《改行表示》115.《ネタバレ》 余談:Amazon Videoで観たのですが、ジャンルが「コメディ・ドラマ・ホラー」になってましたよ(笑) ソレはさておき&原作未読ですが、後で調べると結構原作まんまらしいとゆーか(勿論、例のアレは除いて)たぶんごく高度にサスペンス寄りのホラー作品だと考えて間違いはないのでしょう⇒そりゃ、あの『リング』の余波の中における作品なワケですし。しかし、個人的には、前半は(当然サスペンス的ではありますが)多分にブラック・コメディ⇒で後半はごく力ずくのホラー(=ソレこそ『十三日の金曜日』みたいな)+オーラスの例のアレの辺はまたコメディ、てな感じに思われたのですよね。そして、そのコメディだ…とゆーのはまず主要キャラの単なる演技過剰(⇒とにかくひたすらキョドり過ぎな西村雅彦と内野聖陽)とか、あとはチョコチョコ入る保険会社の会議室のシーンとか、なのですね。んで後半の物理的なホラー描写も、大竹しのぶの暴れ振りは決して悪くないとは思うのですが、所詮は女の細腕+にすらマトモに抵抗できない内野聖陽の情けなさ、ですからね(+撮り方とかも矢鱈とガチャガチャしてチョ~観辛いし)。結論、とにかく、このコメディもホラーも個人的には全然まったく好きなヤツではなかったのですよね⇒到底高評価とはし難いなあ、と。 面白かったのはごく無難な前半のサスペンス要素、とそして何よりも中盤の「人の怖さ」を凝縮した様な大竹しのぶのシーンですよね。ああ、全編この大竹しのぶの感じで統一された作品だったならば……おそらく、邦画史上に残る傑作となったのではねーかと(すら)思いますよね。。 【Yuki2Invy】さん [インターネット(邦画)] 4点(2023-06-09 20:02:40) |
114.気持ち悪い。怖い。人間的な怖さで迫っていく前半は良かったのだが後半は化け物じみていてちょっと残念 【afoijw】さん [DVD(邦画)] 5点(2023-03-17 19:59:35) |
《改行表示》113.《ネタバレ》 衝撃的なシーンが2つ記憶に残ります。 一つ目は、黒屋敷で監禁され気狂っていた恵を救出の際、奇声を発しそうになった彼女の口を口で塞ぎ凌いだブチュウキス。 もう一つは、修羅場も修羅場、階段の踊り場で炸裂した大竹しのぶの若槻へのベロベロキス。 どちらも綺麗なキスシーンではありません。しかし、一つ目のキスには必然性があり、愛を継続する為に已む無しの100パーセント愛のブチュウです。ところがどうして二つ目は、100パーセント汚いベンベロベロベーなベロんちょキスです。これをキスと言うのかという概念をハッキリさせたくもなるような疑いのある汚らしいキスでありますが、これをやりきった大女優の大竹しのぶさんスゴイです。そこからの乳しゃぶれやヘタクソ!も強烈で抜かりなく、だが、その一分後にはあっさり形勢逆転されてヘタレてしまい、ゴキジェットならぬ消化器でブシュウと撃沈される様にブハッと大爆笑を与えてくれた大竹しのぶさん。よくぞこんな役引き受け、またやり遂げましたね。そんな偉業あってこその今なのでしょうね。いやはや、当時これをやらせた森田監督もかなりスゴイです。 ついでに言わせてもらえば、内野聖陽の腰砕けなヘタレ具合いがかなり好き。男のくせして、そこまでなかなか出来ないような相当なビビリ役。チャック締め忘れる事数回あるのはご愛嬌。 【3737】さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2021-11-15 23:22:43) |
《改行表示》112.《ネタバレ》 20世紀も終わろうとしている1999年に、まるで1980年代の様なダサい映画を撮ってしまった感。 大竹しのぶもミスキャストで恐さがない。 サイコパスを題材にしてる割には心理的な恐怖感は煽られず、グロテスクな映像がただ流れるのみ。 前半は何気に面白そうな雰囲気もあっただけに、後半の大竹しのぶ登場からのつまらなさがもったいない。 【にじばぶ】さん [インターネット(邦画)] 4点(2020-11-15 17:38:34) |
《改行表示》111.《ネタバレ》 特別怖くもないしストーリーも面白くもない。 ただただ気持ち悪くて不快な場面が多かった。 乳が吹き替えなのも、女優魂が感じられず残念でした。 【まっか】さん [DVD(邦画)] 4点(2020-08-23 04:33:03) |
《改行表示》110.《ネタバレ》 まず、典型的な音の小さい邦画です! 内野聖陽さんがボソボソ喋りの演技すぎて、何を言っているか聞き取れません。 そのくせ、恐怖におののく演技はオーバーで、せっかくの怖い設定を薄めてしまっています。 大竹しのぶさんも、相変わらず上手いのか下手なのか分からない癖のある演技でしたが、今回の役にはハマってたかと思います。 西村まさ彦さんもキチガイ役でしたが、キチガイの演技が下手糞に見えました。 さて、話は大竹しのぶが人殺しのサイコパスだったという、警察に言えば終わりのそれだけの話なんですが この時代はまだサイコパスという人格への理解が浅かったのでしょうか、サイコパスについて分析し、語るシーンがすごく浅く聞こえます。 なので、大竹しのぶさんの狂いっぷりが霞み、彼女の演技力だけでなんとか持ったという印象です。 タイトルにもなっている「黒い家」に潜入するシーンは、今見ても鳥肌が立つ邦画ホラー史に残る良い出来だと思います。 【アーウーマンデ】さん [DVD(邦画)] 5点(2020-08-17 13:10:21) |
109.怖いだけというか気持ち悪いだけというかストーリーはあまり面白くないが、大竹しのぶが凄い女優だというのは良くわかった。大竹さんてこういう人だったんだと素に思えてしまう。 【ブッキングパパ】さん [インターネット(邦画)] 6点(2020-05-08 20:25:51) |
108.《ネタバレ》 前半コメディかよと思ったら終盤もコメディのようでした。俳優は頑張ってたしストーリーも面白そうなのに監督の癖が前面に出過ぎたのが良くなかったかな。とりあえず長年タイトルからイメージしてた内容とは全然違うものでした(笑) 【映画大好きっ子】さん [インターネット(邦画)] 5点(2019-08-22 02:04:12) |
107.《ネタバレ》 原作未読なのでどこまで脚色されているのかはわかりませんが、噂の大竹しのぶの壊れっぷりにはほんとにゾッとさせられました。平成ももうすぐ終わりますが、その31年間の日本映画の中で最凶の怪演であることは間違いないでしょう。例の「乳吸え~」は誰が見ても別人なのはバレバレですけど、中盤の病院のシーンあたりから大竹しのぶが突然巨乳になっているのが笑えます。ラストの「乳吸え~」に備えての小細工だったんでしょうけど、若いころは平気で脱いでたくせにと怒りたくもなります。ぶっちゃけ歳とってボディラインが崩れてるので、熟女女優の方が脱ぎたがらないのかな。前半は大竹しのぶがあまり登場しないので余計になのかもしれませんが、西村雅彦もかなり気持ち悪かったですよね。 監督が森田芳光なので相変わらず奇をてらったショットの多用は平常運転です。でも若いころの才気が無くなってきてるのは顕著に感じられます、なんせ次回作が『模倣犯』ですからねえ。一番イライラさせられたのは内野聖陽のビビりキャラぶりで、あんなにガタイのいいイケメンがこの役とは、どう考えてもミスキャストだったんじゃないでしょうか。 【S&S】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2019-04-29 23:01:41) |
《改行表示》106.《ネタバレ》 原作未読。 まず、内野聖陽の話し方が保険会社に勤める友人とソックリで、その時点でハマってしまいました。調べてみると原作者の貴志祐介自身も生命保険会社への勤務経験があるようで、そのためか保険会社の人たちの言動がとても真に迫っていましたが、この手の作品は異常者の極端な行動と、その異常者に巻き込まれる普通の人々のリアクションがセットになってこそ説得力が生まれるものであり、リアクション側がしっかりとしている時点で本作は半分成功したようなものだと言えます。 もうひとつの要素である異常者側のキャラクターの作りこみや、その見せ方も良かったと思います。西村雅彦は登場時点から挙動がおかしいのですが、笑わせようとしているんだか怖がらせようとしているんだか観客が掴みかねる微妙な演技と演出で数分引っ張った後、子供の首吊り死体をドーンと見せるという場の空気の作り方や間の取り方は完璧だったと思います。本作はただ惨たらしい死体を見せるだけではなく、これをやった人間は異常者であるということまでを観客に示さねばならないのですが、その点で本作には突き抜けたものがありました。 また、大竹しのぶのキャラクターも立っていました。前半は西村雅彦が表に出ていてこの人物は何者なのかがよく分からないのですが、喜怒哀楽が一切こもっていない話し方で彼女も普通の人間ではないことは伝わってきて、観客にぼんやりとした不快感を与え続けます。この人物は関わってはならない類の人間なのですが、立場上関わらざるを得なくなった主人公がこの異常者からおかしな逆恨みを受けるのではないかというゆるやかな不安感が作品への関心を維持し続けているのです。 ただし、終盤はやややり過ぎだったと思います。この手のサイコパスは精神面での異常性にとどまっていれば良く、一連の不審死への関与が警察の知るところとなった時点で映画を終えれば良かったと思うのですが、小柄な大竹しのぶがモンスター化し、やや大柄で、水泳で体を動かす習慣もある内野聖陽を直接的な肉弾戦で圧倒するという展開は突飛過ぎたし、本作に求められる恐怖とはズレているように感じました。 【ザ・チャンバラ】さん [インターネット(邦画)] 7点(2018-07-09 18:48:25) |
|
《改行表示》105.《ネタバレ》 昔映画館で観て怖かった記憶があり、恐る恐る深夜に観なおしたのだが、これは怖いというより不気味&笑える。 段々と不協和音を感じさせてくる展開はジワジワ精神的にくるものがある。また、大竹しのぶは怖いというより完全に役に入り込んでいて凄いインパクト。 しかし、あれだけ人を殺しまくっているプロの殺人鬼なのに、あんなひ弱な主人公に勝てないってどうよ。まあお約束と言えばそれまでだけど。 【ヴレア】さん [映画館(邦画)] 6点(2017-06-27 19:47:23) |
《改行表示》104.大竹しのぶは良かったけど、全体的におバカコント級の意味不明な行動と制作者の悪のりが垣間見えて。 それ相応の評価に収まってるのも納得。 【デミトリ】さん [DVD(邦画)] 4点(2017-06-26 00:49:26) |
《改行表示》103.《ネタバレ》 大竹しのぶ、西村雅彦の狂人役の演技が良かったです。 他はボソボソしゃべり過ぎて聞き取り辛い部分がありイラッとしてました。 家に侵入のシーンは緊迫感があり良かった。 最後の会社でのバトルシーンは「乳吸え!」にぽか~んでした。 【とむ】さん [DVD(字幕)] 5点(2016-06-27 01:06:51) |
《改行表示》102.他のレビューを見て原作改変に端を発する評価の低さに驚いたが、自分は原作未読(怖くて読めない)のためかなり楽しんで観れた。 映画としては、確かに過剰演出な部分はあるが、サイコパスという異常性と絡めて考えるとマッチしていたように思う。 問題の「乳しゃぶれ〜」は唐突過ぎて完全にギャグで、必要なシーンかは謎。せめてサイコパスの性欲の強さを表す伏線でもあればなあ。 全体的には、不気味で本当に怖かった。結構オススメだったりする。 【ポン酢太郎】さん [DVD(邦画)] 6点(2014-12-02 13:01:08) |
101.原作のストーリーラインをほぼ忠実になぞりながらも、キャラクター造型において監督と役者が好き放題に暴走した結果、まったく違った物語が出来上がったという怪作。内野聖陽、大竹しのぶ、西村雅彦のトリオが織りなす一種の悪ノリとすら思える奇跡のアンサンブルが、原作とは違った意味での「恐怖」を観客に提供している。音声へのノイズの混入、会議室シーンでの不自然な照明効果、繰り返される「玉」のモチーフなど、お決まりの無茶な演出も乗りに乗っている。 【野良猫】さん [DVD(邦画)] 8点(2014-09-07 22:44:58) |
《改行表示》100.《ネタバレ》 ホラー・サスペンスというよりブラックコメディですよね? 序盤から挙動不審な御主人(西村雅彦)に、ちょっとウケてしまい・・・ 不謹慎かも知れないが、その御主人の指だけじゃなく腕までなくなってしまった病室のシーンなんか、コントっぽく感じてしまった。 『クワイエットルームへようこそ』でも思ったことだが、 大竹しのぶ嬢は、こういうイッちゃった系の役どころは上手いと感じた。 ただヘアヌード写真集を出す位のお方なんだから、乳吹き替えすんなよ・・・ この場面は、綺麗なオッパイじゃダメだと思う・・・ 一寸くたびれた乳であってこその『乳しゃぶれ~、下手くそ~』のセリフが生きるのだと思う。 この辺りと、ボーリングの球じゃなく汁まみれのバイブが飛んで来てウィ~ンウィ~ンて動いてたら、点数2点はアップしてあげたのに・・・残念。 【ぐうたらパパ】さん [インターネット(字幕)] 4点(2014-07-31 13:50:13) (笑:1票) |
99.原作の方が不気味な感じはあったけど、まずまずかな。大竹しのぶは怖い。 【noji】さん [DVD(邦画)] 5点(2014-05-31 22:10:16) |
《改行表示》98.《ネタバレ》 内野聖陽がぼそぼそ声で頼りない感じで苛つくけど、西田雅彦と大竹しのぶはよかったです。家の中に入っていくシーンは緊迫感すごかったなあ。映画館で見た人はよく耐えられましたね。 最後の方はちょっとモンスター度が増しちゃってやり過ぎ感があるけどとても怖かったです。 しかしいくら原作のほうがいいからといってあちこちのレビューサイトでもこの映画は評価は低いんだよなー。 【ume0214】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2013-12-08 14:41:23) |
97.原作未読です。きっと原作はものすごく怖いんだろうなぁ、なんて想像しながらの森田監督のコメディ節が絶好調な作品になってしまっていましたね。彼はやはり淡々とした演出の作品の方が向いていた様な気がします。大竹さんは圧巻の演技でしたが、乳はたぶん他の女性の乳ですよね? 【movie海馬】さん [ビデオ(邦画)] 4点(2013-10-16 02:17:11) |
《改行表示》96.《ネタバレ》 大竹しのぶがこの映画「と」ぽっぽや?での演技で日本アカデミー賞を、っていうシステムが、って別の話になっちゃいますのでやめます。 確かにこの大竹しのぶは圧というか見ててうえっとくるものはあったけど 原作がさらに凄かったもんだから、やっぱり迫力に欠けるというか~。。 殺し方のディテールなどまあ文章の方がじわじわ来るし、情報量も多いし。 ちょっとイメージしていた女性像と違ったのかなーおしい さいごはこわかったけどねー 【Pecco】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2013-02-01 23:51:33) |