60.世界中で何が起こっているか、日々私たちは忘れがちですし、分からないことが殆どです。もし、身近なところでこのようなことが起こったときに果たして自分はどのように行動することができるのか… スクリーンを通して感動することはできても自分自身に置き換えると自信がなくなります。 【TINTIN】さん [DVD(字幕)] 8点(2007-03-17 19:12:31) |
59.安易に暴力的な描写を用いず、それでもルワンダの内戦を確と伝えた部分が映画としてよくできていると思いました。何が憎くて殺すのか、何の罪があって殺されるのか、殺される人々は生きていたところで何をしでかすというのか。内戦を含め戦争というのはいつも理不尽です。ドン・チードルがホテルの屋上で奥さんに「敵がやってきたら何も考えず子供を抱えて飛び降りろ」と言っていたのが、女を愛する男の気持ちを何より表しているような気がしました。 【Thankyou】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2007-02-02 12:16:49) |
58.《ネタバレ》 ある程度予習して見ないと細かい所が分かりにくいかも。それにしても、介入しなかった外国軍もどうかと思うが、こういう事実が当時、日本でほとんど報道さえされていなかったというのは考えものだ。私がこのジェノサイドを知ったのも、数年後だった。ただ、こういう映画って“海外に脱出”でエンドマークになりがちだけど、それってどーなの? 『この人はこんな英雄的な行動をしました。そしてその後、海外に脱出しました』って・・・。多くの人に問題提起した、という意義は大きいと思うけれど、なんだか違和感ありまくり。というわけで、高評価が多い中で5点。ひねくれ者ですみません。 【すねこすり】さん [DVD(吹替)] 5点(2007-01-24 21:59:48) |
57.《ネタバレ》 最後に主人公がベルギーで暮らしていると出てましたが、私にはよくわかりません。1家族が今平和に暮らしてるってことで終わりってことで良いのでしょうか? 【さら】さん [DVD(字幕)] 6点(2007-01-22 13:06:01) |
56.(エンドロールの歌から)━━━━ルワンダ・ルワンダ。神さま,聞こえますか。この叫び声が,聞こえますか━━━━神さまなんていないから,同じ世界に住む私たちが,聞いてあげなくちゃいけない。 【小星】さん [DVD(字幕)] 8点(2007-01-22 00:11:53) (良:3票) |
55.日本人である以上、どれだけこの映画を見ても理解できない事の方がはるかに多いと思う。草食動物を襲うライオンをテレビで見ているように単一民族の平和を感受している我々が何を言えばよいのだろう・・理解できなくても感じることができればよいのだろうか。 【東京ロッキー】さん [DVD(字幕)] 8点(2007-01-17 16:21:00) |
54.“事実”はさておき、あくまでも“映画評”としてコメントします。ボチボチ面白かったんだけど、やや惜しい感じかな。「キリングフィールド」や「サルバドル」のような、キリキリと胸を締めつけられるような緊張感からはほど遠い。ついでにいうと、中盤のクライマックスでの“天気雨”(ご覧になった方ならわかると思いますが)に、ちょっと萎えてしまいました。本降りまで待てなかったのでしょうか。ただ、やはり「『怖い』と言ってディナーを続ける」は至言ですね。自分も間違いなくその1人でしょうから。 【眉山】さん [DVD(字幕)] 6点(2007-01-17 08:29:31) |
53.《ネタバレ》 アフリカや中東で起こる民族紛争や宗教の違いによる対立をニュース等で耳にすると、「またか、自分達が勝手に起こした争いなんだから自分達でなんとかすればいいじゃないか」といつも思っていた。だが、この映画を観て感じたことは、紛争を起こした者よりそれに巻き込まれた者の方が圧倒的に多い事に気づく、映画のなかで、赤十字の女性が話した事実が、重く心に残った。『妹をおんぶした子が、殺されそうになった瞬間、ツチ族を辞めるから・・・と叫んでいた』と・・・あまりにも悲しい事実であった。 【みんてん】さん [DVD(字幕)] 9点(2007-01-15 11:22:16) |
52.映画で描かれているフツ族・ツチ族は、ベルギーの植民地時代に便宜的に作られた階層です。文化的な背景を持った民族ではありません。民族間の対立を煽ることで支配層への攻撃をかわすことが目的で無理やり作ったものです。独立後もその対立が続いています。彼らが争う意味は何もありません。それがわかっていても我々には何もすることができません。いつも悲しむのは母や子供たちです。この映画は、戦争に対する我々の無力さ、虚しさ、悲しさを気づかせてくれます。いい映画です。 【爆裂ダンゴ虫】さん [DVD(字幕)] 8点(2007-01-10 23:32:18) (良:1票) |
51.フツ族とツチ族の抗争のことは、大学受験で世界地理を勉強したのを始めとしてその後も報道で多少は知っていましたが、こうして人間ドラマとして観ると、目も当てられない悲惨さに衝撃を覚えます。私のような日本人にとっては、この映画のように「XX人だから。XX族だから。」という理由だけで人が人を殺す感覚・現実が、本当の意味で理解できません。理解は出来ないのですが、こうした殺し合いが正しいことではないことは、直感的に理解できます。この映画は、こうした民族抗争の不条理さを直感的に訴えかけてきます。まあ、戦争映画で、戦争が正しい行為であるという思想で製作されたものはないと思いますが、それにしても、このルワンダ大虐殺を映画化したことの価値は高いと思います。 |
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50.《ネタバレ》 単一民族国家で育った私には民族間の対立というものが理解できませんが、この映画で描かれていることが実話にもとづいたことであり、つい最近に起こった事実ということは衝撃的でした。こういうことが判っただけでも、この映画を見たかいがあったと思います。 【ポテト】さん [DVD(字幕)] 8点(2007-01-04 17:30:23) |
49.《ネタバレ》 ホテルからバスで脱出するシーン、助かる人にも助からない人にも平等に降り注ぐ雨が、なんとも印象的でした。 日本公開の経緯を含め、ほんとに良い映画であったと思います。けれどもう少し歴史的背景についての説明があったほうが良かったのでは。民族の対立を煽り、そして得をしたのは、いったい誰だったのでしょうか? 【豆治】さん [DVD(字幕)] 6点(2007-01-04 15:19:40) |
48.《ネタバレ》 民族同士の争いには無縁の生活を送っている島国に育った私たちには、下のレビューにもあるように「『怖いね』と言ってディナーを続けるだけ」の人間でしかない。単なる集団ヒステリーでは片付けられない、凄まじい憎しみがあるのだろう。理想を説いて聞かせるだけの薄っぺらで能天気な平和論など、厳しい現実の前ではかき消されてしまう。……イラクに派遣されている米軍の目的が世界平和でなく石油の利権にあるように、大国が軍を駐在させているのは決して「守ってあげるため」ではなく、所詮利益目的でしかないのが現実だろう。……平和を語る理想より、手段はどうあれ救われるだけの現実にすがりつきたいのに、賄賂も、人脈も無い、助けも来ない。そんな極限状況の中で家族や人々をよく守りきったものだと思う。臆病者の私には決して真似できそうにないその勇気に敬意を表したい。 【six-coin】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2007-01-01 16:52:40) |
47.こういう作品を見る度に、安っぽい涙を流して感動に浸り、何事もなかったかのように観終え、チャンネルを変える。それじゃ駄目なんだ。色々考え、学び、行動するべきなんだろうなぁ。自分の無精加減が嫌になる。こういう「無精者な自分」に説教されているかのような、作品。しかし、アフリカの武器描写でよく見かける「ナタ」がメイドインチャイナなのは、不覚・不本意にも笑ってしまった。深刻な武器輸出ですけどね。 【aksweet】さん [DVD(字幕)] 9点(2006-12-15 05:23:53) |
46.実話ものには弱いのです。ある程度脚色はあるものの、教材感覚で見れる映画は好きですね。変にお涙頂戴な演出もなくてよかったです。 【亜空間】さん [DVD(字幕)] 8点(2006-12-02 14:58:00) |
45.《ネタバレ》 ↓Copperfieldさんの0点評を読んで考えさせられました。確かに今更遅いですよね。でも起きてしまった悲劇を映画や本などで後世に伝える事にも意義はあるのではないでしょうか。映画ですから脚色もされているでしょうし、Nノルティの大佐やJレノの社長のヒューマニズムが事実だったのかどうかも僕は知りませんが、少なくともこの映画を機にルワンダ内戦や大虐殺について遅まきながら興味を持っただけでも僕の人生にとっては意味があったし、影響を与えたと思います。劇場に行かなかったので偉そうな事は言えませんが、署名活動をされた方たちにも敬意を表したい。 【あおみじゅん】さん [DVD(字幕)] 9点(2006-11-20 17:07:16) |
★44.緊張感の持続する展開はいいのですが、背景となる民族紛争・国際関係などがやや複雑で、すんなりストーリーに入っていくことができませんでした。危機のパターンもバリエーションが少なく、そのせいでストーリーも一本調子のように感じられました。 【K】さん [DVD(吹替)] 5点(2006-11-08 21:07:16) |
43.こんな小さな国で100万人も殺されたのか。アフリカ大陸の地図を見ながらただただ溜め息。 【mimi】さん [映画館(字幕)] 7点(2006-11-06 23:12:48) |
42.期待以上の出来に、大満足です! 単調になりやすい、実話ものを、、よくぞここまで上手く料理した!って、感じですね! 脚本、演出がすばらし~い! とても良く練られています..無駄な台詞がまったく無い..細かい動き(演出)、ちょっとした台詞が伏線となり、後の出来事、大事なシーンに絡んでいきます.. 序盤、中盤、クライマックス! どこを取っても、ダレるところはなく、正に 秀逸!! 心を打つ台詞も幾つかありました..ラストの演出がこれまた絶妙! 思わず、涙..役者陣も好演! 新作 3年ぶりの “ 10点満点 ” です!!! 【コナンが一番】さん [DVD(字幕)] 10点(2006-11-06 12:16:29) (良:1票) |
41.《ネタバレ》 「キリング・フィールド」「サルバドル」以来の、久々の内戦モノの良作ですな。西側の欺瞞、単一民族国家には分からない民族弾圧。そんなものは教科書や新聞でイヤというほど教えられ、理解しているつもりなんだけど、やはり映像の前では改めてその不条理さを知り、呆然とさせられ立ち尽くしてしまいます。ただ、主人公の翻弄されまくりの人生のドラマティックさに頼り切って、映画としてどうなのか?という印象はちょっとだけある。演出面で光ったのは“霧の中川沿いを走ってみたらさぁ大変”のところくらいだったのでは? まぁ演出が邪魔になるくらい、あの状況が異常だったともいえるんだけどね。 【ダブルエイチ】さん [DVD(吹替)] 8点(2006-11-04 17:23:39) |