63.原作は、海外の作家で私が最も尊敬するフレデリック・フォーサイスの最高傑作で、中学生の時に初めて出会って以来の永遠の愛読書です。映画化において、原作における心理描写の深い味わいはさすがに表現しきれていませんが、狙う側、守る側の攻防はキャスティングの絶妙さと共に忠実に再現されていて見事な仕上がりです。 2022.4.26追記 ジャッカル=エドワード・フォックス=山本圭 奇跡のキャスティング 吹き替えの最高傑作 山本圭さん、安らかにお眠り下さい。合掌 |
62.最近、レビューで自分の原点を見失いつつあるので書いてみます。小学生の時にTVで見た。以来、最高にかっこいいオトコ像は常にジャッカルであり、エドワードフォックスだった。映画としてより原作の素晴らしさ、演技の素晴らしさに負う所が多いのだが、DVDで見直してみて…狙撃当日の早朝、お祭の準備の様子を長々とドキュメンタリー風(つうかモノホンのお祭映像だと思うけど)に描いた点が、クライマックスの盛り上げに絶対必要だった事を思い知った。これはフォーサイスの才能ではなく明らかにジンネマンの撮る映像のパワーなんだろうな。これが群集の力か。観客の胸元までのしかかるような圧迫感を与えるシーンは他にあまりない。 【エスねこ】さん 10点(2004-02-12 04:21:39) (良:1票) |
61.皆さんのレビューどおり、良い作品。個人的には、何としても原作どおり、タイトルでもある「ジャッカルの日は終わったのである」をラストに入れて欲しかった。 【あべ】さん 8点(2004-02-11 01:22:02) |
60.《ネタバレ》 これずううっと前にBSで黒沢明が評価した映画集とかなんとかでやってたのを見た事が有ってリストから題名見たら投稿したくなっちゃいました^^; 古い映画で画質も古臭くて最初は期待せずに見てたんですがこれがトンデモナイ快作でしたね!びっくりしました。 特に小技として出て来る特殊銃や古いアルファロメオなど製作者の繊細な感性が全編ににじみ出ていてプロット脚本共非常に丁寧に作りこまれています。 主人公は凶悪な暗殺者なんですがプロフェッショナル。次第に追い詰められて行くにも関わらず次々と警察の裏をかく所など正に拍手喝采です。そうゆう感情移入が自然に出来てしまって話に引きずり込まれてしまう辺りが並みの出来な映画では無い所でしょう。 最後のクライマックスなどは正に脱帽。家族と一緒に見ていたのですが みんな「あ!ああ!!」っと驚愕の声を上げてしまった程でして ともかく1度見て損は無い作品です。 【一般人】さん 10点(2004-02-01 01:35:09) (良:1票) |
59.フランスの解放記念日が自分の誕生日と偶然一緒なので特別の思い入れがある映画。いつの日かドライブ旅行でジャッカルと同じコースを辿りパリでフランス国歌を聞きながら誕生祝いをするのが私の夢です。 【南浦和で笑う三波】さん 9点(2004-01-30 11:21:16) (良:1票) |
58.飽きることなく、そして緊張が緩むことなく最後まで見られた。ジャッカルの素性や内面が一切描かれず、ひたすらに計画を遂行する姿しか映さないのが良い。ホテルの婦人やサウナのゲイなど、途中で事件に巻き込まれていく人たちの人間臭さが、ジャッカルの孤高さをより引き立てていて、ますます彼が何を考えているのかわからなくなった。そうしたジャッカルがとても魅力的に思え、途中からは彼を応援してしまった。 【プミポン】さん 7点(2004-01-18 19:47:43) |
57.名作ですね~ 今となっては、派手さはありませんが..脚本がすばらしい~... 【コナンが一番】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2004-01-14 10:33:49) |
56.《ネタバレ》 初見時は完全無欠の殺し屋が、最後にほんのわずかな偶然で狙撃に失敗し、あっさりと銃殺されたという印象でした。観直してみると、ジャッカルは結構へぼミスを連発しています。それがかえって一種のリアリティを感じさせます。こういうクールな作風もいいものです。今時、貴重なのではないでしょうか。 |
【虎尾】さん 7点(2003-12-13 00:52:01) |
54.高校1年のとき、私が作品を決めてクラスで劇場に見に行った映画です。ヨーロッパの田園風景が綺麗に表現されてます。その中で、冷酷に淡々と仕事をこなしていく、ジャッカルが印象的です。原作もいいですから、是非、読みましょう。 【オドリー南の島】さん 8点(2003-12-08 18:55:23) |
|
53.《ネタバレ》 フォーサイスの原作のイメージとエドワード・フォックスのイメージは、私の中ではかなり好い線いってます。実際のニュース映像と合成して、例の暗殺未遂シーンを作ったのは有名な話ですよね。パリ警視庁の警部と”ジャッカル”との虚々実々の駆け引き見事に描いています。結論はわかっているのだけれど、それでも照準の中にドゴールが映るシーンはドキドキしますね。 【オオカミ】さん 8点(2003-11-18 01:31:21) |
|
51.意識的に感情を廃した演出は分かるが、盛り上がりに欠ける感は拭えなかった。個人的には、やはりジャッカルにもう少しキャラクター性を与えてほしかったと思う。リメイク作の「ジャッカル」にがっかりして、オリジナルの今作を観たのだけれど、気分的には同じような結果になってしまった。 【鉄腕麗人】さん 3点(2003-11-12 15:31:28) |
50.一緒に見にいってた母がラストで「危ない!逃げて~!」とスクリーンに向かって叫んでビックリしたよ。 【mimi】さん 8点(2003-11-08 22:48:15) (笑:4票) |
49.《ネタバレ》 ハリウッドじゃ作れないよなあ、なんて。冷め~た、誰にも感情移入できない、この感じが大好き。本当になんて酷い奴なんだ。 リメイクは予告編観るだけで不快になりました。まったく・・・。 【きなこ餅】さん 9点(2003-11-07 00:54:07) |
48.《ネタバレ》 観るものは皆知っている、ジャッカルが暗殺に失敗することを!でも引き込まれずにはいられない。ジャッカルに声援を送らずにはいられない。淡々と進むストーリーには、ある種ドキュメンタッチで観るものをグイグイと引っ張っていくパワーがある。ラストシーン、ルベル警視がジャッカルの棺の埋葬に一人立会うところ所に哀愁を覚える。 【pony-boy】さん 9点(2003-10-26 17:55:20) (良:2票) |
47.暗殺者が本当にプロの感じがして本当に良かった。淡々としてるのに物凄くスリリングでラストまで一気に見れた。こういう映画は大好き。 【ディーゼル】さん 8点(2003-10-17 22:51:26) |
★46.正体不明のテロリストが見てるこちらにも正体不明のまま最後までいくのがいい。淡々とした中にも緊張感があり、早くラストが見たいと思わせてくれる。で、ラストは確かにあっけないが殺し屋の末路なんてこんなものでしょう。変にドラマチックにするとリメイク版のようになります。 【R&A】さん 7点(2003-09-29 18:05:18) |
45.原作はジャッカルが暗殺遂行に至るまでの過程とそれを追うルベル刑事の奮闘が入念に描かれていて実に面白かった。映画で観るとなるとやはり駆け足というか展開が早すぎるという印象。悪い出来ではないものの原作の魅力には今ひとつ及ばず。でも映画のレビューで原作に触れるのは反則か。 |
44.原作を読んだ後では大味に感じるが、それは仕方ない。主人公のエドワード・フォックスがどうしてもプロのスナイパーに見えなかった。どこにでもいそうな親近感を覚えるイギリス人といった感じで、オーラが漂っていない。彼ご愛用の端正な襟元のスカーフは、スナイパーのような悪漢だと見破られないための演出?私には、不自然で暑苦しく感じただけ。 【トバモリー】さん 5点(2003-07-31 18:52:48) |