10.《ネタバレ》 とにかく、何から何まで「思わせぶり」なだけの作品。別にラストが曖昧だからダメとは言わないが、かといって、主人公はスタートの時点と比べて何も発見していないのだから、そもそも作品として成り立っていないと思う。他方で、主人公の(元?)妻と子供がどうのこうのという部分は、単に邪魔なだけ。 【Olias】さん [ブルーレイ(字幕)] 3点(2020-09-16 01:19:58) |
9.《ネタバレ》 飲みながらの鑑賞で後半はどうでもよくなりました。。。自宅鑑賞の場合はいつも飲みながらなので、、、結局はつまらなかったのかもしれません。テーマやプロットは良かった気がしますが、酔っ払ってしまって。。。 【kaaaz】さん [インターネット(字幕)] 6点(2016-02-27 00:32:02) |
8.《ネタバレ》 エイドリアン・ブロディかっこいいなぁ~、私立探偵役が似合ってるね。一本調子でどちらかと言えば大根気味なベン・アフレックなんだけど、この哀愁漂うヒーロー役を好演。今書いてて思ったけどこの人は善人役も悪人役のイメージも無い人で(じゃない?)いわばちょっと中途半端な役柄が多い気がする。やっぱり本人が脚本を選んでるんだろうか?そんな彼だからいまいち振り切れられないヒーロー役に思わず重ねて観てしまう…ちょっと考えすぎかな(笑)。なかなか描きにくい内容を上手くもって行った作品かとオモイマス 【Kaname】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2014-03-06 09:38:49) |
★7.《ネタバレ》 レンタル店の“ミステリー”にジャンル分けされていた今作。 もちろん、ハリウッドで実際に起こった俳優の自殺事件と、その真相を明らかにしようとするプロセスを描いている以上、そのジャンル分けは間違ってはいないと思う。
ただし、この映画の面白さは、謎が解明される顛末にあるわけではない。 往年のハリウッドのきらびやかさと、その裏に確実に広がっていた「闇」を、綿密なディディールの中で描いたところに、その醍醐味はあると思う。
ヒーロースターの死の謎を、しがない私立探偵が運命的に追い求める。 メイキングの中の言葉の通り、「人の人生を追うことで、自分の人生を見つめ直す」映画であると思う。
華やかな銀幕の世界の裏側に隠された深い闇。 それは必ずしも「犯罪」に直結するものばかりではなく、俳優をはじめとする映画に関わるすべての人間に確実に潜む“心の中の闇”であったのだと思う。
「光」は「闇」があるからこそ初めて成立する。その避けられない現実の皮肉を、ミステリーという娯楽性によって巧みに彩ってみせた作品だと思う。 【鉄腕麗人】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-01-25 10:58:36) |
6.うまくまとまってる作品。ダイアンレインはうまく役にマッチしていてこれからはこの路線でいったらどうだろう。ブロディも画面にいるだけで雰囲気出てた。 【オニール大佐】さん [DVD(字幕)] 6点(2008-07-20 13:31:53) |
|
5.《ネタバレ》 男の哀愁が漂う至極のノワール作品。過去と現在を交錯させる展開は、観づらいものがあるけど、ジョージ・リーブスの死という不幸な結末を最初に観客に示すことで、生前の元気で覇気あるジョージの姿が、不幸な結末との対比で一層物悲しいものにする作り方は、秀逸です。才能の限界や年齢から来る美貌の限界など、どうすることも出来ない挫折感や苦悩を抱える人物を、ベン・アフレック、ダイアン・レインの好演はもちろんだが、個人的には、エイドリアン・ブロディ扮する私立探偵ルイス・シモの生きざまに・・・(涙)。彼の置かれたクソのような境遇では、人に言っては笑われるか、相手にされない正義感を抱えながら、自らもクソの振りをし、その仮面をつけて生きている。女に別れを告げるシーンは、彼女の為というより、それまで彼女の浮気や自分の信念に目を背けて来た自分自身を捨て、信念に従って生きることを選んだシーンとして、大変印象深い。しかしその選択は遅すぎ、ある人間は死んでしまい、自殺した人間の周囲を騒がしただけで終わってしまう。彼の信念に従った行動は何の結果も生まず、すべては徒労であり無意味だったのだろうか??そうは思いたくない・・・彼の息子は、かつての仮面を付けた父親の言うことは聞かなくても、何かをやり抜いた彼の言うことなら耳を傾け、父親として尊敬し、認めるのではないだろうか?映画のラストでは語られてないが、語らずに観客に解釈を委ねるあたりは、ハリウッド的ではない心憎い演出であり、個人的にはこういう演出を見習って欲しいです。 【ペリエ】さん [DVD(字幕)] 9点(2008-06-01 23:59:49) |
4.なんとなく中途半端。ダイアン・レインがすごいおばあさんになって行ってびっくりしました。良い映画だろうけど、あの探偵とベン・アフレックの二人のキャスティング・ミスとしか思えません。 【さら】さん [DVD(字幕)] 5点(2008-05-19 11:32:12) |
3.《ネタバレ》 たぶんテレビのスーパーマンを見たことのある最後の世代です。子どもの頃は風呂敷をマントにしてよく飛んでたなあ。スーパーマンの俳優は自殺したんだよ、って話は子どもの間で流れていたが、あの当時はほかにも、ハリマオの俳優は象に踏み潰されて死んだんだよ、といった類似の噂もあり、一種の都市伝説と思ってた、けど本当だったんだ。どうしてもそういった懐かしさ抜きには見られない映画で、だから映画会社の陰謀話よりもスーパーマン俳優のやりきれなさのほうがグッとくる。白黒撮影用のくすんだコスチューム、実演ショーのヤレヤレ感(おまけに子どもに不死身かどうか試されそうになる)、一番哀切なのは『地上より永遠に』の試写会シーンか。飛躍したくても、もうスーパーマンの呪いから逃げられない(ちょうど撮影のとき吊っていたロープが切れるように)。ハリウッドでは中途半端な成功は、行き止まりと同じことなんだ。俳優同士の嫉妬や隙あらば脚を引っ張ろうというハリウッド社会、いや、そういう積極的な悪意だけでなく、ちょっとしたからかいなどがじわじわと一人の俳優の未来を塞いでいく恐さ、これに比べると陰謀話はかえって小さく思えた。一応亭主の嫉妬事件で、探偵と話はつなげてあるんだけど。 【なんのかんの】さん [DVD(字幕)] 6点(2008-05-14 12:20:49) |
2.よく出来た映画であるのは分かるのですが、僕には退屈でした。 【マリモ125cc】さん [DVD(字幕)] 5点(2008-03-18 09:48:00) |
1.《ネタバレ》 50年代ハリウッド映画界、及び創生期テレビ界の裏話ものとしては出色の出来。いつもは図体ばかりデカくて大味さが目立つベン・アフレック氏が、この悲運なスーパーマン役者とキャラクターが見事一致。本来なら頼もしいはずの広く大きな背中に大いなる哀愁を漂わせ、これは彼にとっては一世一代の名演なのでは?と思わせてくれる。特撮?に失敗しガックリと肩を落とした大きな背中を、真後ろから映したショットが全編の中では最も印象的。やはり役者は自分の丈に合った役どころに恵まれないとイカンって事やね。個人的には名作「地上より永遠に」(9点)の試写会の模様とかも出てきて、一層興味をそそられた。モンゴメリー・クリフトのそっくりさんとか安易に出してこなかったんで一安心。有閑夫人の老け役に堂々挑戦したダイアン・レインも好演。ダイアンは良い感じで年を重ねてるなあ・・・。スーパーマン役者の死の謎を探る、実質主役の私立探偵役エイドリアン・ブロディ氏はここでは何でか精彩があまりない。おそらく彼自身の抱えている問題と、スーパーマン役者の苦悩とを真相が明らかになるにつれリンクさせていく展開を狙っていたんだろうけど、アフレック=スーパーマン側に今回は完全に喰われてしまった感じ。 【放浪紳士チャーリー】さん [映画館(字幕)] 7点(2008-03-14 11:02:23) |