7.そりゃあゼインは怒りますよ。
彼の気持ちに大いに納得、すごく共感します。
仲良しの妹は遠くに行かされてしまうし、学校へは行けないし、お腹は空いている。
ぐつぐつ、イライラ、いつも暗い顔のゼイン。
演技とは思えない、迫力ある姿に圧倒された。
ドキュメンタリーではなく撮影された作品だが、ゼイン少年も似たような境遇だとか。
作品ラストの笑顔も素敵だったし、公式サイトでこれからの人生を嬉しそうに語った姿、こちらもほっとした。
しかし、映画としては実話を織り交ぜたとしても浅いところあり、ファンタジーっぽい雰囲気は不要かもと感じた。
それでも、レバノンについて関心を持てた事、この作品に感謝している。
紛争や戦争が終結しますように、心から願っています。