顔(1957)のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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顔(1957)

[カオ]
1957年上映時間:104分
平均点:5.17 / 10(Review 6人) (点数分布表示)
公開開始日(1957-01-22)
ドラマサスペンスモノクロ映画犯罪もの小説の映画化
新規登録(2010-03-06)【アングロファイル】さん
タイトル情報更新(2021-07-24)【イニシャルK】さん
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監督大曾根辰夫
キャスト大木実(男優)石岡三郎
岡田茉莉子(女優)水原秋子
笠智衆(男優)長谷川刑事
宮城千賀子(女優)三村容子
松本克平(男優)石渡部長刑事
千石規子(女優)久子
山内明(男優)飯島哲次
細川俊夫〔男優・1916年生〕(男優)牧野
内田良平(男優)前田記者
片桐余四郎(男優)小島刑事
原作松本清張「顔」
脚本井手雅人
瀬川昌治
音楽黛敏郎
撮影石本秀雄
製作岸本吟一
配給松竹
美術水谷浩
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6.《ネタバレ》 DVDジャケットがインパクト大。美しい岡田茉莉子が暗闇からにらみつけるような絵。ワタシ、昔の美人の女優さんを見ても、「ああ、お人形さんみたいだなあ」としか思わない、ありがたみのないヤツなのですが、本作の岡田さんは美しいと思いました。キャットウオークをウエディングドレス着て降りてくるシーン。すばらしい。笠智衆が田舎出身ののんびりはしているが、やり手の刑事をしているのも、なんか珍しくってお得感はある。でも、お話としてはどうなのか。ものの弾みとは言え、人が死ぬ場面から逃げた水原秋子が腹を決めて生きていくのではなく、なぜか野球選手と田舎で暮らそうとする。「顔」っていう大胆なタイトルが効いているとも思えない。冒頭、列車からまろび出る飯島や、塔から落とされる石岡(妄想)の処理など、妙な味はあるのだけれど、見終わった後、何だったんだろうという感じ。共感得られないと思いますが、ワタシのにとっては「死刑台のエレベーター」みたいな作品でした。
なたねさん [DVD(邦画)] 5点(2022-02-25 13:24:04)
5.《ネタバレ》 北九州の松本清張記念館に行ってきた。
清張の映画コーナーでは、名場面の紹介があった。
この「顔」も紹介してあった。
そこでちょっと観てみたくなったので鑑賞。

こういう役って男に多いけど、女性の場合もあるのかな?
貧しさと戦いながら、東京の闇と光の両方にかかわる彼女。
第2、第3の殺人が起きるのではとヒヤヒヤした。

切ない女を岡田茉莉子が凛と演じる。

むぅ、これを機会に清張映画も観なくては・・
トントさん [ビデオ(邦画)] 7点(2018-10-09 13:38:13)
4.《ネタバレ》 なんというか、凄くシュールさを感じる作品でした。そのシュールさっていうのは、映画としてはマイナス要素ばかりなんだけど、それもまた逆に新鮮で楽しめました。たとえば、コンパクトが落ちたり、男が外に出たらすぐに車にひかれて死んじゃったりというのはあまりに出来過ぎな展開だし、水原秋子が塔のてっぺんに男を呼んで、そこから落として死なす妄想があるんですが、目の前に落ちるスポットがあって、男がそこに自ら誤って落ちるかなりアホな妄想なんですよ。せめて男が後ろ向いたときに突き落とすとかね、もうちょっとありえる妄想ならわかるんだけど。それからあのラストは何なんでしょう。水原秋子は必死に生きる為に、色々と道を踏み外してしまったんだと思うが、あのラストは「東京のネオンが悪いんだ」「都会の誘惑が私を狂わせたんだ」みたいな、そんなメッセージにも見て取れる。まぁなんにせよ、秋子の瞳孔開きまくったみたいな目が凄く印象的。映画としては、ヒッチコックを意識したかのようなミステリー演出や、ホラーっぽい付随音楽などが独特の味わいを出しているなと感じました。
あろえりーなさん [DVD(邦画)] 6点(2012-10-04 00:29:09)
3.松本清張原作の映画化作品。ヒロインが主役のサスペンスだが、
事件の概要が浅いうえに、キャラ描写も薄く、そのせいか面白さを感じなかった。
総体的に説明不足なのかな? 特にヒロインと被害者の関係。
物語が事件を起こした表面上の動機の部分ばかりを描いているので、
感情移入できないのも仕方がない。せっかく女性が主役の映画なのだから、
もう少し女性特有の奥深い情動を描いてくれないと。ちょっとスリラータッチの演出はまあまあ。
岡田茉莉子の魅力で、何とか観れる作品。
MAHITOさん [DVD(邦画)] 4点(2011-09-11 07:58:52)
2.これはいくら何でもひどい、清張が泣く。原作は短編とはいえ、松本清張最初の推理小説であり、賞を得てその道の作家として第一歩を踏み出した記念すべき作品である。
顔が知られるようにはなりたいが、顔が出ることにより忌まわしい過去が明るみになっても困る。そこに主人公の苦悩があり、策におぼれて失敗することになるのだが・・・。
この小説は何度もテレビドラマ化されており、近年ではNHKでも生誕100年を記念して制作されたほどだ。
ところがこの映画は、何と主役(犯人役)を女性にするなど、原作の面影はどこにもないし、都合がよい展開は下記の方が指摘されているとおりである。岡田茉莉子を主役にするならば、もっと深みのある作品にできたはず、それだけの女優さんなのだから・・・。
ESPERANZAさん [DVD(邦画)] 3点(2011-06-20 22:18:09)
1.《ネタバレ》 松本清張の小説はいくつか読んだのですが、どれもつまらなかったので映像化作品も全然見ません。これは岡田茉莉子が出ているので見てみたのですが、やっぱりハズレでした。
とにかく、ご都合主義が多すぎ。誰もが思うのが、ちょっと見ただけの人物の顔をいつまでも覚えていられるのかということ。一応劇中で「一度見たら忘れられない顔」と言われていますし、なにしろ岡田茉莉子のような美女なので印象には残るでしょうが、やはり疑問です。あと、事件現場にコンパクトが落ちたり、殺そうと思った人物が交通事故で死んだりと、うまくいきすぎて興ざめです。また、主要人物が倫理観のあまりない小悪党ばかりなので、同情できません。このため一応サスペンス映画ですが、こちらが主人公の立場に立つこともなくハラハラドキドキ感を欠いています。
よかったのは笠智衆のひょうひょうとした刑事と、おばさん役の千石規子。どちらもドラマを締めていました。ところで、千石規子は余貴美子みたいだなぁと思って見ていたのですが、考えたら逆ですね。しかし、ああいう感じでいい味を出していました。
それと、目撃者は労働運動の闘志だったという設定で、それがあとで効いてきます。が、脚本でよかったのはそれくらいで、全体としてはそれほどとも思いませんでした。
アングロファイルさん [CS・衛星(邦画)] 6点(2010-03-20 09:02:07)
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【点数情報】

Review人数 6人
平均点数 5.17点
000.00%
100.00%
200.00%
3116.67%
4116.67%
5116.67%
6233.33%
7116.67%
800.00%
900.00%
1000.00%

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