1.80年代の人気TVドラマ『爆発!デューク』を、
劇場版にリメイクした痛快コメディです。
主演は『メン・イン・ブラック2』の顔が2つあるエイリアンとして、
名前はともかく顔だけは売れているジョニー・ノックスヴィル。
もう一人の主演は『アメリカン・パイ』や『ファイナル・デスティネーション』で
顔よりも名前の方が売れているショーン・ウィリアム・スコット。
このキャスティングだけで既にツボですが、
ヒロインがなんと、これが女優デビューとなるジェシカ・シンプソンです。
他にも、バート・レイノルズやウィリー・ネルソンといった
往年の名俳優が脇を固めます。
とにかくストーリーが単純で分かりやすく、おバカなアクション満載で、
選曲のセンスも良く、主人公とヒロインに魅力があり、
クライマックスのカーレースの迫力と、オチの爽快感は秀逸です。
しかも、エンドロールではNG集まで堪能できます。
なのにビデオスルー。
日本の映画配給会社の人は何故これを劇場公開にしなかったのだろうと、
不思議に思います。
皆が皆、ハリウッド超大作ばっかり観たがってるわけじゃないと思うのですが。
少なくとも俺にとっては、かなりお気に入りの一本です。