44.《ネタバレ》 几帳面な夫がうつ病になってしまってから の夫婦の普段の生活が淡々と描かれているだけの映画であり 特に劇的なことが起きるわけでもないけど、ほのぼのとした コミカルな雰囲気が結構気に入りました。但し前半までは。 生活苦に直面してハルさんがようやくもらった仕事の為に 必死に漫画を描いている傍らで、ツレはいつもながらマイ ペースなツッコミをいれて、相手にされないと自殺未遂を 起こしてしまう辺りから、生きることはそんなに甘いもの ではない現実を見せられてしまうとファンタジーに浸る気分 にはなれませんでした。 ちなみにこの掲示板で夫をツレと呼ぶのに違和感を持った人 が多かったようですが、現代において日本語で夫や妻を呼ぶ のにふさわしい言葉は意外とありません。 中高年以下の人は連れ合いを内の夫とか家内とかは何となく 呼びにくく、かといってラブラブな時期を過ぎても名前で呼ぶ のも気恥ずかしいようです。 本人に向かってツレというのは確かに違和感はありますが、 第三者に対して内のツレというのは案外使いやすい言葉で はないかと思いました。 【キムリン】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2023-06-26 21:19:37) |
43.《ネタバレ》 一見ヘビーになりそうな内容を、ハートフルでユーモラスに描いてましたね。 いい塩梅だったと思います。 宮崎あおいと堺雅人も、この役柄としてはハマり役ったと思う。 【あろえりーな】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2023-05-12 17:28:21) |
42.《ネタバレ》 主題については否定するものではないものの、偽善の押し付けに少々消化不良だった。それにしても素晴らしい一軒家に住んでいて、見ている方もゆったりとした気分になる。 【★★★1/2】さん [CS・衛星(邦画)] 3点(2022-11-19 21:26:19) |
41.《ネタバレ》 私も数年前、通院までは行きませんでしたが、自己診断なので違うと言われたらそれまでですが、そうだったんだと思います。お風呂で独り言(マイナスなこと)を言っていて、毎朝やってた体重計の個人設定(ボタンを2つ押すだけ)が出来なくなって。今でもたまに、ストンと何も出来なくなります。ホント怖いですよね。 さてさて、鬱病と明るく付き合うこの映画、ハルさんがツレ(これが呼び名だった事にビックリ)を励まし、支える映画ですが、ツレが鬱になるまでの奥さんの無関心ぶりが、冷たいなぁって。背中が痛い腰が痛いって言ってるのに。ツレがこんなサインを出していたのに気づかなかった私という、敢えてそう言うふうに撮ったんだろうけどね。 ストレスのモト、部下のことなんも考えてないクソ部長。いい加減そうに見えて結構気遣いが出来る部下。常連クレーマー。会社の負担が一番の原因だろうけど、家庭の家事とかの分担度合いも、バランス悪いかな?って。日々ストレス過多なツレに対し、毎日ノンストレスなハルさん。サポートしたいツレの気持ちに、あそこまで甘えて良いものだろうか? 『鬱には野菜をいっぱい食べるのが良い』。私は逆に『お肉いっぱい食べると良い』って聞きました。 ライオンとか肉食動物は元気じゃないと餌取れないから、鬱になってる場合じゃない。ガツガツ食べる人は鬱にならないし、満腹感は鬱を吹き飛ばす。みたいな。今でも辛い時は、体重気にせず食べられないくらいのお肉を食べます。 会社を辞めてしまうのも、良く考えてからにしないと。会社の健康保険、福利厚生、休職制度。もしかしたらハルさん扶養かもしれない。自己都合と会社都合で得られる退職金の違い、失業手当を貰えるまでの期間などなど。 確かにクソみたいな上司だけど、会社員は無職の人では得られない優遇措置がたくさんある。そこを“依願退職”という、会社にとっても都合の良い辞め方を選んでしまうのは、ツレはそうしたにせよ、それはベストとは思えないことを、上手く伝えてほしかった。 クレーマー、最後の感謝は誰に?ツレ?ハルさん?手紙の高崎のはしご高を注意されたから、それで『あの会社の高崎さんか』って思ったのか?それも強引。 「恐縮だが、一言言わせて頂きたい」って会場で言うのも、それで自分があのクレーマーだって通じると思っている自意識過剰さだとしたら鼻につく。 結構厳しく書いてしまったけど、堺雅人の鬱演技は素晴らしかったし、宮崎あおいも“何もやってこなかった嫁”をよく演じていた。漫画原作だし、鬱の全部を描くのではなく、自分たちの実体験を、一つのケースとして描いた作品なので、『本当はこうすべきだろう』とか『もっと大変なはずだ』って評価もどうかと思うので、この映画を参考にするとかでなく、鬱に触れるキッカケとして、アリだと思います。 【K&K】さん [インターネット(邦画)] 5点(2022-10-10 11:36:11) |
★40.ツレの支えになる堺雅人を想像していたのでちょっとびっくり。幹夫が布団を被って泣いている姿に12年前の具合悪かった自分を思い出します。1年ほど苦しみましたが「映画」のお陰で医者にかかる事無く薬に頼ること無く回復出来、5年前の2度目の危機を救ってくれたのも「映画」で前回と違い家族に迷惑かける事無くすみました。堺雅人は良い役者さんです。 |
39.《ネタバレ》 他の方が書いてある通り、夫のことをツレと呼ぶのがおかしいが、 最低なのは、外(出版先)でも夫のことをツレと呼んでいたところ。 日記から絵が飛び出してきて、それをおっかけるハルとツレのシーンはファンタジーで一期に冷めました。 講演会での三上(梅沢)が礼をいったのかも謎 【へまち】さん [DVD(邦画)] 5点(2017-08-11 21:48:47) |
38.《ネタバレ》 素晴らしい映画化。泣けた。主役の二人は良いコンビだな。 ただ、(会社員時代のクレーマーの)「出来ないさん」(梅沢富美男)を最後に出したのはいかがなものか。 策におぼれたって感じ。 梅沢富美男と大杉漣の声がそっくりなのもどうかと思う。 それから、主役の夫婦の名前を変えてるのは何故? 【たかし】さん [インターネット(邦画)] 8点(2017-08-06 12:21:42) |
37.《ネタバレ》 わが仕事も鬱病が発病しやすい業種と言われ 実際に別支社に鬱病の方がいらっしゃいますので 全く関わりがない訳じゃないテーマだよなぁって思いながら見てました。 で、主演の堺雅人ですが 半沢直樹とは全く違う演技ができるのはさすがです。 気になるのは滑舌が良すぎるぐらいですかねぇ。 映画だからしょうがないですが にしても「ツレ」って呼び名は 第三者に伝える上で照れ隠し的に使うもので 旦那を「ツレ」と呼ぶ事について違和感が最後まで拭えませんでした。 想像部分だけ使えば良かったのに 全体的に重くしないよう意図的に構成されているので 鬱病教材としては軽めに鑑賞できて良いのですが 話自体は承がずーっと続いてぽっと結がきた感じの構成で 起伏があんまりないのでエンターテイメント性はあまりなく 映画的には可もなく不可もなくといった感じなんですが 主演二人の力が良かったですね。 しかし最後らへんの絵が具現化するのシーンと 梅沢富美男の最後の感謝は必要だったんだろうか。 |
36.よかったなあ。 タイトルがあまり好きではないので、それほど期待していなかったのですが、2時間ずっと泣き通しでした。こんなに泣いたのは久しぶり。 宮崎あおいって、やっぱりすごい女優だなあ、とあらためて感心させられました。うまいし、すごく魅力的です。 男なら誰でも「こんなお嫁さんがほしいなあ」と思うのでは? 堺雅人も、さすがです。 幹夫の会社の上司や部下、晴子の実家の両親なども、ちゃんと描かれていて、すべてがよかったですね。 「うつ病」の映画というよりも、ある「夫婦」の姿を描きながら「生きていく意味」を説いた物語といった感じ。 映像も美しく、カット割りも丁寧。バランスの良い作品だと思いました。 【コウモリ】さん [DVD(邦画)] 8点(2016-04-01 14:56:29) |
35.《ネタバレ》 うつ病がどんなものかわかってもらうには良いと思うが面白いかと言われると微妙だ。 2人の演技はとても自然でやはり上手な役者さんだなと思った。 梅沢富美男もうつ病だったんだろうか?本を作ってくれてありがとうってことはそうなんだろうな、とは思うのだが・・・ 【虎王】さん [DVD(邦画)] 6点(2015-07-26 22:33:09) |
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34.《ネタバレ》 宮崎あおいさん目当てでの鑑賞ですが、髪型が好きではなかったので、個人的には魅力が半減。うつについては色々な意見があるでしょうし、当事者となったことのない自分が語るのはよしておきましょう。支えあえる人と家族になれることはとても幸せなことだと思いました。 【いっちぃ】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2015-07-09 21:13:00) |
33.宮崎あおいの台詞で「うつ病になった原因ではなく、うつ病になった意味は何か?」というのがある。この台詞はうつ病だけでなく、もっと広い意味で捉えることができる。捉えることで前向きになれる。この映画で一番の拾いモノでした。それとこれはうつ病と向き合うというよりも、夫婦円満秘訣の映画ですねw あと梅沢富美男の件はちょっと強引すぎかな。なんであんなに感謝しているのかチンプンカンプンでした。 |
32.役者の力に助けられたような感じがしますね。 妻が見守る中で病状が徐々に快方に向かってきたという起伏のない話を淡々と演じていたと思います。 【東京ロッキー】さん [地上波(邦画)] 6点(2015-03-11 14:50:05) |
31.うつに関する啓発としては悪くはないかもしれないけど、特別なエピソードもなくエンターテインメント性はほぼ皆無、娯楽として観たい人にはお勧めしません。宮崎あおいの役どころは難しいと思いますが、見事に自然体の演技ができていて感心しました。 【mhiro】さん [DVD(邦画)] 5点(2015-03-08 21:43:42) |
30.うつ病に関する説明とその対処がうまく描かれており、ある種の啓蒙的作品になっているし、夫婦愛も嫌味なく表現されているのは2人の演技の力だろう。作中ではあまり主張していなかったが、2人の関係・夫婦の相互理解には宗教的な要因も大きいのかなという気はする。本作品では家族間での解決がメインであったが、実際には頼れる家族がいない人も多いだろうし、公的なサポートも必要なんだろうと思う。気をつけなければならないのは、会社を辞めてしまうのは明らかな間違いであるという事。まずは休職で様子を見るべき。ここはエンドロールでハッキリさせておくべきだろう。 |
29.《ネタバレ》 う~ん..ちょっと期待ハズレだったかな..だんなを、ツレって呼ぶのが、気になるし..エピソードは、大して面白くないし.. 独特の雰囲気というか、演出が、鼻に付くし..今も闘病中っていうのも..ハッピーエンド感がなくて..気が重くなる..コメディタッチでなかったのが、せめてもの救いだったかな... 【コナンが一番】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2015-02-14 12:47:49) |
28.作品の根本として、漫画をそのまま映画化したかったのか、そのような漫画を作成するに至った原作者自身が表現の対象なのか、その軸がはっきりしていないのが一番の問題。そして、前者であるとすれば、そういうただの乗っかり的な安直な姿勢は問われるべきであるし、後者であるとすれば、登場人物の内面は何も表現されていない。 【Olias】さん [CS・衛星(邦画)] 4点(2015-01-25 02:44:51) (良:1票) |
27.うつ病という病名は知っていても、その症状については知らないことだらけでした。この映画を通してそれを知ることができ、とても勉強になりました。それだけでなく、人間ドラマとしても非常によくできているのが、この映画の素晴らしい所だと思います。 【たけたん】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2015-01-21 07:51:51) |
26.この映画の宮崎あおいは良いな。年々うつ病は増加しているけど、確かに精神疾患全般に対しての知識ってまだまだ知られていない。この映画や原作はそんな意味でとても意義あるものだろう。 【noji】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2015-01-18 00:29:55) |
25.《ネタバレ》 ○うつがテーマの割にあっさりとした味付け。主演の二人の雰囲気作りも素晴らしい。○まるでうつ病の教科書のような作品。いろんな人物から説明をさせるシーンが挿入されている。○にしても奥さんとその家族が良くできた人たちだ。○一方ツレの家族が病気に理解を示さない兄貴しか登場しないのも少し気になった。両親が登場しない理由は説明しても良かったかも。○リアリティある演出の中、終盤のCGシーンは蛇足だった。 【TOSHI】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2015-01-17 10:27:51) |