153.《ネタバレ》 恐いです。一人暮らしの友人に片っ端から見せてやろうっと。小心のユニットバス使用者にとっては辛い。ヒュンヒュンヒュン。 【ラナ】さん 8点(2005-01-15 22:28:06) |
152.以前井筒監督が「オモロい映画はネタバレしてもオモロい」と言ってたけれど、つまりはそーゆーこと。ちなみにワタクシが一番ゾーッとしたのは有名なシャワーシーンでもラストシーンでもなく、マリオンが乗り換えた車の中で、自分がいなくなった後の人々の会話を想像するシーン。車の進行方向と彼女のアップが交互に映されるのだが、最後(「4万ドル全額取り返すぞ」という台詞が聞こえるとこ)のカットの彼女の表情、怖えーったらありゃしない。 【ぐるぐる】さん 8点(2005-01-12 20:24:29) |
151.《ネタバレ》 なにが怖いって、ノーマンが怖えぇ・・・あんな人と食事したら味しないって! 【ジマイマ】さん 7点(2005-01-04 21:31:28) |
150.このサイトに登録されているヒッチコック作品の中で、1番で評価が高いのでDVDを買って見てみました。が、ちょっと期待はずれ。たしかに当時は衝撃的な作品だったでしょう。でも、今の映画に慣れてしまった人間にとっては正直結構キツイです。例えば音響にしても、どうも古臭さを感じてしまう(少なくとも怖さは感じなかった)。ストーリーに関しても、テンポが悪いとまではいかないまでも、はじめの方はあまりよくないし、話の広がりもあまりない。殺し方も独特ではあるが、恐怖は感じない。オチに関してはしっくりとくる落ちではあるが、そんなに衝撃的ではない。何よりも全然怖くもナンともなかったってことが1番言いたいわけなんですが。名作名作と言われ、語り継がれている作品は、どうしても歴史的な価値と監督などのブランドが加算されて、過剰に美化され、過大評価されている傾向にあるなということをこの作品を見て思った(現代の感性、大衆文化に合わないなどという考え方も出来ますが)。まぁこの映画に関しては怖くはなかったが、決して"面白くなかった"というわけではないので、何も期待しないで見れば損をすることはないとは思いますが。でもレンタルで十分な感じでした。 【A.O.D】さん 5点(2004-12-10 17:23:54) (良:1票) |
149.《ネタバレ》 オープニングの二人の情事のシーンからは想像もつかない主役の交代。中盤からの展開を読ませないための構成なのですが、殺人鬼が主役の映画で殺される人間をただの被害者として描かずに十分に感情移入させといて殺すことでサスペンスで曖昧になりがちな殺人の本来のショッキングさを見事に再現している。排水溝に流れる血はモノクロなのにはっきりと赤い色が脳裏に焼き付く。女優のヌード厳禁が当たり前の当時のハリウッドにおいていかに裸を見せないシーンにするかという演出もかえって怖さを倍増させる。そしてなんと言ってもあの音楽!ヒャンヒャンヒャンってやつ。怖すぎます。公開前にはノーマンの母親役のオーデションのうわさを流すなどしていかにも母親が存在しているかのようにカモフラージュさせたらしい。個人的に私の嗜好にちょっとずれてるだけで、これぞ映像作家といえるヒッチの大傑作だと思います。 【R&A】さん 7点(2004-11-01 13:15:12) (良:2票) |
★148.タイトルに(1960)とかつけないでよ。 【みんな嫌い】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2004-10-25 10:56:52) (良:1票) |
147.退屈だった。歴史的に価値があることもわかるし、いろいろと素晴らしいところがあるのも皆さんのレビューを読んでわかったが、評価は変わらない。ただ、なんの予備知識もなく、リアルタイムで観ることのできた人たちがうらやましいとは思った。 【no one】さん 4点(2004-10-18 06:04:36) |
146.シャワーの最中に、ナイフでメッタ刺しにされるという設定は、裸で逃げ場がないと言う無防備この上ない状態なだけに、考えただけでゾッとします。痛さを伴った恐怖を感じるという点では抜きんでている場面でしょうね。「被害者」ジャネット・リーさんを紹介する時は必ず枕詞になるほどインパクト抜群のシーンです。本人である彼女がしばらくシャワーを使えなかったという話は説得力があります。何の前触れもなく、理由もなく突然襲われるという事も恐怖を増長させているようです。ちなみに、私は、夜中にシャンプーしていて、人の気配を感じて、ふと振り返ったりはしません。 【パセリセージ】さん 9点(2004-10-06 19:19:07) |
145.ジャネット・リー・・・が亡くなりました。あらためてサイコを見ました。前に見た時は、視聴覚的恐怖、心理的恐怖、そしてあのラストとよく出来ているなあ~、と感心したのを覚えています。今回気付いたことを少々。アップにしたり、パンしながらも中心に据えたりしていた4万ドル、その4万ドルを動機として犯人を推理する妹、恋人。そして第一殺人のシークェンスの後の金物屋のシーンの冒頭、客のおばさんが「人でも虫でも死は穏やかでなきゃね」と殺虫剤を見ながら話しています。サスペンスの中にも金銭への執着や殺すことの罪悪感の無さ、後者は鳥の剥製にも象徴されているかのようですが、どこか人間風刺を含んでいるようで痛快でした。娘たちに見守られながら眠るように亡くなったというリー、最期はきっと家族愛というシャワーを浴びていたのではないでしょうか。 【彦馬】さん 9点(2004-10-05 19:44:58) (良:3票) |
144.《ネタバレ》 さすがにオチは読めますけど、だからといって面白くないわけでもない。いやもう、怖いというよりはあんまり唐突に現れては殺して行く姿にちょっと笑ってしまったんですが(^^; 有名なシャワーのシーン、まさかヒロインが中盤で死ぬとは思ってなかったんで、そこは驚きました。 【あさしお太郎】さん 8点(2004-10-05 18:55:24) |
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143.展開の複雑さに凝り固まっている最近のサスペンスに慣れてしまってから観たためオチは想像ついちゃったんですが、本作が映画史に残した功績の大きさも想像つきました。登場人物のあせり、恐怖をリアルに観る側に伝える精神描写は秀逸です。音楽も非常に素晴らしい。タイトルバックから一気に映画に引き込まれてしまいました。さすがヒッチコックというべきでしょうか。 【えいざっく】さん 9点(2004-09-08 20:23:15) |
142.昔なんとなくヒマ潰しに観た映画だが、結構凄い映画。ラストは驚いたし、とても想像できませんわ。昔の映画だが、最近の映画に負けず劣らず出来の良いサスペンス映画。 【くうふく】さん 8点(2004-07-30 12:24:34) |
141.白黒の映像、カメラワーク、音楽、役者の演技、全てが緊張感を生み、画面に釘付けにする要素になっていた。人間の悪の面が丁寧に描かれていた。 【ボビー】さん 7点(2004-07-22 22:09:03) |
140.今でこそこの手の精神障害モノは古臭く感じられるが当時としてはかなり斬新。人間が一番恐れる事をズバッと突いてきた。 【ゆきむら】さん 9点(2004-07-15 18:44:54) |
139.オチがあまりにも有名で、そのオチを知ってて観ましたが十分に面白かったです。今や古典となった題材であり、オマージュされた作品もいっぱいあるので、目新しさは感じませんでした。でも、ムダに恐怖を煽る殺人や過剰な演出は皆無で、全てのシーンにセンスを感じます。 【カフカ】さん 6点(2004-06-28 23:19:58) |
138.オープニングの音楽からドキドキさせてくれます。ところで、あの警官は結局何がしたかったんでしょうかね?モーテルに着くまでの間にもサスペンスを作っちゃうぞ!ということなんでしょうか。 【デューク】さん 8点(2004-06-27 03:01:34) |
137.《ネタバレ》 アンソニー・パーキンスとアンソニー・ホプキンス、名前が似ているので時々間違えます。風貌は全然違うけどサイコキラーなハマリ役を持つという共通点もあるので。さて、本作の有名なシャワー惨殺シーンですが私はずっとラストシーンだと思っていたので、だいぶ序盤に出てきたのは驚きでした。ラストの母親の白骨死体や、こちらをじっと見つめるノーマンの姿の方が怖かったです。モノクロだからこそ怖いという意見には同感。2はカラーなので見比べるとその違いが歴然です。今となってはメジャーな精神異常犯罪をモノクロのうちに撮ってくれたことに感謝です。 【ピンク】さん 7点(2004-06-17 22:21:13) |
136.ラストの地下室でのベラ・マイルズのリアクションと 部屋に入ってきたパーキンスの表情が、脳裏に焼きついて離れません。 ヒッチコックは重要なシーンでの、ポイントとなる場面をピンポイントで 観客の脳裏に焼き付けるのがうまいと思います。 【しまうまん】さん 6点(2004-06-13 12:31:13) |
135.サスペンス界の王・長嶋。ザクッザクッザクッて、痛そ~。 【マックロウ】さん 9点(2004-06-09 14:38:44) |
134.《ネタバレ》 こないだ、再度DVDで観てみたが、やっぱり面白い。 変更前に書いた、私立探偵アーボガストが階段を登るときの緊迫感溢れる映し方や、サングラスの警官のドアップ、最後の地下室で照明を揺らすことによって骸骨に陰を持たせて不気味さを増幅させていたりという映像の超絶テクニックを再確認し大満足であったが、今回の再鑑賞では、脚本の技巧さも随所に感じられた。 脚本を作る際に工夫したと思われるポイントは“母親が実在することを如何に信じ込ませるか”という事だと推測できるのだが、私立探偵アーボガストはノーマンとの会話で、マリオンがノーマンの母親と会ったという事は一切出てきていないにもかかわらず、ライラとの電話では母親と会ったという彼なりの推理を展開しており、これがあたかも母親が実在しているかのような錯覚に観客を陥れることに成功している。また、ライラの「相手は病気の老人よ」や、サムの「事の次第は母親が知っているか」など、真相が明らかになる直前までこんな台詞が出てきており、保安官夫婦の証言など簡単に吹き飛んでしまうほど上手く誘導されるのだ。 他にも、多くの方々が書いてらっしゃるので言うまでもないが、4万ドルを持っての逃走から主人公が入れ替わり、連続殺人へと展開するストーリーの組み方や、バーナード・ハーマンの耳を引き裂くような音楽など、クラシック映画の醍醐味を存分に堪能できる一本である。文句ナシの10点! 【もっつぁれら】さん [DVD(字幕)] 10点(2004-06-04 14:38:12) (良:2票) |