1.泣けるヒューマンドラマじゃない、都市伝説ホラーだ!
予告ではめっちゃ泣ける映画風の宣伝だったが、原作はホラー小説なんですね。
まあ、ホラーというのは嘘ですけど、全体的にサスペンスミステリーという感じで、ちょっと怖い部分もあってグイグイ引き込まれ、結構面白かった。
ただ、展開はかなり強引だった。
突然彼女が自分の事を忘れてしまって、それは“記憶屋“の仕業に違いないと決めつける主人公(山田涼介)が、幼なじみや弁護士などの力を得ながら都市伝説として有名な記憶屋を探して行くという内容なんだね。周りにやたら記憶屋の事を知ってる人が集まっているのはご都合主義の賜物だが、まだまだここでは言えないような強引さが潜んでいるので要注意だ。
ラストは無理矢理感動風に落とし込んでいるが…?これは観た人によって感想が分かれる所。
とにかく、芳根京子の広島弁が可愛いくて良かった。しかも、普段は標準語なのに幼なじみといる時だけ方言が出るというのがなんかいいよね。