渡る恐怖でしょう)このように「ご当地事情」を極東の日本にまで伝えてくれているトッドソロンズだが、すまないがこれだけはもう見ない。
パブロン中毒さん [ビデオ(字幕)] 5点(2006-01-08 01:07:11)(良:1票)
9.かなり理解しがたい作品でした。
アンナさん [DVD(字幕)] 3点(2005-07-25 21:50:03)
8.IMDBの平均点がそれなりに高いので自分にセンスがないのかとちょっと鬱屈した気分になったが、これは面白くなかった。個々のネタは凝ったつくりで狙いはわかるが、毒ばっかりで、暖かみが感じられない。深夜放送か何かで、耳だけで聞けばまだ受け付けられるのかもしれない。フィクションの作家が、自分の体験しか書けないのに、ノンフィクションの映像作家が全く自分で思いもしなかったものすごいドキュメンタリーをモノにしてしまう皮肉が描かれているんだけど、どうもねェ。
南浦和で笑う三波さん 4点(2005-01-16 12:29:50)
7.きんもーーーーっ☆
マミゴスチンさん [映画館(字幕)] 3点(2004-07-31 07:24:40)
6.このサイトの点数は非常に低いが、日経新聞でお勧め記事があったので見てみたが、結構ハマった。シナリオがいい冷笑映画。各キャラがおもしろく、自虐型、夢想型などなど誰もが自分と重なるキャラがいるのでは。
ぼぎーさん 8点(2004-07-18 01:05:50)
5.映画そのものよりも、これを予告編で絶賛していたクドカンとはやっぱ相性悪いんだろうなあ~ってことの方が実感強いな。
合言葉は埜波と軍曹/埜波(のなみ)さん 1点(2004-06-29 10:22:24)
4.あまりにもブラック、あまりにもシニカル。もうついていけません。
Andy17さん 5点(2004-06-05 23:20:40)
3.《ネタバレ》 2部構成にする意味が全然わからん。最後の「この映画当たるよ」の台詞以外、終始一貫してダラダラ。皮肉を存分に利かせたつもりだろうけど、観た方の気分もダラダラ。
永遠さん 2点(2004-03-31 22:54:54)
2.《ネタバレ》 居心地が悪くなるような内容なのに、おかしみがある。・・シニカルというか・・皮肉のオンパレード(『ハピネス』を見た人ならお馴染み?)・・映画の構成も<フィクション>の主人公の作品はどんどんノンフィクションになり<ノンフィクション>の中で撮られている映像は、どんどんフィクションになっていくニヒリズム・・・おまけにこの映画を笑えない自分の心理に偽善的な部分を見つけたり・・『なにこればっかみたい』って笑える人がいれば、その人は健全なのかも知れない。自分は一体どんな顔をして、見ていたのかと考えると・・ちょっと笑える。。これと比べれば『アメリカンビューティー』はロマンティック。トッドソロンズの作品では処女作『ウエルカムドールハウス』が一番好きだけど、まだ目が離せない。
ウメキチさん 6点(2004-01-19 00:48:10)
1.2話からなるオムニバス形式でしたけど、1話目は30分くらいと ちょと短めで。2話目がこの映画のメインになっていたのかな・・。けど、そんなとこがズルイ!何もあれだけの為にセルマ・ブレアを使わなくたって・・ 勿体無いよ。きっと中身に自信が無いもんであれだったのだな、とりあえずは目玉になる子使っとけってさ。完全な客引きだ!
3737さん 2点(2004-01-17 06:59:01)
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【点数情報】

Review人数 15人
平均点数 4.53点
000.00%
116.67%
2213.33%
3213.33%
4320.00%
5320.00%
616.67%
700.00%
8320.00%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 5.00点 Review1人
2 ストーリー評価 2.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 1.50点 Review2人
4 音楽評価 5.00点 Review1人
5 感泣評価 Review0人
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