41.名優たちの枯れた演技はさすがだと思います。そこそこ楽しめる。だけど正直アカデミー取るほどの作品だとは思えない。せいぜい佳作と言ったところじゃないんでしょうか?まあ、アカデミー賞自体もはや価値なんかないのかもしれないけど。 【たっしー】さん 6点(2003-06-27 21:40:48) |
40.まったく共感できない主人公。アメリカ的な正義がこうも露骨に表現されるとちょっとアメリカ嫌いになる。これをブラボーしている人とはしゃべりたくない感じ。 【ぽぽ.net】さん 3点(2003-06-19 01:55:08) (良:1票) |
39.真に傑作と言える作品。ただーし、好きな映画ではない、後味も悪い、うまく表現できないが殺伐とした寂寥感と徒労感だけが残る感じ。一度は観るべき映画。しかし大嫌いな映画。クリント・イーストウッドめー馬鹿やろーお前も大嫌いだよー。でも、でも、まだまだ死ぬなよーーー。 |
38.いまさら何を付け加えようかって感じですが、イーストウッドの最高傑作のひとつにはやはり敬意を表したくて。この映画を見た後、あのブーツの歯車の陰鬱は響きがいつまでも耳に残って離れなかった。雨の夜のなかにゆらめく星条旗の、実にシンボリックな見せ方にしびれた。事件の発端である、顔を斬られた娼婦の不思議な存在感に打たれた。…もう、何もかもが「見事だ…」とつぶやくしかない、これはそんな映画の中の映画であります。 【やましんの巻】さん 10点(2003-06-06 17:57:06) |
37.真の「許されざるもの」は、憎しみ/悲しみ/欲望/愛…これら情動に翻弄され続ける人間の業、或いは人間そのものではあるまいか。割り切れないことは世の中に数多くある。本作は特に責任の所在が不明瞭な我が国にとってのマスト・アイテム。因みに、TV版は「カウボーイの贖罪(馬を酒場に納める)」シーンがカットされた為、唯のショボイ復讐劇に堕してしまった。これこそ「許されざる」行為だ。 【Moccoth】さん 8点(2003-06-05 22:43:05) |
★36.退屈でした。イーストウッドが描くストイックさは自分中心でひとりよがり、自分勝手な正義にシンクロできない。アカデミー賞は当てにならないと思った。 【omut】さん [CS・衛星(字幕)] 2点(2003-06-03 02:49:44) (良:1票) |
35. 無口、長身、そしてハンサムというアメリカ人の理想の男性像を演じるクリント・イーストウッド。その彼の最近の作品ではどことなく運命を待ち受ける風情の受け身な主人公が多くなってきているように思う。近作の彼を見ていて歯がゆくなったファンは、この作品の最後の20分で溜飲を下げることができるはず。耐えに耐えて………最後にやり返す。この真珠湾攻撃的なラストシーンは凄絶で鳥肌がたつ。一時はやった日本の任侠ものにも一脈通じるものを感じる。任侠ものも西部劇もシチュエーションはやはりおんなじ。普段はただの老いたる弱い農夫であるイーストウッドが、怒りをきっかけに天恵のように力を与えられるという点に、アメリカ開拓者たちを突き動かしていたであろう衝動を垣間見ることができるような気がする。それは「絶対的な外在」とでも言うべきものだろう。おのれの身内から沸き上がる力以外の力に突き動かされている―――ブルーアメリカンと呼ばれるあの大西洋の渡航者、新大陸の開拓者たちの精神だ。開拓者たちの力の起源はピューリタンたちが大西洋を渡って、大陸を西へ西へと世界の涯まで追い求めた神なのかも知れない。この作品のイーストウッドに孤独と崇高さ、そして悲愴さにまで高められた悲しみを感じるのは、いわば運命の手に翻弄される操り人形に対して感じる感情と同じと言えるのかも。開拓者たちの物語―――そういう意味では派手なドンパチこそあまりないが、この作品は「西部劇」の王道なのだろう。まあ、この作品をひとことで言い表すと「帰ってきたクリント・イーストウッドの超カッコいい男」となる。 【松波選秀人】さん 5点(2003-05-18 01:40:32) |
34.《ネタバレ》 クリント・イーストウッドが「最後の西部劇」と言った言葉の通り、西部時代の終焉っていうモノをうまく表現していると感じた。みんな年を取り、時代は変わってゆく。その中で年老いたかつての仲間達が、それぞれの思いを胸にまた銃を持ち旅に出る・・・。んー、カッコいい。ジーン・ハックマン演じる保安官が、さらにこの映画のクオリティーを上げている。 【キャリオカ】さん [DVD(字幕)] 9点(2003-05-16 17:21:26) |
33.イーストウッドの作品の割にはストーリーが分かりやすい。だからといって面白いとは言い難いか。どうもイーストウッドがいかにも「狙ってる」というような感じが随所に見られるのが鼻につく。最初はそういう気持ちでみていなかったのに話が進むうちにどんどん冷めていった。ジーン・ハックマンは良かったのにね。 【ディエゴ】さん 5点(2003-04-04 18:17:10) |
32.くだらないストーリー。その中でジーンハックマンの演技だけが光ってた。やはりクリント・イーストウッドはブルース・ウィリスと同じく、『何を演じてもクリント・イーストウッド!』 【いかりや800】さん 4点(2003-02-20 02:19:25) |
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31.イーストウッド渋い!!おもしろいっていうほどではなかったけど、全体としてはまとまってて良かったって思います♪♪ 【こゆ】さん 6点(2003-02-12 01:13:23) |
30. モロにオスカー狙いが見え透く作りに天邪鬼なオレとしては興醒めした。この年のオスカー対抗馬は「クライング・ゲーム」「ハワーズ・エンド」「セント・オブ・ウーマン 夢の香り」に「ア・フュー・グッドメン」か…。演出のクオリティで言えば、J・アイヴォリーの「ハワーズ・エンド」かな、個人的には。ただカリフォルニア出身とは思えぬヨーロッパ志向がアカデミーに嫌われたみたいだね。少なくとも真にオスカーに相応しかったのが本作でないことだけは間違いない。結構くだらないマカロニとかにも出てたクセに大監督ぶって「俺だけが西部劇ってヤツを正しく理解してるのサ」とでも言わんばかりの過剰演出はNGだ!!ドン・シーゲル辺りに監督させたかったよな。 【へちょちょ】さん 6点(2003-01-30 18:39:52) |
29.イーストウッドもハックマンも好きな俳優なのに、全然面白くない。この映画が、アカデミー賞の作品賞他を獲ったのがよくわからない。 【ジブラルタの星】さん 5点(2002-12-19 23:13:57) |
28.いま観ると違うのかもしれないが、初見時は退屈だった。前提としてある程度西部劇を知らなければ「西部時代の終焉」の悲哀を感じることは難しい・・・また観てみよう。 【ひかりごけ】さん 5点(2002-11-27 04:08:43) |
27.イーストウッドが”最後の西部劇”と公言してるのに納得のいく作品です。西部劇の主人公は強いとイメージがあったけど、やはり人間で弱いところが印象的にのこった。最後のエンドクレジットは結構、実感するなー。 【四次元大介】さん 10点(2002-11-19 10:04:08) |
26.クリントイーストウッドかっこよすぎ。でもモーガンフリーマンが張り付けにされてたとこを見るとなんかしょぼかった。 |
25.ジーン・ハックマンの好演に引き出された屈折した正義を振りかざす保安官を、亡き妻の愛によって改心された元非道な殺し屋のクリント・イーストウッドが裁くシーンを見て素直に感動した。結果的に両者共“許されざる者”だが、これを見て善悪が判断出来なかったと言う方は、まともに銃の撃てないキッドと同じである。亡き妻が何故極悪人だった彼を愛し改心させたか。また、切に亡き妻を愛し、再び殺し屋になったかが読み取れなかった方は眼鏡を掛けてもう一度見て改めて感じて欲しい。アカデミー賞に十分値する彼の力作ですから。 |
24.年もとり、平穏に静かな田舎の生活を送っていて、別にお金に困ってもいないにも拘わらず賞金のために人殺しに出かけるという設定も、確かに時代が違いますけどちょっとピンと来ません。 【野ばら】さん 5点(2002-09-26 17:06:46) |
23.イーストウッドのワースト西部劇best3 アウトロー、ペイルライだー、許されざる者。ちなみにバート・ランカスター、オードリー・ヘップバーン主演の「許されざる者」はこれの100倍面白いです。(同じ題名つけないでくれ) 【jp】さん 2点(2002-08-18 00:25:18) (良:1票) |
22.これは重い映画ですね。イーストウッドの単純なヒーロー物ではなくもっと重いテーマを持っていますこの映画は西部劇とかアクションとかそういうイメージを持って見ないで欲しいです。ただ西部劇の時代というだけなんですから命の重さとか暴力とかそういう事に対するメッセージ性をもった名作! 【なる】さん 10点(2002-08-06 19:32:09) |