7.ルイス氏は、おそらく相手の生命が限られていることを知って、それで初めて安心して愛せたのではないか。彼女が死ぬ予定なので、未知の社会の部分としての他者ではなく、彼の閉じた世界に組み込まれる存在になれた。彼女との愛は、彼にとってたしかに彼の世界を膨らませはしたけれど、閉じていることに変わりはない。そこらへんにもっと焦点を当てて展開してくれると、「愛」についての面白い切り口になったと思われるが、終わってみるとただの純愛賛歌ものになってしまっていた。でもいかにも英国的。A・ホプキンスはつまり『日の名残り』と同じような役をやったことになる。閉じた世界の王様。田舎のホテルでのソワソワするところなどいい。兄弟で暮らしてるってのも、すごく英国的な感じ。ああそうか、この閉じてる感じが、英国っぽいのか。 【なんのかんの】さん [映画館(字幕)] 6点(2010-11-12 10:35:26) |
6.ワトソン君が観たかっただけだったのだけど、恋するホプキンスもよかったです。『日の名残り』の時よりもストレートで、可愛い。そこにはレクター教授の狂気などなく、名優と誉れ高いのも納得でした、サー!デブラの「死ぬ時もあなたに寄り添っていたいの。その時の苦しみは今の幸せの一部だと…」という言葉、わかり難いんだけどなんか感動した。 【桃子】さん 8点(2003-11-28 19:16:23) |
5.ジョイ・グレシャムが図太い押しかけアメリカ女にしか見えなかった私は、感動とはほど遠いところで、終始傍観していたのだった。 【トバモリー】さん 5点(2003-07-31 19:17:43) |
★4.牧歌的で美しい映画です。ひとつひとつのシーンが切り取って飾れるようだなと思って観ていました。内容はいまひとつでしたが。 【omut】さん 4点(2003-07-28 01:47:29) |
3.邦題悪過ぎ。私としてはホプキンスの笑顔、怒り、涙、と表情豊かな演技に惹かれましたが、内容的には普通。しんみり来る。児童文学者の彼を夢想家と馬鹿にする同じオックスフォードの教授連中、「喰っちゃえばいいのに!」と思った(爆)。で、この映画の為に「ホームズ」を休んだワトスン君@E・ハードウィックが、兄役ってのは有名な話。 【フォックス】さん 7点(2002-05-16 23:24:41) |
2.〈原文〉『彼はこれまでたどってきた長い人生の道のりのなかで、一度も恋をしたことがなかった。』(中略)『だが、そんな彼がやがてすっかり変わるときがきた。』(中略)『そしてそれから、彼の本当の苦しみがはじまる。』 淡々と綴られるストーリーと美しい映像。できれば夜、一人で観て欲しい映画です。 |
1.アンソニー見たさでかりてきた映画だったの。内容は、いまいち・・・・。の感じかな。でも、愛する人が死ぬとわかってて結婚した彼の愛の深さに感動します。でも、かなり、日本語訳が悪すぎます。どこをどう訳したら、こうなるの?と思います。永遠の愛に生きてなんてどこにも出てこないじゃん!!!!ちなみにこの映画キムタクがお薦めしてましたね。 【natchun】さん 5点(2001-05-14 13:08:07) |