《改行表示》45.期待しないで観たけどすっごく得した気分。間違いなく良質の映画です。何と言ってもキャスティングがいい!トラボルタに関しては賛否両論あるみたいだけど例えばあれがブラピやキアヌだったらカッコ良過ぎでシラけるよ。いいんじゃないおデブのトラボルタで。 この映画にはキレイなオネエチャンは1人もでてこない。出演者は中年のオヤジ&老人&疲れたオバサンのみ。でもいいんだこれが。実話という事を意識してあえて派手な脚色を省き地味だけど丁寧に作った製作者側には惜しみない賛辞を贈りたい。 R.デュバルもJ.リスゴーもS.ポラックも良かったけど私が一番ハマッたのは事務所の財政担当のW.H.メイシー。この人ってこういうちょっと気が弱いけど馬鹿じゃなくて悪人には成りきれない勤め人の役をやらせたら天下一品だと思う。メイシーが巧いからかもしれないけど映画のメインテーマである水質汚染問題より事務所のどうしようもない資金難に喘ぐ様子の方が私的にはグッとくるものがあった。ただ残念なのは最後の大事な部分がサラ~っと流されちゃったところと被害者住民の態度。破産までして頑張ったトラボルタにもうちょっと感謝するような場面があってもいいんじゃないの!ま、実際にはあったんだろうけど映画でもその辺を出して欲しかったな。私が住民だったらトラボルタを家に呼んで食事くらいご馳走するぞ!! 【まりりん】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2005-11-26 16:33:02) (良:1票) |
44.尻切れトンボなのと、最後の被害住人の女性の言動でぶち壊されました...。0点にしたいけど、俳優陣の演技、地味な展開ながらもグイグイ引き込まれる演出やキャメラが素晴らしかったです。 【リン】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2005-11-03 22:43:30) (笑:1票) |
《改行表示》43.《ネタバレ》 6.5点 損得主義だった弁護士が、工場からの排水汚染により子供を亡くした親たちの弁護を引き受ける。 最初は損得勘定で動き出した主人公が人情で動く弁護士に変わっていくノンフィクション映画 ・人情で動くようになったのはわかるけど、きっかけの描写が弱すぎる気がする。 ・ノンフィクションのため全体を通して盛り上がりがない 盛り上がりがない割には金策や証言集めなど退屈せずに見れました。 報われない形となりましたが、最後の笑みは本人にとってはまんざらでもないということなんでしょうか 観て損はしない程度にはおもしろかったです。 【メメント66】さん [インターネット(字幕)] 6点(2017-09-10 19:59:46) |
《改行表示》42.《ネタバレ》 これだけ多くの人が裁判に絡んでたら『何が目的』なのか、わからなくもなりますわな。 爽快感ではなく悲壮感漂う映画でしたがナカナカ見応えがありました。 【ろにまさ】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2015-05-09 17:51:59) |
41.《ネタバレ》 トラボルタかっこいいですね したたかなR・デュバルもさすが 金策に苦渋する様子も生々しい 実話ものなので、派手さは無い これみよがしな女の人もでてこない(笑) しかしやはり重みが違う 弁護士としての勝ち負けの尺度は何なのか 金か?名誉か? それとも正義なのか 14ドルとラジオだけまで「丸裸」になった主人公の答えは? その答えはきっと最後の微笑みにあるのでしょう トラボルタお見事! おまけに最後に出てきたキャシーにびっくり!(エンドロールに名前出てないし) いやー最後にいいとこ持ってかれた感じですね(笑 【Kaname】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2012-09-14 08:54:56) |
《改行表示》40.普通の法廷ものを期待すると裏切られる作品です。本作における取捨選択の基準は独特で、哀れな公害被害者や法廷闘争の扱いはあくまで控えめ、物質主義者だった主人公が人情で動く弁護士に生まれ変わるまでの過程が映画の中心となります。最大のクライマックスであるはずの評決がラストでテロップ処理された時にはさすがに驚きましたが、これは脚本・監督を務めたスティーブン・ザイリアンの潔さの表れでもあります。すべてを描けば3時間超えの散漫な映画になるかもしれなかった物語を断腸の思いで整理し、描く対象を絞り込むことで上映時間を2時間に収めてみせたのですから。。。 まずはっきりさせるべきは、これは法廷闘争をメインにすべき物語ではなかったという点です。というのも部が良いのは圧倒的に原告側であり(そもそも主人公が案件を引き受けたのは勝つのがわかりきった訴訟だったからだし、実際、被告企業はかなり早い段階で和解を申し込んできている)、これでは勝つか負けるかのスリルが生じえないからです。この物語がドラマチックなのは、金で幕引きをしようとする被告企業からの申し出を拝金主義者だった主人公が断り、借金を重ねてでも巨悪を暴こうとした点にあります。この映画はその点を思いっきりクローズアップしますが、この判断は正解でした。主人公は財産も友人も失い、被害者たちからは「こんな安い賠償金で納得できるか」と罵られてたった一人になるのですが、それでもなお戦い続けて公害企業を廃業にまで追い込みます。この執念をきっちりと描くことに成功しているからです。また、爽快な部分はあえて削ぎ落とし信念に固執することの苦しみを中心に据えることで、「エリン・ブロコビッチ」や「レインメーカー」のような爽快感重視の作品とは一味も二味も違う独自の立ち位置を確立できています。 【ザ・チャンバラ】さん [DVD(吹替)] 7点(2012-07-04 01:50:08) |
39.《ネタバレ》 ポルシェだったか。ブイーンとすっ飛ばしすぎの画の後にスピード違反のキップきられてる画。さっさと金にならない仕事を断って次の仕事に移りたい。そんな心境を皮肉とユーモアを交えて見せる。さっさと断っての帰り道にブイーンとすっ飛ばして捕まるという全く同じ展開が映し出される。繰り返しの妙によるさらなる笑いを提供する。と同時にこのシーンをストーリーが動き出す転機にまでしてみせる。なかなか巧いではないか。金になると判断した金満弁護士は端から原告のことなど考えておらず、和解金をせしめるという目論みは最初から原告の「謝罪と環境改善」という訴えを無視している。しかしある証言を切欠に原告の思いを代弁する真の弁護士となってゆき、この第二の転機から大きく物語が動き出すのである。ところが丁寧に作られたストーリーの中で唯一この第二の転機となる描写が弱い。たしかに子供が親の願いも叶わず目の前で息を引き取るという世にも悲しい出来事は人を変えるにじゅうぶんな出来事かもしれない。しかしチームの誰もが変わらない中でこの金満弁護士だけが唐突に変わる理由としてはあまりに説得力に欠ける。このあたりを丁寧に掘り下げて描いてくれればその後の無謀な独り相撲により悲壮感を出せただろうし、ラストの笑顔により感動できたような気がする。娯楽映画としての詰めがちょい甘かった。 【R&A】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2009-11-12 13:40:57) |
38.これが実話と思うとアメリカの弁護士も幅広いなー。正義のためとはいえ、自分たちの生活まで犠牲にしても、勝てるという保証もないのに・・・、今時貴重な人たちでした。 【白い男】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2009-06-20 23:37:29) |
37.実話モノは好きだが、この作品は淡々としすぎていて、驚嘆や感動とは無縁。ラストの字幕は実話モノ好きにとってお決まりでもあり、最も後味を左右する部分でもあるが、何かとても中途半端な印象。もちろん実話だからこそとい部分もあるのだろうが、私財を投げ打った弁護士の正義、社会悪への懲罰、実話映画としての質。んー、中途半端に感じてしまう。。 【Andrej】さん [DVD(字幕)] 5点(2008-11-22 03:06:17) |
36.まあまあ。いずれにせよ正義感はいつまでももっていたいですね。 【すたーちゃいるど】さん [DVD(字幕)] 6点(2008-10-29 22:09:42) |
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35.《ネタバレ》 この映画の後で「エリン・ブロコビッチ」を見るべきだった! そしたら2倍カタルシスを味わえた。問題の水が入ったコップが印象的に何度画面に映し出されても、シュリクマン弁護士はぴんとこない(別の突破口を開きはした)が、エリンは抜け目なく汚染された水を交渉相手にふるまうしたたかさに出る。この打てば響く演出を見ても、家事の経験や母性本能をもつ女性に男性はとうてい勝ち目ないかも(笑)。同じキレ方でも、シュリクマンは1人部屋にこもって物をなぎ払い、エリンは誰であろうと不愉快な相手に説得力のある痛快な啖呵をきる。また遺族と弁護団、事務所の各チームワークがばらばらな「シビル」に対し、「エリン」では原告たちの個人情報を全て暗記し、個人レベルで励まし続け、ラストでは全ての人間関係、莫大な賠償金、高額な手当を手中に収めた。ただ、だからといって「シビル」が駄作とは思わない。あくまで民事における失敗と成功の各好例ということだ。蛇足だが、原告の女性には心底腹が立つ。ラストはもとより冒頭のラジオ放送の飛び込みからして失礼千万。自分の問題に強引に関わらせたせいで他者の生活を脅かしたとは考えないのか。世話になった弁護団をねぎらうどころか無能呼ばわりするようなモンスター親など、同情する気には到底なれず。ただ視聴者がこの女性に共感できるよう作られていなければ、この作品にとっては致命的なのでは。 【tony】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-07-28 23:12:19) |
34.《ネタバレ》 終わり方があっさりしており、あまり印象に残る作品ではなかったけどもロバート・デュヴァルが余裕のある演技でイイ味を出していました。私財を投げてまで戦うトラヴォルタの姿勢もカッコよかったです。 【ギニュー】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-02-22 20:56:30) |
33.《ネタバレ》 ○途中までの展開には満足だが、なぜ肝心の最後の部分をナレーションで済ませたのか。ベタではあるが、そこでトラヴォルタの演説が聞けるものと思っていたのに残念。キャストなどには非常に満足していたのにもったいなすぎる。 【TOSHI】さん [DVD(字幕)] 3点(2007-05-30 00:18:54) |
32.あまり印象に残らない法廷モノ。トラボルタなのに。 【Michael.K】さん [ビデオ(字幕)] 4点(2007-01-19 03:36:31) |
31.《ネタバレ》 アンビリーバボーで内容を知ってしまったので、ストーリー的な興味は無く、役者が実話をどのように演じるか?が関心対象になるのだが、主人公の心情変化がどうもつかめない。アンビリーバボーの方が事の背景・経緯の説明が詳しくて、面白い。それなりの金をかけた映画より、TVの1時間の企画モノの方が面白いという事はやはり映画としては失敗なのだろうか?何も知らないで見たらそれなりに面白いのかもしれないが・・ |
30.《ネタバレ》 かなり硬派で、渋いストーリー。つまりは地味なのだが、退屈はしなかったし、個人的にはスリリングだとすら感じた。財政的に追い詰められ、仲間の信頼も失い、老獪な弁護士(この一癖も二癖もあるキャラクターが素晴らしい!)にこてんぱんにやっつけられる主人公。しかし多くの苦難の果てに、巨大な火柱がまるで罪を告発するかのように燃え上がる。公害という立証も難しい隠れた罪の大きさを、目に見えるように効果的に表現したあの場面は、終始鬱屈していたこの映画の空気を吹き飛ばすハイライトである。正義を達成した結果として残ったのは、たった14ドルとラジオのみ。それなのに満足げな笑みを見せるあのラストシーンは、いい。地味だけど、かっこ良すぎる。弁護士を頼むなら彼のような人に頼みたいと思う。一緒に働くのはごめんだが。 【no one】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2005-11-26 00:12:29) |
29.法廷での派手なやりとりを避けて堅実な描写をしているのは好感が持てるが、実際に主人公がやっていることは滅茶苦茶だし、勝手に和解を蹴ってくる(恐らく、依頼者への意思確認もしていないと思う)なんて、懲戒処分ものです。最後の大事な部分があっさりナレーションですまされているのも、消化不良。 【Olias】さん 4点(2005-03-15 02:18:52) |
28.ロバートデュバルがいい感じですね。最後まで退屈はしませんでした。なにか釈然としない感じは実話ですから仕方がないでしょうね。 【かじちゃんパパ】さん 6点(2005-02-16 08:58:39) |
27.脚本家ではなかなか名の知れたスティーヴン・ザイリアンの監督作なのね。実話だからストーリーのラストが読めるのは仕方のないことだけどそれを上手く魅せているザイリアンはなかなかいいですねぇ。バッド・エンドと思いきやその後に本当の結末が待っている。ん~、だから実話映画を見るのはやめられないんだよね~(笑)でもトラヴォルタにはちょびっと弁護士役は似合ってないね。太りすぎや(笑) |
26.う~ん、あまり面白くなかったかな。最後まで淡々と進むから眠気が・・・ 【A.O.D】さん 4点(2005-01-10 21:27:00) |