16.どんな人でも他人には伝えられない苦しみや悲しみを背負っている。そして普通に生きている。そういう人たちがイタリア語講座をきっかけに、少しでも救われていっているんだな・・・。としみじみ出来る良い映画でした。ドグマ作品ということで、その良さと、どうしても他のドグマ作品に似通った雰囲気になってしまうという不利な点があったようにもありますが、とても面白かったです。しかし、宣伝はどうにかならんのかね。作品の主旨とあまりにもちがいすぎないか。 |
★15.《ネタバレ》 またタイトルに騙された・・・。この邦題つけた人に文句が言いたい。「幸せになるためのイタリア語講座」って言うよりこれはむしろ「幸せになるためのイタリア旅行」でしょう。あの講座の中で幸せそうなシーンなんかほとんど見てないし。よくあんなしゃべりの講師でみんな腹が立たないなと、自分は腹を立てながら観ていました。 理容師の母親なんか、娘にモルヒネを増やすように頼むときは「おまえは天使のようだよ。」とか言ってるくせに断られた途端、「このあばずれが!!」って、そりゃおまえだよ!!、とか突っ込みながらの鑑賞だったので正直気持ちいいもんではありませんでした。 でも一つだけすごく感動と言うか、感嘆したのが、最後のエンドクレジットの出し方です。初めてあんなエンドクレジット見ました!普通映画って画面下のほうからただズラズラと製作関係者の名前がひたすら単調に出てくるだけなのに、まさかこんなやり方があったとは・・・!エンドクレジットだけなら今までで最高の映画です(どんな評価だ、笑)。でもエンドクレジットって、その映画を観た人が心の中にジーンと感じる余韻を残してもらうための重要なものですよね。それだけに、他の映画ももっとこういうところでも頑張ってほしいと感じました。ストーリーも大事ですが、話が終わってエンドクレジット中に観客が帰ってしまうってやっぱりなにか寂しいですよね。ビデオだったらそこで即停止→巻き戻し→ビデオ屋へ、だし。この斬新さに2点入れたいと思います。でも話はダメ。 【TANTO】さん 2点(2005-02-18 23:07:36) |
14.ちょこっとだけ不幸せな日常にも、暖かい日の光がさすような、柔らかくほぐしてくれる瞬間は、何時かどこかに、ある。彼らには「イタリア語講座」だったが、私には…?うーん…この作品にはそういう「幸せになるためのヒント」めいた物を感じる。等身大の鷹揚ない展開に、物足りなさを感じるかもしれないが、人間臭く親近感があって非常にラブリーなキャラクター群。私も幸せに、なれるかな?(かわいくねぇよ)えへ! 【aksweet】さん 8点(2005-02-09 00:46:27) |
13.自分にはあまり合わない感じでした。リアルさは良かったと思いますが。 【kasumi】さん 4点(2005-01-16 18:47:58) |
12.これ以外に「しあわせな孤独」という映画も観てたので思ったんだが、デンマーク映画って手持ちカメラが主流なんだろうか(2作品しか観てないけど)。ただの欠金なだけかもしれないけど。ま、特に熱くもなく冷たくもなくちょうどいい温度な映画でした。イタリア語講座が幸せになるための手段だとしたら、私も幸せになるためにイタリア語講座を受けたいです。 |
11.うーんごめんなさい。あんまし幸せな気分は味わえなかったです。ちなみに聞いた話だと、ヨーロッパには日本のような「ラブホテル」みたいなのはないのだそうな。だからってみんながみんな、おそとが好きなわけではないのだろうけれど。 【ぐるぐる】さん 5点(2004-11-05 18:55:04) |
10.《ネタバレ》 淡々と進むストーリーのため途中睡魔がおそってきましたが、観終わったあと、とてもさわやかな気持ちになれます。配役が良い。みんなそれぞれ役にピッタリ。牧師さんも素敵だし、イタリア人のウェイトレスもとってもキュートでした。 【ぷっきぃ】さん 7点(2004-10-21 21:48:19) |
9.編集と言うか、画面の切り替わりが無茶苦茶大胆で、始めはイライラするけどそのうち慣れました。 あまりにも盛り上がり無く、時間ばかりが過ぎていく。いったいどうなるのかと思いましたが、 そこはヨーロッパ映画。まあ、盛り上がりもそこそこに映画は終わっていくんですが、 エピローグを迎えてじわじわじわじわと来ます。確かに「なんか幸せ」って感じ。 【ぱぴんぐ】さん 6点(2004-09-18 23:50:10) |
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8.《ネタバレ》 初見は映画館でしたが、2回目はDVD借りて観ました。素直に楽しめる作品だと思います。言葉のニュアンスが全くわからないのですが、カメラワークで結構理解できる。エンディングは日本のTV黎明期を思い起こさせますね。ジュリア役のイタリア人の女の子がとってもいいな。観終わった後ジワ~っと来ます。ただ、フィンとカーレンはどこでもやっちゃってるけどデンマーク国内事情ではアリなのかな? ここの書き込み見るまで“ドグマ手法”って知らなかったんですけど、確かに若いころ観てたら「酔った」かもしれない。観光バスや高速バスで酔いやすい人はご注意あれ。 【shintax】さん 8点(2004-09-12 14:28:07) |
7.《ネタバレ》 タイトルに魅かれて観た。兄弟だったのには少し感動した。TV好きの親父はいいキャラでした。エンドロールと音楽が暖かくていい。お気に入りシーンはイタリア娘にプロポーズして返事もらうとこ良かった。NGシーンは教壇上でのカラミ。なんか引けた |
6.《ネタバレ》 幸せになりました。みんな不器用、みんないい人。素直になろうと踏み出すみんなにジワジワ泣ける。美容院のやりとりがまた特にええねんわー・・「ひかりのまち」や「ラブ・アクチュアリ」がお好きで、画面揺れOKで地味な設定好きなおかたにはオススメ。ラブアクが苺ショート(と、どなたかおっしゃってましたね。このたとえ、借ります、すんませんです)なら、こちらは慣れない手つきで作ったおにぎり・・多少の手の雑菌が入ってるけどこれがメチャおいしいねん、床に落としたら食べんほうがええけどね。気分は9点ですが、三半規管が弱いので-1点。でもこんなん大好きやねん。 【かーすけ】さん 8点(2004-09-07 00:53:40) |
5.登場人物が割と等身大の悩みと格闘しながら生きている、ということに共感を持ったが、何というか「そこまで不器用なのはかえってわざとらしい」「そこまでキレやすい性格は逆に不自然」と言ったようにキャラの味付けがしょぼくなっているのが残念。あと、この講座に通ってもイタリア語は上達しなさそう。だって、人数が最低8人から / 参加している生徒のレベルはバラバラ / テキストや体系だった指導方針は無く、行き当たりばったりの授業...僕なら受講しません。 【マイケル】さん 5点(2004-07-09 10:44:18) |
4.デンマークおなじみのドグマ手法にて撮られた映画です。ということでスタンダードサイズの画面に映し出されるのは、手持ちカメラの揺れ、振り回されるカメラ、役者のクローズアップ。ただ長回しはなく、カットは頻繁に切り替わります。これをどう受け取るかですが、うーん・・・。感情が内面からにじみ出てくるようなリアリズムが狙いだと思いますが、ロケーションがラストのベニスぐらいで、後はレストラン、パーマ屋、パン屋、教会、病院、イタリア語口座の教室がほとんどで、これらのシーンをひたすら手持ちカメラでぶったぎられると、個人的には不快感が先立ってしまいました。いろいろと映画賞を獲得しているようですが、3組の男女が死を通して不器用ながらも少しずつ幸せへと終結していくという脚本優位の直線的ストーリィにおいて、ドグマ手法で撮られた映像が、どう素晴らしいのか・・・まだまだ勉強させていただきます。 【彦馬】さん 5点(2004-07-05 21:20:04) |
3.ちょっと眠くなったがいい映画。エンドロールがよい。ものすごく幸せになった。 【ガム】さん 7点(2004-06-07 01:14:29) |
2.《ネタバレ》 デンマーク版「ラブ・アクチュアリー」といった趣の恋愛群像劇。(でも現地での公開年はこっちの方が先)好みで言えば、私はこっちの方が断然好きです。物語はシンプルで実直でリアリティーがあり、登場人物全員が存在することに説得力がある。日常からちょっと逸脱した非日常。その時の高揚感は、やがて現実の自分自身をも豊かな気持ちにさせてくれる。これってドラマの原点だと思う。知名度が低い作品なのが残念。 【denny-jo】さん 8点(2004-05-20 22:00:25) (良:2票) |
1.《ネタバレ》 切ないです。イタリア娘との二人の恋愛はすごく爽やかでした。他のみんなは人生に疲れてる感じが抜群に出ていました。ドグマだか何だか知らないですが、さっぱりとした映画でした。 【kaneko】さん 8点(2004-03-06 01:53:33) |