2.死後100年以上が経過した、2010年に詳細が明らかになったというヴィクトリア女王の最後の秘密の映画化。
”Your Majesty”としての威厳や気品だけでなく、
その孤独をも時にユーモアを感じさせる演技交えながら見事に両立させてみせる。
何といってもヴィクトリア女王を演じるジュディ・デンチの圧倒的存在感が凄かった。
「終わりよければすべてよし」という言葉がありますが、
本作でも描かれている通り、側近の連中にとっては面白くなかったのでしょうが、
女王陛下の人生の最晩年に彼のような若者が傍にいたことが素直に良かったと思える作品でした。