スーパーマン リターンズのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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スーパーマン リターンズ

[スーパーマンリターンズ]
Superman Returns
2006年上映時間:154分
平均点:6.31 / 10(Review 113人) (点数分布表示)
公開開始日(2006-08-19)
公開終了日(2007-01-19)
アクションSFアドベンチャーファンタジーシリーズもの漫画の映画化
新規登録(2005-12-23)【ギニュー】さん
タイトル情報更新(2024-01-18)【TOSHI】さん
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監督ブライアン・シンガー
助監督ダン・ブラッドリー(第二班監督)
スティーヴン・P・ダン(ロサンゼルス追加撮影助監督)
ブライアン・シュメルツ(オーストラリア追加撮影第二班監督)
キャストブランドン・ラウス(男優)クラーク・ケント/カル=エル/スーパーマン
ケヴィン・スペイシー(男優)レックス・ルーサー
ケイト・ボスワース(女優)ロイス・レイン
ジェームズ・マースデン(男優)リチャード・ホワイト
フランク・ランジェラ(男優)ペリー・ホワイト編集長
サム・ハンティントン(男優)ジミー・オルセン
エヴァ・マリー・セイント(女優)マーサ・ケント
パーカー・ポージー(女優)キティ・コスロウスキー
カル・ペン(男優)スタンフォード
ステファン・ベンダー(男優)15歳のクラーク・ケント
ジェームズ・カレン(男優)ベン・ハバード
ペータ・ウィルソン(女優)ボビー・フェイ
東地宏樹クラーク・ケント/カル=エル/スーパーマン(日本語吹き替え版)
石塚運昇レックス・ルーサー(日本語吹き替え版)
安藤麻吹ロイス・レイン(日本語吹き替え版)
平田広明リチャード・ホワイト(日本語吹き替え版)
麻生美代子マーサ・ケント(日本語吹き替え版)
雨蘭咲木子キティ・コワルスキー(日本語吹き替え版)
藤本譲バーテンダー(日本語吹き替え版)
小川真司〔声優・男優〕ジョ=エル(日本語吹き替え版)
稲垣隆史ペリー・ホワイト編集長(日本語吹き替え版)
咲野俊介(日本語吹き替え版)
島香裕(日本語吹き替え版)
村治学(日本語吹き替え版)
仲野裕(日本語吹き替え版)
星野充昭(日本語吹き替え版)
長嶝高士(日本語吹き替え版)
岡寛恵(日本語吹き替え版)
出演マーロン・ブランドジョ=エル(アーカイブ映像)
原作ジェリー・シーゲル(キャラクター創造)
ジョー・シャスター(キャラクター創造)
マイケル・ドハティ(ストーリー原案)
ブライアン・シンガー(ストーリー原案)
脚本マイケル・ドハティ
ダン・ハリス[脚本]
音楽ジョン・オットマン
ジョン・ウィリアムズ[音楽・1932年生](テーマ音楽)
編曲ジョン・アシュトン・トーマス(ノンクレジット)
ジョン・オットマン
リック・ジョヴィナッツォ(ノンクレジット)
撮影ニュートン・トーマス・サイジェル
製作ジョン・ピーターズ
ギルバート・アドラー
ブライアン・シンガー
DCコミックス
スティーヴン・ジョーンズ[製作](共同製作)
製作総指揮クリス・リー[製作]
配給ワーナー・ブラザース
特撮ソニー・ピクチャーズ・イメージワークス(視覚効果)
リズム&ヒューズ・スタジオ(視覚効果)
マイケル・ランティエリ(ロザンゼルス追加撮影特殊効果)
フレームストアCFC(視覚効果)
美術ガイ・ヘンドリックス・ディアス(プロダクション・デザイン)
ダミアン・ドリュー(美術監督)
ローレンス・A・ハッブス(美術監督)
カイル・クーパー(タイトル・デザイン)
編集ジョン・オットマン
エリオット・グレアム
録音デヴィッド・E・キャンベル
ジョン・T・ライツ
グレッグ・ルドロフ
ロン・バートレット[録音]
ダグ・ヘンフィル
字幕翻訳林完治
日本語翻訳佐藤恵子
その他ビル・ドレイパー〔その他〕(プロダクション総指揮[ノンクレジット])
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
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【クチコミ・感想】

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113.《ネタバレ》 まずはIMAX版レビューから。3Dは4箇所。時間は全部で20分ほど。正直なところ、あんまり3Dである事の効果の差は感じられませんでした。カメラワーク激しすぎると、何が起こってるんだか判らなくなっちゃいますし。むしろ『ここから3Dですよ』『3D終了ですよ』って画面上のメガネマークに「メガネ、メガネ」と横山のやっさん状態になるので集中力を削ぐ感がなきにしもあらずです。さて、ブライアン・シンガーという人に日頃全然期待していないので、今回も期待はしないつもりでいたものの、昔見た「I」「II」の思い出を引っ張りだしているうち、非常に厳しい目で見させて頂きますからね!という姿勢になっていました。ところがコレがもうまんま続編で、25年ぶりの続編ってどうなのよ?(あ、「III」と「4」はなかった事ね)とツッコミつつも、お馴染みなメインタイトルからどわーっ!と感激。クリストファー・リーブやジーン・ハックマン、ヴァレリー・ペリンなどに頭の中で自動的に置き換えるという、ちょっと失礼な見方になってしまってはいましたが(ロイスだけは置き換え不可でした)。「ここまではいい。しかしなブライアン、ラストシーンできちんと挨拶をせねばあくまで合格点はやれないのじゃ・・・って合格っっっ!!」みたいな。完全な第3弾として見てしまうと、「I」「II」のネタと被りすぎちゃってる部分もありますし、北極の住処をきちんと管理してないクラークにも落ち度がある!とツッコめない事もないです。まーたレックス・ルーサーの悪だくみですかいな、ってキャラクター世界の狭さまで引っ張ってきてますしね。でも、ここまで前作を大事にしてくれるとそろそろショボくれてきた古い映画ファンとしては本当に満足です。問題はここからスタートした人が楽しめるのかどうかですが・・・。
あにやん‍🌈さん [映画館(字幕)] 8点(2006-08-19 21:44:08)(良:1票)(笑:3票)
112.《ネタバレ》 完全にリメイクだと思っていたので戸惑った。そうなると20年ぶりに観るのでつらい、ヒロインとの関係など詳しく覚えていないし、キャストも変わっているので感情移入のしようが無い。主役の雰囲気といい前作に敬意をはらっているが至る所で見えるだけに、何故「1」から仕切り直さなかったのかと思う。最新技術による新しい「スーパーマン」で深く考えずに楽しみたかった。はっきり言うが、ストーリーがつまらな過ぎる。スーパーマンで一番難しいのは、スーパーマンが余りにも強すぎて敵が存在しないという点。そうなるとやはりスーパーマン関連のアレを弱点にするしかなかったのだろう。それでも敵の攻撃は今ひとつ何がしたいのか分からない。子供の存在も視聴者は皆分かっているのにも関わらず最後まで煮え切らないし。しかし今の時代においても、あの変装で通そうとする根性が凄い。
まさサイトーさん [DVD(字幕)] 5点(2007-03-31 19:46:48)(良:2票)(笑:1票)
111.《ネタバレ》 リチャード・ドナー監督の第1作の大ファンとしては、この作品を冷静に評価できないことをまず断っておきます。第1作目の冒頭、アクションコミックスを開いてからクリプトン星に進むあのオープニングシークエンス、ジョン・ウィリアムズのテーマ曲と青く光るクリスタル文字。それを再現してくれただけで万々歳!ブライアン・シンガー監督に8点献上します。ちなみに第1作のオープニングでは「地球からクリプトン星へ行く」行程が描かれているのに対し、今作のオープニングでは逆に「クリプトン星から地球へ戻る」行程が描かれています。だから青いクリスタル文字も第1作が手前から奥へ(地球からクリプトン星へ)動いているのに対し、今作では奥から手前へ(クリプトン星から地球へ)動いているのです。細かいところですが、ハリウッド映画はこういう細かい点にも論理的なつじつまを合わせる点がさすがだと思います。
MASSさん [映画館(字幕)] 8点(2007-01-04 16:15:28)(良:3票)
110.《ネタバレ》 オープニングでテーマ音楽が流れた時点で顔がニヤついてしまいますね。そして序盤の飛行機救出シーンが最高です。スタジアムの中央に着地した瞬間スタンドの客と一緒に拍手したくなってしまいました。以後盛り上がりきれないシーンが続きますが、ラストで地球をバックに再びテーマ音楽が聞けたので満足です。なんだか音楽の感想になっているような気もしますがクリストファー・リーブに捧げるに足る出来だったと思います
alianさん [映画館(字幕)] 7点(2006-09-24 01:47:00)(良:3票)
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109.《ネタバレ》 みなさんの評価が分かれていたので、どうなんだろうと思いつつ見に行きましたが、私はよかったと感じました。とにもかくにも新スーパーマン役のブランドン・ラウス、いい俳優を掘り出したもんです。クリストファー・リーブのあとを継がせるのは、きわめて難しい課題でしたが、ほとんどベストに近い「解」を見出したのではないでしょうか。他方、おおむね好感をもって受け入れられているようですが、ロイス・レインが私には……。とりたてての問題ないとは思うのですが、いろんなシーンのちょっとしたところに微妙な「若さ」が見えた気がします。 ビジュアルエフェクトは十分楽しめました。極端とも思えるほどの飛び方は爽快このうえないし、まるで「カンフーハッスル」みたいな“ありえねー”活躍の連続ぶりにもカタルシスを覚えます。この“ありえねー”さをもって、突っ込みどころとして評するのは、本作の場合、間違っていると思います(笑)。ストーリー的には、中盤、スーパーマンがストーカーマンと化すあたりは、やや引いてしまいましたが、終盤のどんでん返しによって辻褄は合わせられました。また、「クラーク・ケント」がほとんど無視された存在となっていたのは不満の残る点でした。 次作以降についてですが、私は本シリーズが『スターウォーズ』化していくのではないかという危惧を覚えています。つまり、「ジェイソン」=「アナキン・スカイウォーカー」という図式で、SWとは善悪が逆転した父子対決なんてこともあるのか……とか。あんまり、そういう展開にはしてほしくないなぁ~と思いつつ、8点也です。
delft-Qさん [映画館(字幕)] 8点(2006-09-02 14:18:02)(良:1票)(笑:2票)
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108.今作を観る前に、ドナー監督の「スーパーマン」をDVDで観ました。あの有名なオープニングタイトルの爽快さを今作でも感じることが出来、その時点で私の評価は高得点域に。しかも、内容はドナー版のクラシカルな作りを意識して、最近の映画に見られるアップテンポな進展ではなく、ひと昔前のハリウッド大作ロマン映画なる香りさえ漂わせています。たとえは乱暴ですが、ミスタードーナツのオールドファッションのような感じですか。今作の監督がドナー版をとても愛しているのがよく分ります。ヒーローがヒーローとして存在すること。それは、単純に世の中の悪い事、また、災害や事件から人々を救う事。スーパーマンが遥か地球の空の上、耳をすまして世界のニュースを聴いている場面では、なぜかうっとりとしてしまいました。特撮部分の出来もすごく、飛行機を救う場面などは、思わず声を上げそうでした。メジャーリーグのグラウンドに降り立ち、皆の声援を浴びる場面ではなぜか涙が。年をとっても、自分の中では、まだヒーローを欲しているんだなと納得。これって、サンタクロースの存在を信じていることと同じ現象なのかな。 とにかく、面白かったです。クリストファー・りーヴが演じて完璧なものとしたこの偉大なヒーローを、もう新しい作品はみることが出来ないだろうと、くじけてた心に見事よみがえってきてくれました。出来るならもう少し大きなスクリーンといい音響装置の中で観たかったです。公開初日なのに、え、なんで、この劇場で?とショックでした。
映画小僧さん [映画館(字幕)] 9点(2006-08-21 18:52:59)(良:3票)
107.《ネタバレ》 スーパーマンと子作りしたら危険でしょう!あっというまに地球を1週しちゃうんだから、精○の勢いだって....過去のスーパーマンを観ていないのでストーリーにはついていけないし、くだらないことばかり考えていて映画には全く集中できませんでいた。
爆裂ダンゴ虫さん [DVD(字幕)] 3点(2008-01-11 00:22:29)(笑:2票)
106.《ネタバレ》 ブランドン・ラウスの熱演には申し訳ないが、劇場の大スクリーンで1作目を観てしまっている者には、ブランドンの姿の後ろにどうしても彼が透けて見えてしまうのである。それが彼の役者としての幸福であり、不幸でもあったと考えると、オマージュ以外の意味を今作に見出すのが難しくなってしまう。オープニングにしてもしかり。やたら郷愁を誘うような演出は、スーパーマンのキャラクターから脱却しきれずに苦心した草葉の陰のクリストファー・リーブに何だか失礼なような気がするのですが…それはともかく、本当に興味があったのはオリジナルでジーン・ハックマンが演じたレックス・ルーサーだったりする。ヘラヘラ笑いを浮かべつつ、あくまでも軽いノリでとんでもない悪事を企むマッド・サイエンティストという人物設定をハックマンは実にうまくこなしていたが、此度のケビン・スペイシーでは酷薄さが一層前面に出ていたせいで、かなりの違和感を覚えた。クリプトン・ナイトをナイフ代わりにスーパーマンを刺すというのは、彼のキャラには合わない。まるでマフィアの親分である。ルーサーは本質的になぜか不動産に拘る小悪党なので(オリジナルでもカリフォルニアを海に沈めたがっていた)、この作品がオマージュならその点も継承して欲しかったです。
Roxyさん [DVD(吹替)] 6点(2006-12-29 20:05:45)(良:2票)
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105.《ネタバレ》 あの1作目の正当な続編…との触れ込みで観たくなった。 前の日に安く売ってた1作目のDVDを購入し、久しぶりに堪能。 そしてそれを観た直後、TVに映し出された「リターンズ」のCM。 「おお、この音楽を映画館で聞きたいなー」 …と思うと、川﨑チネチッタへとまっしぐら。 映画館のシートに座って思う。 俺の小学6年の時に流行した映画だったなー…と。 そしてスターウォーズと人気を二分してた記憶。 が、スターウォーズと違って女の子からも支持されて、 みんなスーパーマンのTシャツを着てたのが音楽と共に記憶から呼び覚まされる。 で、俺なりに感じた映画のテーマは「父から息子への伝承」 そう、いつの時代だって… 父親は、眠った息子へに…優しい微笑で明日を願うのだ。  去り際のスーパーマンと息子の視線が繋がって、ルイスにだけではない…新しい愛が。 母子家庭の俺の胸にグサリと突き刺さった後、優しい気持ちになれた。
映画の奴隷さん [映画館(字幕)] 8点(2006-09-19 15:32:34)(良:2票)
104.すんご~~~~~~く面白い!!久々にスカッとする映画を見ました。もうあのオープニングからジーンときた(笑)。♪デデデデッデ~~~~デン♪この音楽が流れたとたん劇場中が「おぉぉぉぉぉぉ」見たいな雰囲気に、久しぶりにスーパーマンに会える感動と喜びで俺の心は踊りに躍る!病気療養中の身にとってはこの自由に動き回って人々を助けるスーパーマンの活躍に胸が熱くなりました。まぁ確かに悪役が小物でそのくせやる事のスケールが半端じゃないくらいデカイですが(笑)それもまたご愛嬌ってもんですよ!!「さよなら」の一言が終盤これほど生きてくる脚本の構成に天晴れ。また会いたい!また会えるよねスーパーマン!!!!
一番星☆桃太郎さん [映画館(字幕)] 10点(2006-09-01 18:56:36)(良:2票)
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103.《ネタバレ》 ごめんなさい、私はあなたが居ない長い間、蜘蛛男や蝙蝠男に飽きたらず マトリックス男やミュータント男達に現を抜かしていたの。 空飛ぶ男に出会ったのは私がまだネンネ(死語)だった頃なのに、いつの間にか 私はあなたの年齢を大きく越えるほどに。 そのせいか、ブランドン・ラウススーパーマンは初々しく新鮮で惚れ直すのに 時間はかからなかったわ。飛行もビュンビュン、恋はルンルン。 文句なしのストーリー展開。DVD買いました。何度観たわよオープニング。でも一番好きな変身シーンは少なかったのよ!いじわるね貴方。でもね本当は めちゃ浮かれポンチで演技するレックス・ルーサー事ケビン・スペイシー様が 可愛いくて。PART2もあるはずよね。ケビン様にはキレ倒して欲しいのよ。なんならレックスの父親も出して欲しいと思っているのだけど無理かしら。 
成田とうこさん [映画館(字幕)] 9点(2006-08-22 22:45:55)(笑:2票)
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102.約20年ぶりに復活したシリーズ最新作は、続編でありながら、原点回帰のリメイク的な内容にもなっている面白い造りだ。今まで観た事がない人でも十分楽しめる内容にはなっているが、「Ⅰ」とリンク(マーロンブランドの重要なセリフ等)する部分もあるので、事前に「Ⅰ」だけでも観ておくとより一層楽しめるだろう。 【評価とテーマ】なかなか評価は難しい。「なぜスーパーマンが必要なのか」というテーマを相当ねちっこく、かつ丁寧に創りこんだため、完成度は高く、スーパーマンに対する深い愛情も感じられる良作というジャッジもできるが、2時間30分という長尺と派手なバトルがあるわけでもないストーリーとのバランスを踏まえると「長い・飽きる・くどい」といった評価も聞こえてきそうだ。「初代」に思い入れのある人には高評価で迎えられると思うが、最終的にはあまり高い平均点は期待できないかもしれない。 【ブランドンラウスが演じるスーパーマンについて】見た目や雰囲気はクリストファーリーブを彷彿とさせる見事なチョイスかもしれない。しかし、肝心の演技ができるかどうかは別だ。彼のスーパーマンは「表情」が語っていない。鉄火面のような無表情、CGのような無機質さを感じる。「人類に対する慈悲深い無償の愛」が根底にあるのは分かるが、「表情が豊かではない」→「感情が伝わらない」→「行動に対して共感できない」→「さっきから同じことの繰り返しじゃないか」という思考が延々とループしてしまった。もっと人間くささを出してもよかったように思える。 【ケヴィンスペイシーが演じるレックスルーサーについて】「セブン」のようなゾクゾクするような悪役を期待していたが、やや魅力を欠いている。好意的な評価をしても初代のジーンハックマンと同レベルかなという印象。もっとはじけてもいいと感じたが、本作のテーマを踏まえて、キャラクターとしての存在感を抑えたようにもみえる。本シリーズは、悪役が目玉となる「バットマン」とは根本的に異なり、あくまでも主役はスーパーマンという方針なのかもしれない。 【その他】幼年期のジャンプシーンは「スパイダーマン」や「ハルク」、着地時には「ミッションインポッシブルⅠ」を思い出した。ルーサーの出獄理由は「ダーティハリーⅠ」と似ているし、「タイタニック」のようなシーンもある。パクリではなくサービス的な意味合いでなかなかユニークと感じた。
六本木ソルジャーさん [試写会(字幕)] 7点(2006-08-02 21:01:38)(良:2票)
《改行表示》
101.《ネタバレ》 「X-MEN」の監督として有名なブライアン・シンガーによる3,4をなかったことにしての続編。 クリストファー・リーヴ似のブランドン・ラウス主演の本作ですが、タイトルのように「スーパーマンが帰ってきた!!」という飛行機事故のシーンはすごく感動しました。これは傑作になるだろうと僕以外にも多くの方が思ったと思います。でも、そこがピークでしたね(笑)いや、3,4に比べれば悪くないんですよ!ただ、長く退屈で印象が薄い… ブランドン・ラウスって当時抜擢された新人ですよね?だから演技がイマイチなのも仕方がないのかなとも思います。ケヴィン・スペイシーも本当は好きなんですけど、やっぱりレックス・ルーサーは、僕の中ではジーン・ハックマンなんですよね。だから、どうしも物足りなく感じてしまいます。 ブライアン・シンガーも「X-MEN」は他の監督の作品の方が好きなので僕とは合わないんでしょうね。どこかエンタテイメント性に欠けてる気がします。 スーパーマンは「マン・オブ・スティール」で帰ってきましたが、ブランドン・ラウスもいつか帰ってこれるといいですね(笑)
映画の夢さん [DVD(字幕)] 6点(2016-06-05 18:19:38)(良:1票)
100.《ネタバレ》 まさか、続編とは思わなかったが、ダークナイトライジングのように、劇中でも数年ぶりのスーパーマン復活という最初の飛行機墜落シーンは感激した、が、そこが最初で最後の一番の盛り上がりのシーンで、あとは微妙という感じ。話は大きく、金もかかっている感じはするのだが、ストーリーが浅いというか・・レックスルーサーが新大陸を作ってアメリカを乗っ取ったところで、軍隊が来たら対抗できる力も兵力もない。なんか、行き当たりばったりな計画で、若干、子供向けのウルトラマンとかと変わらないレベルの内容に感じた。
シネマファン55号さん [インターネット(字幕)] 5点(2014-09-08 12:56:37)(良:1票)
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99. あの青いコスチューム。完全に耐用年数を過ぎている。バットマンがあのコスチュームを着るのは、奇跡的に理由が現実に合致したからだ。  コスプレをした半分頭のおかしい金持ちが、夜中に悪人を痛めつける快感を隠すためにはあのような姿しかないからという、ありそうな感じがする。   スーパーマンはどうか。かっこよさの象徴として作られたのであろうあの記号性は、現代では受け容れがたいかっこうわるさとなってしまった。いったいどうブラッシュアップしたらかっこよくなるのか皆目見当が付かないが、現実のガジェットや最新の銃器を華麗に操る捜査官や、スタイリッシュな音楽と編集にあわせて遠心分離器に血液を入れる科学者が格好良いとされるブラウン管やスクリーン上で、スーパーマンが写ってももう人目を惹くことは出来ないのではないだろうか。   残念だが、映像がスーパーマンであろうとすればするだけ、そこにあるのが観たい映像ではなくなってしまうと言うのが殆どの人の感じたところではないだろうか。  
黒猫クックさん [DVD(吹替)] 5点(2013-08-01 15:58:40)(良:1票)
98.DVD鑑賞してたらお出かけしていた妻子が帰ってきて、娘がちょうど飛行機を助けに来たスーパーマンを見て、「うわっ!スッパマンや」。彼女はスーパーマンは知らないがスッパマンは朝のテレビで見たことがあったのだった。そのスッパマン、じゃなくてスーパーマンに飛行機のちぎれた翼がぶつかる!かと思ったら何事も無かったようにズバーンと翼を突き抜けていくその強靭に過ぎる体にひたすら「凄い」を連発する娘。実は「スーパーマン」を見たことがないヨメも「スーパーマンってこんなに強いん?」と驚きを隠さない。「これがスーパーマンや」と自慢げに教える私も実はこの圧倒的なパワーに半ば驚き、そしてその痛快さに感動していた。娘は夜も遅かったのでこの後すぐに就寝。困ったのがヨメ。どうもある程度スーパーマンを知っていないとわからないところが多いらしく、延々と質問の嵐に晒された。「なんで地球にいんの?」「どこから来たん?」「この衣装は誰が作ったん?」「この女の人、誰?」「クラークがおらんことになんで誰も気付かんの?」「眼鏡だけやったらわかるやろ」「なんでカツラ見ただけでわかるん?」あーうるさい。圧倒的な強さは、知らぬ者に清清しい感動を与え、続編ストーリーは、知らぬ者に疑問を与えるらしい。いやいや、ブライアン・シンガーはよく頑張っていると思う。この続編に課せられたハンデを説明っぽくならずにうまく見せている(ヨメはこの作品自体も途中からだったし)。ただ、後半ちょっと長すぎ&全体的に暗い世界観がスーパーマンに相応しくないように思った。
R&Aさん [DVD(字幕)] 6点(2010-01-25 14:14:21)(笑:1票)
97.20年ぶりに帰って来てくれたスーパーマン。次から次へと人類に降りかかる事故や災害を「何とかしてくれる」様は実に爽快でありました。最後、また静かに去っていくのも哀愁漂いGood。しかし、見せ場を一極に集中し過ぎでテンポの悪さを感じてしまうところが残念。後、最近の流行なのか知らないけどツンデレした大して美人でも無いヒロインにはいい加減イラっとさせられます。
Kの紅茶さん [地上波(吹替)] 6点(2008-11-14 20:07:04)(良:1票)
《改行表示》
96.《ネタバレ》 予想を大幅に超えてつまらん。今までのシリーズは軽くしか鑑賞していないので思い入れは無い自分なのですが、ずばりこれはファン向けに作られた作品ということなのでしょうか? 内容的には見せ場が無いなーという感想。飛行機助け始めるまでに引っ張りすぎだと思うし、それ以降興奮するようなポイントは無かったように思える。なんかどんよりしてるし。CG技術が格段に進歩しているのだからもっとスケール広げてほしいなぁ。ブライアン・シンガーとは相性悪いです。 ただ飛行機救出のシーンはド迫力だったのでこの点数で!
HIRABAYASHIさん [DVD(吹替)] 3点(2008-05-27 01:51:15)(良:1票)
95.《ネタバレ》 佳作。クリストファー・リーブの作り上げたスーパーマンのイメージを損なうどころか、いかにもスーパーマンやロイスらしい人選がよいです。ほかの方も書いているとおり、前半の飛行機救出シーンなどの展開がよい割に、後半のストーリーがちょっと雑な上に、長いというのが難点です。まあ、そこそこ楽しめる、というところでしょう。
mohnoさん [DVD(字幕)] 6点(2008-01-23 01:20:46)(良:1票)
94.《ネタバレ》 「なぜスーパーマンは必要ないのか」という記事を書き、ピューリッツァー賞を受賞したロイス・レーン。だが、心の中のヒーローを探した時、そこにいるのはいつもスーパーマンだった。ハイクオリティな映像と変わらぬテーマ曲で我々の前に戻ってきたスーパーマン。序盤の飛行機救出シーンは圧巻。キャストを一新し、ロイスも可愛くなった。ただ、惜しむらくは、ケビン・スペイシーのレックス・ルーサー。これではただの異常犯罪者であって、憎めない小悪党だったジーン・ハックマンのイメージとはかけ離れている。最後も派手な対決があるのかと思えば、勝手に無人島に不時着して終わり、とは拍子抜け。深手を負ったスーパーマンが病院に担ぎ込まれるという展開にはびっくりした。
フライボーイさん [DVD(字幕)] 7点(2008-01-09 07:46:52)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 113人
平均点数 6.31点
000.00%
110.88%
210.88%
354.42%
487.08%
51614.16%
63026.55%
72320.35%
82219.47%
943.54%
1032.65%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.64点 Review14人
2 ストーリー評価 5.15点 Review19人
3 鑑賞後の後味 6.31点 Review19人
4 音楽評価 8.85点 Review21人
5 感泣評価 4.92点 Review13人
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【アカデミー賞 情報】

2006年 79回
視覚効果賞 候補(ノミネート) 

【ゴールデンラズベリー賞 情報】

2006年 27回
最低助演女優賞ケイト・ボスワース候補(ノミネート) 

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