26.イギリス映画にでてくる人々はなんかタンパクで僕の肌に合わないのですが、やってることは面白かったです。必死さがないのがいいね! |
25.全然期待しないで観たら意外にも佳作でした。真っ当な状況判断が出来ない馬鹿連中が織り成すコメディ(主に乾いた笑い)が主体でありながら、ゾンビ映画の基本はしっかり押さえています。この主人公たちが「ナイト~」以後のゾンビ映画の中で最弱の部類に属するなら、ゾンビたちも同じく最弱の部類で、なので「温~い」印象はあるもののバランスは取れていました。たまにはこういうホラーも息抜きにはもってこいです。 |
★24.面白かった!シニカルな笑いのセンスが自分にはぴったりでした。コメディとしてもいけてるし、ホラーとしてみてもよくできています。傑作とはいえないかも知れませんが、快作です。またクイーンが好きなんでさらに楽しめました。自分が観たコメディホラー作品としては現時点でNo.1です。 【ジム】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-07-31 09:01:27) |
23.《ネタバレ》 パロディにしては、むしろリメイク版の「ドーン・オブ・ザ・デッド」よりも「ゾンビ映画の本質」をきちんと捉えている作り。 ただ、これでは余りにも基本的なストーリー展開や演出、テーマのすべてがオリジナル版そのままで、あえてパロディとしてリメイクしている必然性が見当たらないほど。 コメディとシリアスの比率が3:7くらいで、コメディにしてはシリアス過ぎるしで、その配分が中途半端。特に後半は完全に真面目なゾンビ映画そのもので、独自の解釈や意外性のある展開は皆無。もっとクイーンの曲に合わせて楽しそうにゾンビを殴りまくるシーンのように、コメディとして徹底した方が良かったのでは。死と滅びを受け入れて、とことんまで「崩壊していく世界」を楽しんでしまうような、「滅びのハイテンション」や「死のカタルシス」ってのが見たかった。 ラストもどうせなら、あの友人だけでなく、ゾンビになった母親や恋敵とも仲良く暮らして行くという暖か味のある終わり方にして欲しかった。近所のコンビニのレジ係をゾンビがやっているとか、そうしたオリジナルには無い、お茶らけた中にも、日常を生きる人間の強さや優しさを表現して欲しかった。 【FSS】さん [DVD(字幕)] 5点(2005-06-24 19:51:38) (良:1票) |
22.英国人の妙にさめた笑いのセンスと、あきれる程ゆっくり歩くゾンビが良くあっていた。 オープニングの「英国人は皆、生ける屍」という自虐的な価値観の提示には、「すわ、傑作か。」と色めきたったが、そこまでシニカルでロジカルな奥行きは無かった。 おバカなコメディーホラーとしては、人物も立ってたし引き笑い系のシュールなネタが結構詰まっていたので充分楽しめた。 それにしてもこのところゾンビ映画が多くないか?ブームなのか。 【Beretta】さん [DVD(字幕)] 6点(2005-06-11 21:48:43) |
21.皆さんの仰る通り「ドーン・オブ・ザ・デッド」よりも遥かに「ゾンビ」らしい作りで、きちんとスプラッタ・シーンも押えられてる。アメリカみたいに一般人が銃を撃ちまくる様な展開じゃないのも良いし、クィーンの使い方に至っては「ハイランダー」以上(日本では若い人よりも一定の年齢以上の人にウケる筈)。不況が圧し掛かる寂れた郊外の暮らしと、「避難場所がパブしかない」という皮肉(作ってるのがオタク・コンビだからか、唯一足りないのは「サッカーネタ」)。そこで描かれるのはダメ人間の恋と友情。ということで、中々良く出来た楽しい映画だとは思いますが、今流行の言葉で言えば、オチも含めてエピソードが全て「想定の範囲内」だったのが惜しいですね。個人的にはもう一つ突き抜けた何かが欲しかったと思います、6点献上。 【sayzin】さん [DVD(字幕)] 6点(2005-06-02 00:08:55) |
20.《ネタバレ》 コメディとして笑わせたいのか、ホラーとして怖がらせたいのか、あるいはヒューマンドラマとしてしみじみさせたいのか、すべてに置いて焦点がぼやけてしまってます。例えば笑えるシーンなどはたったの一箇所しかないように思うんですけど、実はそのシーンが非常に面白く爆笑モノのシーンなんですよ(クイーンの音楽に合わせてゾンビをタコ殴りすんのw)。勿論それはそれで非常に良い場面なんだけど、じゃぁ全体を通して観るとどうかと言うと、それ以外のシーンでは笑える場面が皆無なんですよね(レコードを投げるシーンなんてありきたりも甚だしい)。つまり笑いの量と質のバランスが悪すぎるんです。かと思うと主人公と母親、そして義理の父とのつながりでいきなり泣かせに走ったり(まぁゾンビ映画ではお約束なんですけど)、あるいは本家ゾンビやリメイク・ドーンも真っ青の超グロ解体シーンがあったりで、場面場面のテンションがバラバラで見る側としては実に感情が落ち着くことがないんです。他にもゾンビが主人公たちの動きに合わせて早くなったり遅くなったりするし(その場で足踏みしてるんだもん!!)、デブの兄ちゃんも意外とイイ奴なのか?なんて思わせておいて、結局状況が読めないただのイラつかせキャラのままだったりするのも減点ポイント。あとオープニングでスーパーマーケットの店員やお客がゾンビのように動くシーンなんかも結構イケてたのに、本編ではまるで生かされてないのもなんかもったいないですね。まぁ唯一良かったのはオリジナルゾンビの楽曲(ゴブリンのね)が使用されてたことと、ラストのオチがバブを連想させたことぐらいですかね。ゾンビコメディ映画ではバタリアンの方が面白いように思います。 【ぶらき】さん [DVD(字幕)] 6点(2005-05-29 00:57:00) |
19.《ネタバレ》 簡単に言えば「ドーン・オブ・ザ・デッド」より良い所はラストがハッピーエンド、「ドーン・オブ・ザ・デッド」より悪いところはゾンビが走らない・・・。2回見ましたけど案外、2回目の方がテンポを把握しやすくて面白く感じた。しかし、ホラーとしてもコメディとしても中途半端。見て損はしないが期待しすぎない方が良いかと思います。どう考えても自分的には「ドーン・オブ・ザ・デッド」の方が素直に楽しめました☆ 【マーク・ハント】さん [ビデオ(字幕)] 5点(2005-05-27 20:57:03) |
18.《ネタバレ》 恋人同士の倦怠感、義理の親子関係、ニート問題、現代に特有の社会問題を、全然関係のないゾンビ映画をベースに展開していくのが面白かったです。観ている人みんなが、それぞれ共感できるのが、ショーンであり、エドであり、リズであり、バーニーであったと思います。絶妙な”間”で突いて来る笑いがドテっ腹に来ますね(笑)。 |
17.ゾンビ映画のコメディ。良くあるゾンビの駄作のつもりで見たら何気に傑作でした。押さえる所はキッチリ押さえてあり、ストーリーもかなり面白い! 初っ端のネタで引き込まれて最後まで全く飽きずに見れた。 ただ、面白く見るには若干予備知識(ロメロ3部作)が必要なのかも。DAWN→NIGHTの次に好きです。 【oO KIM Oo】さん [DVD(字幕)] 9点(2005-05-13 05:41:15) |
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16.《ネタバレ》 おもしろいな~。なんとも緊張感のない空気が非常に気にいりました。最近復活してきたゾンビという最高のキャラをホラーコメディとして上手に料理してる。死ぬべき人がお約束どおり死んで、ゾンビになって・・・とおもいきや、友情はすごいね。それと、漫画で描かれた後日談集もよかった。 【リニア】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-05-04 11:51:12) |
15.タイトルに「ゾンビ」と入っているだけで見てしまう、わたしのようなちょっと病気の入った貴方。または「もう二度と騙されない!未公開の映画なんか見ない!」と誓った貴方。そんな方々に騙されたと思ってもう一度だけ見てほしい、この作品を。けど「ホントに騙したな!」と言われても困るんで、その時はごめんなさい。でも、数あるゾンビ映画の中でも、これほどロメロゾンビへの愛を感じさせる上質な作品には滅多に出会える事は無いと思うんです。コメディ部分はシッカリ笑わせ、ホラー部分もちゃんと撮っている。それでいて実はロメロ作品同様、人間部分が中心のヒューマンドラマになっているという実に優れた作品だと思うのです。同じイギリスのゾンビ系作品?「28日後...」が日本公開されているというのに、この作品が未公開というのは、いろんな意味で驚かせられます。 【カズゥー柔術】さん 9点(2005-03-22 12:14:46) (良:2票) |
14.ホラー映画は大抵の場合作りが甘く、製作者の意図しないところで失笑を買ったりするもの。その点今作はホラーの部分はホラーで、笑いの部分は笑いでそれぞれしっかりと成立している。笑いとホラーの各シーンの繋ぎも上手い。『ドーン・オブ・ザ・デッド』よりも数倍楽しめる事請け合いの一本。 【wood】さん 7点(2005-03-18 23:33:58) (良:1票) |
13.朝起きたら世界滅亡。走るゾンビだ大変だ。(ドーン)朝起きたらゾンビ一杯。とりあえず座ろうか。テレビでも見よう。ゾのつく言葉は禁止ね。(ショーン) 日常のままでも十分ゾンビに見える英国の皆さん。リメイク版ドーンよりも、ロメロ版ゾンビの精神を受け継いでいるのは間違いなくこちらの方だと思う。コメディとしても面白いし、ホラーとしても良作。 【クラウン】さん 8点(2005-03-09 21:25:25) |
12.これは良作。レンタル店でたまたま見かけた作品だったのに、蓋を開ければ何と傑作!いかにもイギリス映画らしい、お洒落でウィットに富んでて丁寧な作りが素晴らしい。ただのおバカ映画と思ったら大間違いですね。きちんとホラーしてるし、きちんとヒューマンドラマにもなってる。でも、最後の最後にはコメディであることを忘れていない。とにかく必見の一本です。8点のつもりだったけど、意表を突かれて9点献上っ! |
11.最高!! 今まで見たコメディの中で一番面白い。全編通して”ま”がいいんだよね。文句なし、お勧めの映画です。 【tantan】さん 9点(2005-02-07 22:04:08) |
10.まずコメディをベースにした人間ドラマがあって、そこにたまたまゾンビが出てくるという感じが好きです。例えばあのレコードを投げるシーンをはじめとして、基本的には端から見るとばかばかしい状況でも登場人物たちはあくまでも真剣なのがおかしかった。見終わったあとで友達や家族に優しくしたくなった。 【羊飼い】さん 8点(2005-02-01 23:31:40) |
【k】さん 9点(2005-01-30 01:40:57) |
8.《ネタバレ》 アメリカのコメディって大げさすぎて笑えないものが多いけど、この映画はその点まったく問題ない。何度もおなかを抱えて笑うことができた。少なくとも個人的には笑いどこはすべて笑える、すべり知らずの作品。また、作りが丁寧で遊び心がいっぱい。ゾンビにも個性があったり、DVD特典としてプロットの欠落部分がコミックバージョンでカバーされていたりと、隅から隅まで楽しめる作品となっている。 それに、実はダメ人間へのエールになっているところもよかった。ショーンはいまいちやる気がなく、たいしたとりえもなく、失敗ばかりの冴えない奴なのだが、その彼にも愛してくれる人や励ましてくれる人がいて、ラストには「だめでもいいじゃん」といういい意味での開き直りがある。ショーンを見捨てたはずの彼女も一緒に「意味のない」生活を送っているし、究極の足手まといになっていた親友も見捨てていない。 本家「ゾンビ」ではけっこう堅苦しいテーマがあって、ゾンビを死人みたいな現代人の象徴として皮肉っていた。一方、この作品は題名の通りショーンのようなダメな人をゾンビが象徴しているわけだが(深読み?)、そこにあるのは皮肉や批判ではなくて、やさしい励ましだ。大失敗をやらかしたとき、友達が肩を叩いて励ましてくれるような感じ。僕はエンディングテーマもそういう意味で受け取った。後味がとてもいいのは、映画制作者たちのゾンビに対する愛情はもちろん、人間に対する温かい視点があるからだと思う。 【no one】さん 7点(2005-01-29 18:27:27) |
7.こういうホラー映画待ってましたという感じです。主人公が馬鹿すぎて終始笑いっぱなしでした。また相方の太った友達もかなりいい味だしてたし。ドーン・オブ・ザ・デッドよりも自分はこちらの方が好きです。音楽の使い方もまた絶賛。 【rainbow】さん 9点(2005-01-26 12:58:48) (良:1票) |