《改行表示》18.有名な物語なだけに主役2人のビジュアルや年齢設定も気になって話が素直に入ってこなかった。 舞台版として客席から観るにはいいかもだけど、映画としてアップにされると、、、。 これでは冒頭に主役が友から言われた「下心」が前面に出てしまって実写化失敗である。 カトちゃん夫妻も仲睦まじいのでダメとは言わないけれど、、、ねぇ。 そのかわりお2人のダンスシーンは最高です。女性たちの衣装や妄想世界のセットも素敵でした。 だから逆に本ストーリーよりも妄想シーンを長くした方がもっと楽しめたかも。 【movie海馬】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2021-08-05 23:16:56) |
17.最初の部分の、そんなに簡単にアメリカ行きを承諾するな!君は今の仕事に誇りはないのか!に始まり、突っ込みどころは多数あるのだが、オジサン達の永遠の憧れのシチュエーションを恥ずかしげもなく堂々と(ほめ言葉)作品化して完成させてしまったという度胸の良さは大いに評価したい。 【Olias】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2021-03-21 01:58:14) |
16.展開は予定調和でダンスはアステア作品では通常運転。撮影中に愛妻が病死し周囲の励ましで降板を回避したという、何時も以上に素敵に感じた笑顔の裏に隠されていた事実に胸が詰まります。フレッド・クラーク&セルマ・リッターの名バイプレーヤーぶりも心地よい良作です。 |
15.「私がいくらお便りしても一度も返事をよこさない足ながおじさん、あなたはどんな人?」と空想を巡らすジュリー、とてもファンタジックでロマンチックな物語である。子どもの頃読んだお気に入りの小説だ。映画はこの空想シーンがミュージカルになりダンスになる。アステアのダンスは芸術的であり、対するレスリー・キャロンも本職ダンサーだ。このふんだんに盛り込まれたダンスシーンが好きでないと、映画は途中から退屈になり長く感じることだろう。私は嫌いではないが何度も見せつけられるとやや・・・の方である。 【ESPERANZA】さん [DVD(字幕)] 6点(2014-01-23 05:38:52) |
14.フレッド・アステアの相変わらずの上手さ、足さばきなどは見られるものの物足りない。なんでだろう?上映時間の長さもちょっと気になる。テンポがいま一つなのか?それともやはり話に乗っていけないからなのか?いずれにしても物足りない。映像の美しさとアステアのダンスの美しさといい、上手さだけでは物足りない最大の原因はどこにあるのか?相手役の女優陣に問題ありなのか?いや、そんなには悪くはないぞ!でも、ストーリーが他のアステア主演のミュージカルのようにワクワク出来るものが不足している。全くつまらいという訳でもないし、それなりに楽しめるが、アステアのダンスシーンが少ないのも気になる。足ながおじさんて、どうかなあ?あのぐらいの足の長さの人なら他にもまだまだいると思うしなあ! 【青観】さん [DVD(字幕)] 6点(2010-06-26 19:42:02) |
13.これは私にはかなりキビシイです……これと「ピッピ」は少女向け児童書の中でもユーモアとユニークさで上位にあると思うからです。活気に満ちた書簡集を映像にすること自体無理な話ですし、プロットだけ使ったって単なるシンデレラ物にしか見えませんからね。フレッド・アステアもどんなにダンスがお上手でも、ジャービス・ペンデルトンには少しお年では。 【レイン】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2009-08-08 01:04:12) |
12.不自然に広い「ジャンヌ・ダルク孤児院」の食堂兼教室。アステアがいつ踊る、いつ踊る~とワクワクしていたので、ちょっと肩すかしをくらってしまいました。いやぁ~ダメですね。画面の中にちょっとでもスペースを見つけてしまうと、ダンスを心待ちにしてしまい、期待感が高まってしまいます。だから、逆になんにもないとちょっと拍子抜けしてしまうのです。アステアのダンスシーンはそこそこあったのですが、もっともっとアステアのダンスを見たかったというのが正直な感想。『リリー』の頃からちょっと太ったかなって感じのレスリー・キャロンもかわいいんだけれど、お目当てがアステアなので……ゴメンちゃい。そうそう、アステアは下心いっぱいでいいのです。周りのことをほとんど考えず、自己チューで、自分勝手にふるまうアステア。そんな彼が私は好き。それから忘れてはいけないのが、執事の秘書?セルマ・リッター。レスリー・キャロンの手紙を読んで涙する、いざとなったらレスリー・キャロンのためにアステアに直訴?する、そんな彼女がとてもかわいらしくて好きです。そう、今後私のことはセルマ・リッター好きと呼んでください。彼女が出てくると、コミカルかつ人情味あふれる映画になりますね。ケチをつけるなら、レスリー・キャロンのソロ場面。ちょいと幻想的になりすぎて、ちょろっと退屈でした……でも、彼女が空想好きの女の子ってのはすごいハマルので許してあげよう。ウンウン。 【元みかん】さん 6点(2004-06-19 19:11:23) |
11.レスリー・キャロン23歳、アステア55歳はほぼ実年齢と役の年が同じ。(もしかしてアステアは40台のつもり?)話はお金持ちが孤児に援助し、年齢を超えてハッピーエンドというもので、おとぎ話とでも思わないと納得できない話。こんな話はなんかなぁ、、、と思いながらも、アステアのダンスは素晴らしく、レスリーも相手役として十分愛らしくうまい。今どきはもう見られない本物のダンスを堪能する映画。 【キリコ】さん 5点(2004-06-15 13:20:21) |
10.《ネタバレ》 鑑賞中、ミュージカル部の友人(サウンドオブミュージックの欄参照)との会話。「うーん、ダンスうまい」「一体このおっさん誰だろう(超失礼)」「ところで、コレあしながおじさんなの?」「いや、違うでしょ、たまたま同じタイトルだっただけじゃない?だって話し全然違うじゃん」「うわっ、ありえねえ~突然変なピエロとか出てきたよ!!」「あ~やっぱりミュージカルの真骨頂は妄想だよねえ」「ホントホント、突然意味不明な場面転換とかがいいよね、元々普通のシーンで踊るってこと自体ありえないもんねえ」「そうそう、マイフェアレディでも思ったけど、やっぱ妄想が面白いよ。このありえなさがすごくいいよね」「やっぱ、顔がよければ女は玉の輿か~うんうん」2人で「オイ!!手紙読めよ!」あしながおじさんは筆不精だった。新しい観点といえないこともない。それでいいのか。 【かなかなしぐれ】さん 4点(2004-03-20 22:22:33) |
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9.レスリー・キャロンが18歳には見えないっすよー!という突っ込みは置いといて、この題材でミュージカルってのはは少しきつかったのでは?と思ってしまった。若い女の子たちと踊っておじ様幸せそうですが…なんか珍しくも長いダンスシーンがウザくなってきた…ラストはこれで良いと思うけど、もう少しねぇ、捻ってもよかったんじゃないかなぁ…なんてことまで思ってしまった…。 |
8.相変わらず優雅な、あまりにも優雅なフレッド・アステアの踊りと、『リリー』に続いて“孤児”を演じるレスリー・キャロン、うぶで、でもはつらつと舞うレスリー・キャロンのバレエとが、画面のなかでひとつになる時、ぼくたちは間違いなく「この世で最も高貴なもの」を目撃することになる。あの抽象画めいたシンプルなセット(思えば、20世紀フォックス社のミュージカル映画は、常にミュージカルナンバーのセットが奇妙に「モダン」で、それが面白かったり、物足りなくあったりするんだけど…)をふたりが踊る、舞う、ひとつになる。もう、それだけで、ぼくにとってこの映画は永遠です。傑作であるとか、駄作であるとか、もうそんなことを超越したところで、ぼくはこの映画を愛する。アステアとレスリー・キャロンの存在ゆえに、この先何度でも見て、陶然としたいと思う。…そりゃ、確かに2時間以上あるってのは長過ぎるかもしれない。ドラマ部分が、今や淡白すぎてタイクツする向きもあるだろう(けれど、ニューヨークのホテルのペントハウスにおける朝食のシーンなど、『プリティウーマン』に引用されていたことをぼくはうれしく思い出す)。しかし、ぼくが映画において本当に見たいのは、もはや作り手の才能や思惑を超えたところに、何かの間違いのように時として実現してしまう「奇蹟的瞬間」なんです。そして、この映画の場合(もちろん全編すべてに、とは言わないけれど…)ふたりの偉大なダンサーがそういった「奇蹟」をぼくたちに見せてくれる。当然の満点です。 【やましんの巻】さん 10点(2004-03-09 12:42:05) (良:1票) |
7.足ながおじさんと言う割に足があんまり長くなかった。 【洟垂れ】さん 5点(2003-12-26 14:09:44) |
6.予備知識まったくなしで、たまたま見たんですけど、びっくりしました。ダンスのシーンで、誰だこのおっさん?ん?上手いじゃん、すごいじゃん!えっ年いくつ?わぉ踊ってるぅ~~ってわけで私は大満足です☆ 【西川家】さん 8点(2003-09-05 18:52:02) |
5.バレエのシーンの振り付けがローラン・プティだというので借りてみたが、見通すのが辛い一本だった。アステアが偉大なのは疑いもないが、あしながおじさんとは余りにも違いすぎる。なおかつジュディーの女優もなんだか今一つ。あの二人がカップルとはどうしても思えない。やっぱりアステアはダンスが上手いけどね。どうせなら物語なんか無視してもっとアステアに踊って欲しかったなあ。それにしてもジーン・ケリーといいアステアといい、50年代のミュージカル映画は凄い役者が揃っていたのですね。 【なな】さん 5点(2003-06-16 14:07:07) |
4.がっかり!のひとこと。時間を返して欲しいくらい。赤毛のアンや若草物語のようなつもりで見始めたのが愚かでした。感動する画面がひとつもなかった。女優のアップがほとんどないことからも、ドラマではなくてダンスを見て欲しいのだろうけど、ダンスを見て絶賛というわけにもいかなかった、あまりにもクラシカルで観ていて赤面したあ。 【中野】さん 1点(2003-03-30 13:29:04) |
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2.誰が何と言おうと、スティックを床に投げつけて、取るアステアのパフォーマンスを観れただけで満足だ! 【イマジン】さん 7点(2001-04-30 15:51:39) |
1.「足ながおじさん」・・・子供のとき聞かされたイメージだと、相手が誰かも分からない富豪から援助をしてもらい、大学に通うようになったヒロイン。その謎の足ながおじさんに手紙を書くうちに恋をしてしまい、素敵なおじのプロポーズを断って足ながおじさんに会いに行くと、何とそこには・・・って言う寓話だったような? しかし何だこの映画!フレッド・アステア扮する足ながおじさんがいきなり登場し、唄って踊って・・・って、本当にこれで良いのだろうか? しかもこの年齢と容貌で足ながおじさんはちょっと苦しい。冒頭、下心があることを見透かされて言い訳をするアステア。ギクシャクした態度。勿論、これは設定を間違っているからである。そもそも足ながおじさんは、少女が作り出した妄想であり、一切物語には登場してはいけないのである。単に金持ちのおっさんが女子大生をかどわかしているとしか映らない。最終的にジュリーの心を掴むんだけど、この作品を冷静に観直してみると、結局これは仕組まれた設定であり、括弧良い(?)おじさんが若い18歳の子を好きになり、それを支援して大学に行かせて、結局自分が娶ってしまったら、一体なんだったんだろうって?☆☆☆冒頭で、ある知人が、「そんな少女をアメリカに留学させるなんて、下心みえみえで反対だ」って台詞には共感した。全くその下心を見据えた作品に過ぎない。☆☆☆ま何はともあれ、この作品はそう言ったことを無視し、アステアの踊りと唄を聞かせる作品なのだと把握する必要があるのだろう。それで満足しないのならば、最初からアステアの作品を観る資格はないのかもしれない・・・ 【☆】さん 3点(2001-04-15 23:41:39) (良:1票) |